2006年07月31日

飛鳥U

休日は仕事となって何処にも出かけられず仕舞い。

夕方からDVDでも借りようと、ぶらりと出かけてみました。

フェリーターミナルの方から随分車が出て来ていたので
「何かあるのかな?」と野次馬根性で覗いてみる。

なるほど車が多い理由が分かりました。
港町埠頭に就航して間もない飛鳥Uが停泊している。
この船を見学に来ていたわけね。

一応、艦船ヲタクの私ですから、チョット言わせてもらいます。

最近の客船は本当に内装が素晴らしい。
下手な一流ホテル以上の豪華さで、一つの街が走ってるようなものです。

しかし・・・。
客室を豪華にしたあまりドンドン上に構造物が積み重なって
不恰好極まりないと思うのです。

昔の客船の方がずっと美しい。

複数の煙突に黒い船体、上部構造が白色、いわゆるタイタニック見たいな塗装ですね。
あのタイタニックの一番最後部の煙突はダミーです。
三本煙突では美しくないと言う理由で無理やり四本煙突にしていたそうです。
当時はそれ位、客船の美しさにこだわっていました。
ルシタニア / モレタニア
オリンピック / タイタニック / ブリタニック
アキタニア
インペラトール / ファーターラント / マジェスティック
どれも美しい客船ばかりでした。

横浜にある氷川丸、今は無き姉妹船の日枝丸、平安丸も美しい日本の船です。

もっとも、美しさの追求の為、救命ボートの定数を乗客の半分にし、
あのタイタニックの悲劇が生まれてしまいましたが・・・。

現在でもキュナード客船の新造船クイーンメリーUは美しいと思います。
やれば作れるのですから、これからも美しい客船を作って欲しいものです。

と言う訳で、借りてきたDVDは「海の上のピアニスト」

まだ見ていない方にはお勧めします。


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posted by 黒ウサギ at 09:33| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする