バイク乗りの定番ファッションと言えば、革ですね。
革ジャン、革パン、最近は少なくなりましたが革ツナギと
バイク=革って方程式があるくらいで、オンロードバイクに乗る方でしたら
必ず持っている(持ちたい)用品でしょう。
確かに転倒時、路面との摩擦による擦過傷を防ぎ、
走行時には風をシャットアウトしてくれる素材です。
その上、イケテナイただのオッサンでも「バイクに乗ってます」ってだけで
革パンを穿いていても奇異な眼で見られることがありません。(ホントかなぁ〜)
これを、日常、中年太りしたオヤジが穿いていたら「チョットなぁ〜」
と思われるのは必定。
そんな私も持ってます。革パンツ!
でも、私の場合少し用途が違っていて「痔対策」なんですね・・・これが!
二十歳ぐらいの時からずっと痔持ちの私でしたから
普通のGパンで走ると加減速する際にお尻がほんの僅かずれて
それが痔を刺激してだんだんと痛くなってきます。
距離としては200km走るのがやっとでしょうか。
痔持ちの方でなければこの痛みは分からないと思いますから、
参考までに私の場合どんな痛みかと言うと、
丁度、虫歯がジ〜ン、ジ〜ンと痛むあの感じ、
それがお尻の周りに来たと思うといいでしょう。
ところが、当時友人からモトクロスパンツを
頂いて穿いてみたところ、お尻がシートからズレず全く痛くありません。
(そのモトクロスパンツはナイロン製でお尻の辺りだけ革で出来ていました。)
それ以来、長距離ツーリングに行く度に革パン又はお尻の部分が革のモトパン等を穿いています。
それが、とうとう2年前痔の手術をし、その苦痛から開放されました。
これで革パン卒業!!と思い、Gパンで長距離を走って見ましたが、
痔は痛くならないにしろ、長距離だと、寒いんですよ。
今まで下半身は厚い革で覆われていて少しぐらいの寒さは平気
でしたから・・・
北海道はGパンで寒くなく走れるのは6月の中旬から9月の中旬ぐらいの
3ヶ月程、峠や北の地方だと更にその期間は短くなります。
この前のツーリングでも寒かった。
無風状態でバイクが時速50キロで走る時、ライダーに当たる風速は14mです。
止まっている時との体感温度差は約14℃。
走っている時に服装を合わせるのは当然ですから
やっぱり長距離はこれからも革パンのオッサンかな?
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