2006年10月02日

金花湯7

私がここへ来た証拠として今回「黒ウサギ」さんを連れて来ちゃいました。(笑)
記念に一枚撮っておきましょう。

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さぁ〜帰ります。 

小金井沢を渡河しバイクに戻りました。
バイクのキーは刺しっぱなし・・・誰も盗む筈ありませんからね。

ここからまたグチャグチャ道の上り坂です。

「行きは良い良い帰りは怖い」ってな事にならない様に来た時以上に慎重に走りましょう。
グチャグチャ、ドロドロの道を走り、やっと大きな崩落地点まで戻りました。

崩落箇所を下ります。

クリアしました。

問題は次です。

右側が崖でバイクの走る部分が30cmしかありません。
行きに下見した通り慎重にバイクの位置を決めて一気に登ります。
これまたクリア!思っていた以上の上出来。

後はV字崩落地点が最終難関でしょう。

数々のトライアルポイント?を過ぎてV字崩落へ辿り着きました。

まずは下り。ここまでは大丈夫。
さて登りにかかりますが・・・登れません・・・
激しく後輪が土を掻きむしるだけです。

ドロドロになった土はいくら太いTWのリアタイヤといえどもビクともしません。
トラクションを与えてはくれないようです。

何度か挑戦しましたがダメ。
少しバイクの前後の石をどけて、バイクを後退させてから再チャレンジします。

今度はクリアしました。

「・・・また疲れた・・・」
来た時同様、暗い林道に脅えホーンを鳴らしながら何とか「バカ殿岩」到着。

ここまで来たらシメタものです。

「バカ殿岩」から金花湯までの約3.5kmの道のりより、
ここから起点までの道のりの方が遥かに走りやすいのです。
楽な廃道もしくはハードな林道レベルなのではないでしょうか。

走行難易度としては6:4と言う感じかな?
もちろん金花湯側が6です。

「バカ殿岩」も見納めと思い、しばし休息。

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やはり帰りは行きと違い少しペースが速くなりますが、
プーさん対策のために出来るだけゆっくりと走りましょう。

橋を三つ超えて、大きな落石現場を過ぎると道はただのガレ場程度に回復してきます。
そしてテープを張った崩落箇所を過ぎる頃になると、林道レベルです。
行きの重要左折ポイントを今度は右折して起点までまっしぐら・・・

ゲートのある起点に到着。

無事生還。 

あとは函館までのここから約170kmの道のりをツーリングするだけです。
一般道は一般道で危険ですから、気を引き締めて帰路につきましょう。

17:30無事帰宅、これにて金花湯入湯ツーリング終了。


予想通りの素晴らしい秘湯でした。
惜しむらくは、後半の林道が廃道状態になっており、四輪車で来る方々は、
林道を10km以上歩かなければ辿り着けなくなってしまっている事でしょうか。

(ヒグマ様のコメントより, 神威山の迂回ルートは沢に林道が流されてしまっています。
四輪どころかたぶんバイクでも通れません。)


金花湯は、これまで以上に秘湯になりつつあるようです。



☆特別付録ボツ写真集☆
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林道前半、普通にガレているだけの場所

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林道左側が崩落

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落石地点

005.jpg
落石地点を過ぎると道はこんな感じ

111.jpg
コイの口橋、後ろの林道の幅を見てください。

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金花湯、ひょうたん湯船

007.jpg
金花湯、小さい湯船


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posted by 黒ウサギ at 00:09| ☔| Comment(17) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする