日本海側を江差から積丹半島にかけて走ると
あちらこちらに奇岩が見られます。
この岩もその一つ「親子熊岩」
側にある看板を読むと、
《大昔、この血に天変地異をもたらす大嵐があり、
生物の存在をおびやかし、
自然の猛威は飢餓という試練を与えた。
この頃、山奥に親子の熊が棲んでいたが
飢えをうったえる子熊を連れて海岸に辿り着いた。
親熊は海岸に群れる小蟹を見つけて食べさせていた。
子熊も親のしぐさを真似て小蟹を追ったが、
一瞬のうちに岩をすべり海の中へ・・・・・・
親熊は夢中で溺れる子熊を助けるために手を伸ばすが
ぬれた岩に足をとられ、無残にも海へ・・・・・・
一部始終を見ていた海の神様は、
子を思う親の愛の深さに心をうたれ、
溺れる親子熊を救いあげ、
愛の姿をそのまま岩に変身させたのだった。》
小さな岩は、確かに親熊に戯れる小熊に見えますね。
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