2006年09月20日

TWの泥除け

TWのリヤフェンダーを新しいものに換えました。

doroyoke.jpg

もちろん純正品などではなく☆イソーで買った100円のポリ板です。

ノーマルのままだと、泥撥ねがひどく、林道走行後リフレクターやテールランプがドロドロなのです。

一般道路に出る時には、一応バイクを停めてテールの汚れを落としますが、

やはり忘れる事もありますね。

ブレーキランプが後続車に見えずに追突されてはたまりませんから、

これからは、この泥除けが役立つ事でしょう。

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posted by 黒ウサギ at 07:43| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月21日

茂津多岬灯台

motutatoudai.jpg

河鹿の湯への帰り道に立ち寄ったのがこの茂津多岬灯台です。

何でも日本一高い所にある灯台だそうで、海抜282mって書いてありました。

高いところにあると言う事は、それだけ遠くまで光が届くはずですから良いんでしょうね。

どのくらいまで光が届くのかは、案内板に書いてありましたが忘れてしまいました。

それでチョット計算してみます。

ピタゴラスの定理を使えば大まかに解るはず・・・

地球の直径は12741.9`ですから半径は6370.95`ですね。

それに灯台の高さ0.282`を足すと6371.232`

6371.232を二乗すると40592597.197824

半径6370.95を二乗すると40589003.90

40592597.197824−40589003.90=3593.297824

光の届く距離は3593.297824の平方根なので約60`。

実際にネットで調べると43.5キロだそうですから、

ある程度の明るさがなければ到達した事にはならないのでしょう。

あくまでも机上の計算でしたね。

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posted by 黒ウサギ at 09:15| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

林道のゲート

ge-to.jpg

二昔前(20年)は林道にゲートが殆んどありませんでした。

今よりずっとあちらこちらの林道を走る事ができ、
現在通行止の石崎松前林道やトンガリチリチリ林道、姫川林道も走れました。
昔の林道にあるゲートは、「道路が決壊して走れない」為の設置が殆んどでしたが
今はかなり違います。

一般の人が山菜取りや遊山で山奥に入り、もし不幸にして事故にあった場合
その林道の管理者である自治体を訴えかねないからなのです。
野山に入ったら自己責任と言う事をすっかり忘れています。
いえ、そんな事すら考えていないのでしょう。

林道入り口にある「熊注意」の看板も、もしその看板が無くて山に入り、
熊の被害に会ったとしたら・・・これも訴えられかねませんから設置してるという部分も考えられます。

もう一つは、不法投棄です。
最近は何を捨てるのにもお金がかかりますから、不法投棄は後を絶ちません。
山にゴミを捨てると、これもまた処分料に人件費までかかってしまいます。
私が管理者でも、そんなお金をかけるぐらいならゲートを設置しようと考えますね。

これからもドンドン自分達で自分の首を絞め、野山を走りにくくしていくのでしょうか。

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2006年09月23日

黒ウサギ

私のハンドルネームである「黒ウサギ」

実はこれ、妻の同僚のお土産なのです。

何となくこの「ウサギさん」が私と気が合いまして(んなわけないか・・・)

いい年した「おっさん」にもかかわらず、このウサギさんを私のH.Nにしてしまいました。

このウサギさんは、パペットマペットになっていて動くんです。

usagi0.jpg

ご覧の通り。

殺風景な我が家でも「よねくら」や「黒ウサギ」さんのおかげで、なぜか癒される私です。

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posted by 黒ウサギ at 07:37| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

紅葉はまだでした

今日はいろいろと野暮用があってあまり出かけられませんでした。

午後から妻とほんの少しだけ紅葉の具合を見に行きましたが、まだですね。

sinnnakano.jpg

写真は新中野ダムです。

数本の木が赤いだけですが、あと数日もすれば色付いて来るでしょう。

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posted by 黒ウサギ at 16:56| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

山葡萄ワイン

そろそろ野山では山葡萄が採り頃、食べ頃になって来ました。
wain.jpg
今回は山葡萄ワインの作り方。

焼酎に山葡萄を入れて作るお酒ではなく、ブドウ自体を発酵させて作る自家製ワイン?の我流の製法です。
(ただし、アルコール濃度1パーセント以上は密造酒になりますから・・・)

まずは、本当に軽く水洗いをし、ゴミなどを取り除きブドウの房を枝からはずします。
この時注意するのはブドウの周りの白い粉みたいなのは酵母ですから落とさないように気を付ける事。

山葡萄は甘みが少ないので、発酵しにくいです。
ですから砂糖を適当に加えます。
(この糖分が分解されてアルコールになります)

実をつぶして容器に入れます。

20℃〜28℃ぐらいの暖かい所に置きます。
温度が低いと発酵しにくいと思います。発酵する事を考えて、
容器の上部は余裕を持たせます。(容量の70%位)

容器は、発酵時に出るガスが抜けるように軽く閉めてください。

数日すると、発酵のため、葡萄の皮が上がって来ます。
これを 1日2〜3回下に沈めながら混ぜます。
(これをしないと白カビが生えてしまい失敗です)

発酵が始まって1週間位でワインの味になって来ます。
発酵が不十分でワインの味がしないなら、もう少し置いてください。

発酵が終わったら、果汁のみを別の器に移して冷蔵庫で保存すると、
容器の中で分離が始まるはずです、
下の沈殿物を残して、上澄みだけを冷蔵庫で保存します。

作り方や温度、発酵の具合で何とも言えないのですが、
4週間から6週間で澄んだ透明なワインになるはず?です。

と、分かったような事を書きましたが、最初は失敗の連続でした。

ですから、砂糖の量や温度等は、これが一番良い加減だといえません。

いまだに、成功する事もあれば失敗もあります。

今年はどうでしょうね?


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posted by 黒ウサギ at 01:55| ☔| Comment(9) | TrackBack(0) | 野山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大船矢別ダム林道

先日行った林道ツーリングのご報告。

今回は大船松倉林道より矢別ダムへ抜ける林道です。

前回は蛾眉の町から矢別ダムへのコースでしたから、
つなげると赤川から蛾眉野町まで林道伝いに抜けられるという事になります。

待ち合わせ場所でモモンガさんと合流し出発。
大船林道と寅の沢林道との合流点までノンストップで行こうと思いましたが、
途中の松倉の滝をモモンガさんにご紹介しました。

r01.jpg

この滝は林道伝いに見る事が出来ますが、あまり知られていない滝です。

r1.jpg

大船林道と寅の沢林道合流点に到着

このまま松倉林道を500m程進むと右側に枝道があり、そこを右折します。

途中に分岐がありました。
以前は右だったと思い右折したのですが、激しく荒れています。
しかも途中で廃道状態・・・。

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私、この道は5年ぶりぐらいでしたので記憶があいまいになっていますね・・・。

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引き返すことにして分岐を直進します。
途中で小川を渡河したあたりから、道は安定してきています。

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と言うよりも乗用車での乗り入れも可能なほどの林道になっていますから、
安心して走れます。

道が良すぎてつまらないと言えばつまらないのですが・・・。

小休止した所から車の音が聞こえてきます。
ほんの数百メートル走るとそこは出口、矢別ダムのトンネル脇に出ます。

まだ時間もたっぷりあるので、少しこの林道を戻って三森山登山道林道コースから
大船林道へ戻るコースを走る事にします。

r7.jpg

三森山と書かれた道標が2箇所ありますがどちらへ進んでも同じです。
今回は、矢別トンネルからだと奥の方の入り口から入ります。

三森山登山口までの林道は素晴らしく安定しています。
1.5車線ほど確保されていますし、しっかり除草もされています。

途中で「ムムッ・・」獣の臭い(動物園ッぽい臭い)がしました。
熊さんが付近にいるみたいです・・・。

まあ、見てもいないわけだし、フンもありませんからそのまま進みます。

暫らく走ってまた分岐があります。

r9.jpg

どちらも松倉林道と書かれた道標が・・・
おそらく、左折すると大船林道中腹のクマの看板がある分岐に出るのでしょう・・・。

今回は直進する事にします。

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この道、少し前まで道は廃道に近かったのではないでしょうか?
道端の笹を綺麗に刈り取っていましたから走行可能ですが、
そうでなければ、激しいヤブ漕ぎ?もしくは、撤退でしょうね。

何しろ今でさえ刈り取られた笹が敷き詰められて路面が全く見えません。

一人だとかなり心細だろうなぁ〜。
今回は二人と言うことで難なくクリアー。

また分岐に出て左折します。

r11.jpg

右が作業林道、左が大船松倉林道の道標があります。

ヘアピンの下り坂の連続でドンドン高度を下げて行きます。

数キロ走ると大船松倉林道と合流しました。
出口は、大船林道と大船左股林道との分岐の1km程函館寄りの場所です。

スピードを出せませんから長い林道に感じました。

鬱蒼とした森の中なので、一人だとチョット寂しい・・・いや、怖いかも知れません。

 つづく

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posted by 黒ウサギ at 09:10| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 林道&ツーリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

