2006年07月04日

オオジシギ

オオジシギ

もう夏なのだが、春先にキャンプ時や野山で出会う鳥。

いや、出会うというより、凄まじいまでの羽音に驚かされる鳥なのです。

事典では「ズビヤク、ズビヤク 」と鳴くと書いていますが、
私には、そう聞こえてきません。 ビチュゥイ、ビチュゥイ?て感じかな?

この鳥、ビチュゥイ、ビチュゥイと鳴き続けながら、空高くどんどん高度を上げていきます。

そして一気に急降下、そのときの羽音がズザザザザザザザッー
野山が真っ暗になる時間になっても
急上昇ビチュゥイ、ビチュゥイ、急降下ズザザザザザザザッー

辺りが暗くなってしまうと何処にいるか分かりませんが、まるで直ぐそばにいるかのような轟音です。

ビチュゥイ、ビチュゥイ、ズザザザザザザザッー。
ビチュゥイ、ビチュゥイ、ズザザザザザザザッー。

キャンプへ行った時にも、テントに入って眠りにつくまでビチュゥイ、ビチュゥイ、ズザザザザザザザッー。

30cmにも満たない体で遥かオーストラリアから4000km飛んで来る、春の鳥。

環境の変化に弱い鳥ですが、私の行く野山には、まだ沢山います。

これからも、毎年渡って来る、オオジシギを見ていたいものです。
posted by 黒ウサギ at 07:43| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 野山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする