2006年11月20日

海岸瀑

昨日は函館市(旧南茅部町)の国道278号線沿い。
銚子トンネルと滝の沢トンネルの間から見える海岸爆「古部の滝」を見てきました。
両トンネルはロックシェードで繋がれていて、
一本のトンネルのように感じます。

トンネルのつなぎ目に車を2.3台停められそうな路肩スペースに停めて、
見てみました。

222.jpg

川が海岸線の断崖から海に落下するものは、
 知床の「カムイワッカの滝」などがありますが、
ここはあまり知られていませんね。

落差は50mはあろうかという大きな滝ですが、
なにせ国道のトンネル脇ですから、訪れる人は殆んどいないみたいです。

何だかもったいないですね。


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posted by 黒ウサギ at 08:00| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 野山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

函館港のソイ釣り

ここは函館港内、万代埠頭から少し浅野町寄りにある古い防波堤です。

233.jpg

画像では防波堤が切れているでしょう。
そうなんです。
手前の岸壁の改修工事のために古い防波堤が切られています。

2年程前にはソイ釣りはもっぱらここばかりでした。

我が家から歩いても行ける距離だし、何しろ良く釣れました。

夕方から9時ぐらいにかけて20匹以上釣れる日もあったぐらいです。

型は少し小さめですが、坊主よりは良いですし、
たまにアブラコ(アイナメ)の40cmオーバーも釣れていました。

岸壁からブラーでも遠投して、ここでの釣りを再開してみようかな?

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posted by 黒ウサギ at 00:17| ☀| Comment(13) | TrackBack(0) | 釣り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

もう冬の星空です

夜遅くに仕事から帰って、我が家の玄関から上を見上げると

もうオリオン座が南中しています。

orion.jpg

つい先日までは、夏の星座の白鳥座や琴座、そして鷲座を結ぶ
夏の大三角形が見えていたんですけどねぇ〜。

今はもう、冬の大三角形になっています。

銀河系の中の一員である太陽系の位置は、中心から少しずれていて、

夏7:3冬、程度の割合で銀河(天の川の星の数)を見られたはずです。

ですから、夏の方が断然星が綺麗と思いきや、そうでもありません。

冷え切った空気は陽炎を起しませんから、冬は冬で素敵に見えます。


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posted by 黒ウサギ at 01:40| ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月23日

思い出の八雲鉱山

北海道渡島半島にある八雲町、私が幼い頃過ごした場所です。

その八雲町の山奥にある、鉛川温泉。

今は「おぼこ荘」や「小牧荘」で知られている温泉があります。

当時はタカミ温泉とも言って『掘っ立て小屋』の温泉があり、タダで入れたんです。

今ここへ来る人と言えば、温泉客や釣り人、そして雄鉾(おぼこ)岳に登る登山者でしょうか。

そして、その奥には今は無き「八雲鉱山」がありました。

八雲鉱山は江戸時代から鉛、亜鉛、マンガン、金などの採掘をしており、
江戸時代には日本で初めて火薬(発破)を使って鉱石を採集していた
という記録が残っている程の歴史ある鉱山です。

kouzan.jpg

ちゃんと小中学校もあり、小さな集落になっていて
ここへ遊びに行くと何人かのお友達とよく遊びました。

当時は魚釣りや鉱山のズリ山(鉱山から排出された土砂の山)のそばの石を叩いて、
中から水晶や綺麗な石を採ったりして楽しんだものです。

今でもしっかり採れますよ。

kouzan1.jpg

こんな川原に落ちている、黒い丸みを帯びた石がそれです。

叩いて割ると何が出るかお楽しみ・・・。

そして何といっても、親には内緒でお友達と鉱山から鉛川の上流へ探検に行ったのが最高の思い出です。

今にして思えば、沢伝いに歩いた距離は、ほんの1km程でしょうか。

幕末に五稜郭の榎本軍に接収されないようにするために、
『鉛川の砂金堀師たちが、砂金をこの辺りに隠して今も発見されていない』という伝説があり、
その砂金を見つけ出そうと言う探検行だったのです。

当然見つけられるはずも無く無駄足・・・

しかし、私達は鉛川の上流部にある山美湖という人造湖に辿り着き、
綺麗な花が咲き乱れる湖畔で虫採りをしたのを覚えています。

そして、その先の鉛川最上流部を探検し引き返してきました。

そんな探検をして帰った私達に待ち構えていたものは、
もちろん『ゲンコツ』や『往復ビンタ』でしたね・・・

もう、40年近く山美湖にご無沙汰していますが、
そばにはマンガン山(本当の名前は知りません)、川を遡ると鉱山のヘンテコな橋、
土管やコンクリートの構造物があったりと、公園の遊園地さながらに楽しんだものです。

何だか思い出すと、また行って見たくなりました。


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2006年11月24日

函館山の裏側

前にも述べたが私は艦船ヲタクです。

それで、海から見た寒川の画像ないかな?って、探してみたのがこれ。

a11.jpg

DE(護衛艦)の説明は今回どうでもいいとして、

その護衛艦の艦首にある76ミリ砲の上辺りが穴間の洞窟付近。

そして艦尾の2番煙突辺りが寒川。

艦船ヲタとしての資料画像ですが、たまには役に立つもんです。


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2006年11月26日

プーさんの足跡

まだ野山は完全に雪に覆われていませんから、

山で毎日仕事をしている人は車で現場まで行っています。

山仕事をしている私の知人が林道伝いに約1kmに渡って見つけたものがこれ。

moraimono.jpg

車と一緒にプーさんの足跡がずっと続いていたそうです。

人間が分からないだけで、夏場だって同じ状況があるのでしょうが、

雪があると足跡が残ります。

知人曰く、「早く寝てくれないかな〜」だって。

痛いほど良く分かる言葉でした。


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2006年11月27日

八雲鉱山その2

八雲鉱山に数年ぶりに行ってきました。

午前中は野暮用があって出かけられず、
2時近くになって妻と何となくドライブに出かけるつもりで我が家を出発。

別に八雲鉱山へ行くつもりはさらさら無かったんですが、
ドライブ中、妻に「昔は八雲鉱山で水晶が採れてた」って話したら
「八雲鉱山に行ってみたい」と言い出して、急遽八雲へ向けて進路変更です。