駒見林道

さて、このままアヤメ湿原コースを通り赤川に戻ろうと思ったのですが、
モモンガさんに「駒見林道を今年はまだ走って無いのでそっちのコースにしませんか?」
と、お願いしたところ快諾して頂けましたので、今年初の駒見林道を走る事になりました。

r26.jpg

この林道は噴火湾から室蘭、はるか彼方には羊蹄山も見える絶景です。

北側には駒ケ岳も見えています。

駒見林道はこうでなくちゃいけません。

途中、常呂林道との分岐があります。
左折すると駒見林道、右折が常呂林道です。
常呂林道はずっと森の中を走る林道ですから、駒見林道ほどの絶景は楽しめませんが、
途中にある常呂ダム付近は良い渓流釣りポイントです。

だんだん林道が荒れてきました。
絶景ポイントも過ぎ鬱蒼とした森の中を進みます。

しかも高度が下がり、大沼側は除草もされておらず、0.3車線分ぐらいしかありません。

所々、ドングイ(イタドリ)で覆われています。
そんな道を3キロほど走ると、一気に道が良くなります。

暫らく走ると舗装道路に出て駒見林道も終わります。

r28.jpg

ここからの景色もかなり良く、モモンガさんも喜んでくれたようです。

案内役の私も少し安心しました。

何よりも無事で良かった。

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2006年09月27日

金花湯@

ついに行ける時が来ました。

函館から黒松内経由で走ること160km、島牧町泊地区に到着。

以前に行った高島旅館のそば、R229から千走川温泉を目指します。

kin1.jpg

約5キロ走ると千走川温泉、そして少し先にこのT字交差点があり、
右へ曲がれば賀老の滝そして左に曲がれば金花湯への進路。

金花湯への入り口にある最初のゲートまでの区間も舗装化が進んでいました。
そこから装備を点検して林道に入ります。

砂利道の始まるこのゲートを金花湯への起点としましょう。

 

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posted by 黒ウサギ at 10:49| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月28日

金花湯A

さて、いよいよ林道に突入したわけですが、まだまだ道路状況は良好です。

林道脇の笹や雑草も刈られており、砂利も小さめで走るのには何の問題もありません。

ここはもう、国道229から直線距離で約5km奥地、
今回はたった一人の上、はじめて入る林道ですから、
プーさんの逃げる時間を与えるようにゆっくりゆっくりと進みます。

それにしても、いったいこの緊張感は何なんでしょう。
複数で林道に入った場合とは「月とすっぽん」。
みんなでワイワイとオチャラケて走るのとは別物です。

頼れるのは自分だけなのですから・・・

緊張感を少しほぐすため、まだ1km程しか走っていないのですが、
チョット小休止しましょう。

kin2.jpg

あたりは静寂そのもの、小鳥の泣き声さえしません。
これから始まる嵐の前の静けさなのでしょうか。

起点より1.7km地点に分岐。

kin3.jpg

ここは当然右です。
いつもの林道走行もゆっくり走っていますが、今回はさらにスローペース。
曲がり角付近に近づくにつれて「プーさん」よけのためにホーンを鳴らしながら走ります。

起点より3.7km地点にゲートのある分岐。

kin4.jpg

直進します。

どうやら、林道脇の刈り払いもここまでのようですが、
道はしっかりとしていますから何の問題もありません。

起点より5.3km地点にゲート。

kin5.jpg

道の右側にゲートの残骸がありました。
通行止めの看板があるので分かりますが、看板が無ければ、
かっ飛びオフローダーなら気が付かないようなぐらいに壊れ、草木に埋もれています。

起点より5.4km地点に分岐。

kin6.jpg

ここです。ここが金花湯へ至る重要ポイント
ここを左折します。

間違って直進した場合は、
その先の三叉路に出たら左折すれば金花湯(小金井沢温泉)への道に至るはず。
しかし距離が長くなるそうです。(実際に走った事が無い)


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posted by 黒ウサギ at 12:40| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月29日

金花湯B

起点より5.4km地点を左折してから上り坂となりました。

今までも緩い登りでしたが、ここからは本格的な上り坂。
登り勾配は10〜15%以上でしょうか・・・。

プーさんの恐怖は相変わらずですが、
尾根伝いの道は景色を楽しみながら走る事ができます。

kin7.jpg

ここら辺から落石箇所が多くなります。
道の開けたところで少し休みましょう。

ここまでの所要時間約30分強。
普通なら20分で走る距離です・・・やっぱり怖いんでしょうね(汗)

