
今のバイクは1999年型TW200です。
一時期、一世を風靡したストリート系御用達のバイク。
キムタクが乗り、さらに売り上げが伸びて街中TWだらけの時代があった。
そうです。あのTWに乗ってます。
ご存知の方はご存知でしょうが、本当はヤマハさん、
そんなコンセプトで作ったバイクじゃありません。
道なき道を走る、アドベンチャーバイクとして生まれたバイク。
にもかかわらず、当時は不人気で、絶版寸前のバイクでした。
その当時の私もTWのデキの良さを気にはしていましたが200ccという
中途半端な排気量でアンダーパワー、イマイチ買うに及ばないバイクかな?
という感じで時間が過ぎ去り、TWも絶版、と思いきやあのブレイクです。
その頃は、私も30代半ばを迎え結婚もし、スピードを競う気もなくなり、野山をお散歩できて荷物も積めて、できたら妻とタンデムできるバイクを買おうと物色中でした。
街中をいたる所でスカチューン(部品をみんな外して五月蝿く)して走り回っているバイクを尻目に、TW本来の性能に魅かれ、ついに購入したわけです。
途中、一人での林道走行中、熊に遭遇するのが怖かった為、音量と流行でマフラーをスパートラップに換えた事もありましたが、ご近所迷惑と思い、結局ノーマルに戻てしまいました。
しいて改良といえば前後のフェンダーに10cm位の泥除けを取り付けた事ぐらいでしょうか。
初めて乗った感想は、はい、確かにパワー無いです。
しかしそれは、中、大型バイクと比べたときの話で、普通に国道を車の流れに乗って走るには私にとって必要十分。
しかもオプションのキャリアの大きいこと!
妻を乗せてキャンプ道具一式積んでも楽にツーリング出来てしまいます。
その後、このTW200を駆ってあちこちに出没する事になるわけです。