出発が2時過ぎですから時間が殆んどありません。
冬至も近く4時半には暗くなりますからね。

国道5号線から277号線を走り4時近くになって、おぼこ荘に到着。

さらにその先の林道を走るとコンクリート製のこんな橋が出てきます。

ya1.jpg

ここはもう八雲鉱山です。             つづく

                        

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posted by 黒ウサギ at 01:09| ⛄| Comment(0) | TrackBack(0) | 野山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

八雲鉱山その3

さて、この橋を渡って奥へ行くのは30数年ぶりです。

おぼこ荘までなら、たまに入浴や釣りにに行く事もありますが、

はたして景色はどうなってるのかな?

橋を渡ればすぐに鉱山跡が見えるはずなんですけど・・・

あっ、これです。

鉱山の坑口が見えています。

ya4.jpg

この辺りにズリ山があるはずなんですが、

見あたりません。

妻に水晶が採れるなんて言った手前何とか探さないと・・・

本音を言えば、日暮れまで30分程しかないので
見つけられる自信は殆んどないんですけどね。

                       つづく

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posted by 黒ウサギ at 08:27| ⛄| Comment(0) | TrackBack(0) | 野山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月29日

八雲鉱山その4

ズリ山が見つからないので、坑口から少し奥へ林道を進んでみます。

すっかり道が整備されてしまって昔の面影が全くありません。

ya6.jpg

こんな砂防ダムみたいな物まで出来てしまっています。

乗用車ではあまり奥には入れないほどアップダウンが連続していますし、

日暮れまであまり時間が無いので、引き返してみると

何となく見覚えがあるような風景が・・・

ya5.jpg

ここら辺がズリ山跡だった気がしますので、車から降りて探してみます。

水晶は無理だとしても、マンガン鉱石の黒い石だけでも無いもんかな?

当時だって20個の石を割っても一個あるかどうかでしたから、

そうそう水晶は無いんです。

まぐれで砂金が見つかる事が稀にありましたが・・・

ya2.jpg

おぼこ岳がだんだんと暗くなって行きます。

早く探しましょう・・・

平らになってはいるものの確かに、ここはズリ山の跡みたいです。

何個かの黒い石を見つけて割ってみます。

ありました。

マンガン鉱石です。

ya7.jpg

ピンク色しているのはマンガンが酸素と反応して酸化皮膜を作っているためです。

辺りが暗くなって来たので、今回はこれにて終了。

マンガン鉱石は今もズリ山や川原で見つけることが出来ましたから、

来春にでも山見湖を見て、その後ゆっくりと水晶やマンガン探しをする事にして家路につきました。

                      
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2006年11月30日

巨大ニジマスの釣れる川

今日も八雲町ネタですが我慢して下さい。

国道5号線八雲バイパスを通り遊楽部川を過ぎて少し走り八雲郊外へ出ると

右手に『ドライブインゆうらっぷ』が見えてきます。

ryokuun.jpg

そこから5号線沿いにほんの少し走ると、小さな小さな橋があります。

普通は誰もが見落とすような小さな橋ですから注意して見ましょう。

ryokuun2.jpg

この橋の名前は『緑雲橋』

その右手には旧『緑雲橋』が見えますから、

どこか車の停められそうな場所を探して停めてみましょう。

『緑雲橋』の下は何の変哲も無い、幅3m程の少し茶色に濁った川です。

ryokuun1.jpg

国道脇ですから、車の往来が激しく
まさかこんな場所で釣りが出来るとは誰も思わないでしょうね。

釣り人は日曜日でもいない筈です。

ここにはよく来ました。

5月になると1メートルはあろうかという巨大なニジマスが遡上してくるんですよ。

スチールヘッドって言うんでしょうか?

そのニジマスは、すぐそばの河口から干潮時に姿を現します。

私はこの場所で2度程、巨大ニジマスを釣り上げていますが、

実に大変な釣りでした。

ニジマスに混ざってウグイの数が凄まじいんですよ。

ニジマス一匹にウグイが50匹はいるはずですから、

常に100匹以上のウグイが泳いでいます。

ウグイの入れ食い状態の末にやっと一匹のニジマスを釣るといった感じです。

あまり殺生はしたくありませんから大きなバケツを用意して、

釣り上げたウグイを片っ端からそのバケツの中に入れていきます。

しばらく頑張れば釣れる筈ですが、ウグイ釣りに嫌気がさして諦めた事も何度かありました。

渓流釣りの醍醐味は、美しい渓流や野山の自然を満喫しながら楽しむ事にあるのでしょうが、

この釣りは全くそんな要素はありません。

そばを乗用車や大型トラックが轟音を響かせて走るすぐ脇での釣りですからね。

それでも、大物が釣りたいと言う方にはお勧めかも知れません。

        
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