起点より8.2km地点。

kin10.jpg

また分岐です。左の道は腐っていますから右でしょう。
なにやら標識が立っていたようですが・・・

kin11.jpg

林道は、さらに高度を上げて行きます。
「あれれ・・・」
前方に黄色いテープが見えて来ました。

kin12.jpg

林道が決壊しているではありませんか・・・

それでも0・7車線分は確保されているので、バイクなら通れますね。
黄色いテープを潜り抜けてさらに前進。

この決壊箇所は起点からの距離の記録をとっていませんでした・・・
おおよそ起点より9km地点ぐらいでしょうか・・・

200mほど走ると同じような決壊箇所がまた現れます。
林道もかなりガレて来ましたし、カモイ岳の峠も終わり下り坂になって来たので、
安全の為さらにスローペースで走行。

所々、道が小川のようになった所があり、林道の砂利も握りこぶし大になって
注意していてもフロントタイヤが暴れます。
林道脇から生えるイタドリが私にビシバシと何度も当ってきました。
ただしこれは、これから始まる激藪の序曲にしか過ぎなかった事をまだ私は知りません。

起点より11.6km地点。

kin13.jpg

右側より鋭角に林道が合流。

後で判明する事なのですが、実はこの右からの分岐こそが、
起点より5.4km地点の分岐を直進してしまった場合、
途中の三叉路を左に進めばここへ出るルート。

つまり、黄色いテープの決壊箇所を通れない四輪車の唯一の迂回ルートです。

林道は右手の名も無い沢に沿って伸びています。

数百メートル走ると一立方メートル程の落石。

kin14.jpg

四輪車はここまででしょうか?

バイクを停めて見てみましたが、「う〜ん」右側は沢ですから無理。
左側はイタドリや20cm位の石をどけてやればジムニークラスなら何とかなるか???

難しいところです。

この先から四輪車が走れないためか、
道がダブルトラックから、シングルトラックに変わり、ご覧の有様。

kin15.jpg

ずっとこんな感じ。

ネットで検索して道路状況を調べていましたが、
まさかこれほど風化しているとは思ってもいませんでした。

これはもう登山道レベルの道です。

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posted by 黒ウサギ at 08:12| ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金花湯C

途中何箇所か落石があり、避けながら進みます。

林道もイタドリに隠されて先が見えず、
いきなり林道脇が決壊している場所が目に飛び込んできますから要注意。

道を間違えたのかという恐れ、
そしてプーさん対策でバイクのホーンを鳴らさずにはいられません。

それは・・・突然、私の目に飛び込んできました。

起点より13.3km地点。

kin16.jpg

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コイの口橋です。

これで道が荒れていようが金花湯(小金井沢温泉)へ着実に近づいている事を確信。

さらに走る事1.3km

起点より14.6km地点。

kin18.jpg

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泊川大橋。

かなり川から高い位置にある橋です。
「橋・・・大丈夫・・・かな?」と少し不安がよぎりますね。

kin20.jpg

下に見える川は尺イワナがいそうですが、
こんな場所に釣りに来る人はいないでしょう。

確かこの川?禁漁河川じゃなかったかな?
とは言え、ここで釣りをしたところで、誰も注意する人はいないでしょうね。

注意するとしたら、黒い毛皮を着た山の住人でしょうか(笑)

15.3km地点。

kin21.jpg

kin22.jpg

とうとう最後の橋「小金井沢橋」に到着。

橋の名前が書かれた名板が雑草に隠されて「金井沢橋」・・・
いえ「小金井沢橋」です。

いよいよ金花湯近し・・・

起点より16.4km地点。

kin23.jpg

緩い下りを降りていくとついに来ました。

大岩の上に松が生えている場所。
通称「森の岩松」もしくは「バカ殿岩」
高さ4〜5mある、かなりデカイ岩です。

「フ〜ッやっとここまで来たか・・・」

しばし「バカ殿岩」を観察しながら小休止しましょう。

そして金花湯へは「バカ殿岩」ここを左折するのが正解。

金花湯はもうすぐ・・・頑張ろう!


今までは森の中と言えども右側には沢があったり、
尾根伝いだったりと少しは明るい場所が現れていましたが、
「バカ殿岩」を左折してから様子が一変します。

真っ暗な森の中、しかも道は所々小川となりグチャグチャ。
今まで以上にマディな悪路にいささか疲れが出てきました。

そんな状況に更なる追い討ちが待ち構えていようとは・・・

倒木で道が完全に塞がれているのです。

kin24.jpg

今までも幾つか倒木を避けて来ましたが、ここは決定的!

バイクを降りて倒木を引っ張ってもビクともしません。
さて、いよいよノコギリの出番と相成ります。

小さい枝は3cm大きい枝は10cmぐらいまで片っ端からメッタ切り。
施工完了まで費やした時間は約15分・・・「疲れた・・・」

kin25.jpg

これで何とか抜けられます。

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posted by 黒ウサギ at 12:32| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

金花湯D

※注 ここからは画像が少なくなります。
   ハードな道のために写真を撮る余裕がありませんでした。
   ご了承下さい。 


そこから数百メートル走ると「えっ!」

道が小さく決壊しています。

長さ3m、深さ1mぐらいでV字形にえぐられているのです。
バイクで下るとV字の真ん中に一度突き刺さる感じになりそこからまた登りますが・・・

登れません・・・。

V字の下がぬかるみ、握りこぶし大の石を後輪で激しく飛ばすだけでした。
足付き性の良いTWで良かった・・・。

さもなくば転倒です。

バイクを片手で支えながら石をどかして少しバックさせてから、
一気に登ります。

「帰りはどうなるんだろう?」

まずは前進しましょう(汗)

また倒木があります。

これもノコギリで切断して行きます。

実に「バカ殿岩」を左折してから3回もノコギリの出番があり、
「歩いた方が早いんじゃない?」ってペースになってます。

いささか疲れが溜まってきました。

暗い林道、激藪、プーさん、私の精神力が持つんでしょうか・・・。

いやいや、持たせましょう。

金花湯はもう目の前なのですから・・・。

ちなみに今回はプーさんの落し物等々には一切触れていません。
こんな山奥です。いて当たり前、落し物があって当たり前です。

起点より丁度20km地点。

とうとう本格的な道路決壊箇所に辿り着きました。

少し前までは、ここまで自動車で来られた場所です。
今は無理でしょう・・・。

いや、来られるとしても、私以上にノコギリやスコップなどを使って
道路の再建をしながら走ることになるはず。
それぐらいなら、歩いた方が早いと思われます。

kin26.jpg

確かに見事な決壊。

画像では分かりづらいと思いますが、フレーム左上が林道で、
フレーム右側の真ん中辺りまでの傾斜で決壊しています。

下見しましたが、TWなら難なく登る事が可能です。

それより、手前の決壊箇所の一番下に降りる道が30cm程しかありません。
降りるのは良いですが、帰り道は登りなわけで、
幅30cmの道を登るのに失敗して右側(帰り道から見て)に落ちれば
5m程の谷へ真っ逆さまです。

まずは帰りのことを考えて、よ〜く下見をしましょう。

「何のためにバカみたいに太い後輪をTWは履いているんだい?
こんな道を走るためじゃなかったの?」

確かにそうです。

しかし、無茶はいけません。
ここは人里から20km以上の山の中。

何かあっても誰も助けてはくれないのですから・・・

さらに下見を繰り返します。

「大丈夫!行けます」

実際に崩落箇所に下りて、また登るのに数十秒しかかりませんでした。

良かった!

崩落箇所を過ぎると更に道は荒れてきました。

道幅も踏み分け程度しかない所が沢山あります。

kin36.jpg

20代の頃ならトライアル車で友人らと、こんな所ばかり走っていましたが、
今はそうは行きません。体が言う事をきかなくなっています。

また、また、倒木。

「ゲッ!」アオダモの木です。

この木は硬いんですよ。
野球のバットの材料なんかに使われる木ですから、ノコギリで切りたくないなぁ〜。

どこか迂回路ないかな?って・・・ある訳ないか・・・

仕方ない・・・またノコギリ出動です。

「硬い・・・ぜぇぜぇ・・・ぜぇぜぇ・・・」

何とか施工完了。

さらに進みます。

もうここら辺は倒木だらけですね。
切りたくないので、少しぐらい体に当ってもお構いなし、
手で払いのけながら進んで行きました。

崩落地点から0・8km程でやっと小金井沢到着!!

ゴールは目前です。

kin27.jpg

あとは渡河すれば金花湯到着。

さて、バイクはどうしようかな?

一応、バイクで金花湯まで辿り着くつもりでしたから、一旦バイクを降りて下見します。

大丈夫そうです。

降りるには降りられますし、渡河も楽勝そうですが、
その先はどうなってるんでしょうか・・・。
少し見てみましょう。

案の定、激藪。

バイクで走る労力よりも、徒歩の労力の方が断然楽なようです。
コストパフォーマンス?を考えれば、これは徒歩でしょうね。

と言うわけで、ここにバイクを置いて歩いて行きます。

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posted by 黒ウサギ at 08:35| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする