栗拾いの最中、たくさんの雪虫が、
白い綿のような「ふわふわ」を付けて雪のように飛び回っていました。
雪虫が飛ぶようになると、そろそろ初雪が近い事を知らせてくれます。
本名は、トドノネオオワタムシ。
大きさは、4〜5ミリくらい、アブラムシの一種です。
アブラムシが植物の樹液を吸って生きるように、トドノネオオワタムシ(雪虫)は、
春と秋とで寄生する植物を変えながら樹液を吸っています。
春にヤチダモ類の葉の裏で生活して、夏にはトドマツの根の地下で暮らします。
晩秋になると、一斉に春に寄生していた植物へと移る時の白い雪のような姿を見て、
北海道人は「雪虫」と呼びます。
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