その他にも熊との思い出があるので書いてみます。

現場の川原、後日撮影
以前、会社の同僚と市内のはずれの川原に車を止め休んでいた時の事です。
そしたらその同僚が川縁の方を指差して、
同僚「あれ、熊じゃないですか?」
私 「・・・ん?」
同僚「熊ですよ。」
確かに熊っぽく見えますが明らかに違います。
私「こんな街に近い所に熊なんか出ないよ。木の切り株に黒いゴミ袋がからまって熊に見えるの!」
同僚「熊ですよ。熊!!」
私はどう見ても熊には見えませんので、車から降りて同僚の言う、熊?の方へ近づいて行きました。
すると同僚が「ワ〜ッ危ない!!」と叫ぶのです。
足を止めて周りを見渡し、私のすぐ横で視線が止まり、凍りつきました。
そこには大きな熊の死骸が横たわっているじゃないですか。
熊は、死んで間もないようで、確かに同僚が「危ない」と声をかけたのも分かります。
熊はチョット休んでいるようにしか見えないわけですから・・・
同僚は、あの木の切り株にからまったゴミ袋を指差していたのではなく、
もう少し手前の場所を指していたのです。
そして私は、それに全く気づかずにいた大ボケです。
私の視野のなんて狭いことか・・・
まさかこんな所に熊が出るはずが無いという思い込み・・・
我ながらホトホト呆れてしまいました。
生きた熊に出会うのはこれからも(会いたくないです)可能?ですが、
死んだ熊の死骸には、もう会うことは無いと思います。
この熊については後程、関係機関に連絡し処分して頂きました。