もう寒川は目の前です。
それにしても漂着物が多いですね。
以前ここを訪れた時には、とんでもない漂着物がありました。
何と、体長5mはあろうかと思われるトドの死骸です。
辺り一面、カラスやニクバエだらけで、その上凄い臭気・・・
それから一ヵ月後に訪れた時には、
ほぼ白骨化していてゆっくりと釣りをしちゃいましたけど。
トリビアな知識ですが、人が白骨化するには1250度日かかるそうです。
度日(どにち)と言うのは、その日の最高気温がたとえば20℃だったら
その日一日が20度日となります。
20℃の日が10日続けば、20×10で200度日となり、
30℃の日が40日続けば1200度日となりますから、ほぼ白骨ですね。
ちょっと怖い話題ですし、寒川とは何の関係も無いからやめましょう。
寒川の小さな灯台跡のような物が見えて来ました。
チョットした所にも人工的なものが見えてきます。
この三角岩を超えれば寒川到着です。
寒川に到着。
今は満潮ですから海はこんな感じ。
石垣が沢山あります。
当時は60人以上の人が住んでいたそうで、
その名残があるのは当然でしょう。
鉄骨なんかも残骸で残っています。
今は訪れる人が殆んどいません。
どこかの国の破壊工作員が上陸するにはうってつけかも・・・オイオイ
小さい画像ですが、定期的に保安庁の船が通っているので少し安心しますね。
さて、今回の目的の釣りに決定的なミスをしてしまいました。
リール忘れたんです!
そんなわけで釣りは次回と言う事で・・・ごめんなさい。
(自宅に帰ったらしっかりと玄関に置いてありました)
釣りはできませんが、海を少し覗いて見ると
トゲトゲのある「海の栗」があちらこちらに見られます。
深いところにあるから採れません。あっいや、採っちゃダメです。
少し休みましょうか。
ウーロン茶を飲みます。
「えび満月」も食べましょう。
ここは携帯も繋がるし、
9月に行った金花湯と違いプーさんもいないので警戒心ゼロ。
マムシは多いらしいですが、ここで見た事はありません。
それにアオダイショウやマムシは田舎育ちの私には平気。
「アオダイショウ」と言えば「若大将シリーズ」を思い出すのは
私だけでしょうかね。
「えび満月」は帰りの分も残しておいてディーバックにしまいます。
釣りができないので、寒川から少し向こうに今回は行ってみます。
ずっと私の中で謎だった怪しい洞窟がこの先にあるんですよ。
寒川から立待岬方向へ歩きます。
この画像の端がその洞窟(素堀りトンネル)の場所です。
近づいてきました。
満潮なので洞窟へのアプローチは海水に満たされてるし・・・
でも大丈夫。
水深は20センチほどだし、私は長靴穿いてますから。
ドンドン近寄ります。
ご覧のように水面から1メートル程の高さに洞窟があります。
やはり、洞窟ではなく素堀りのトンネルでしょう。
トンネル特有の釣鐘型をしていますから、私にでも区別がつきます。
持参してきた懐中電灯を取り出して中を覗いて見ましょう。
暗い・・・
中に入ります。
おっと、先住者が・・・・・・
キクガシラコウモリですかね?
私が覗いたばっかりに、中にいた数匹のキクガシラコウモリさん達は、
みんなトンネルの外へ出て行ってしまいました。
「ゴメンナサイ」
せっかくだから奥へ入らせてもらいます。
どうやらここがコウモリさん達の本当の住みかでは無いような気がします。
トンネルの床には、それほどフンが溜まってません。
本当の住みかなら凄い量のフンがありますから。
奥へ行きます。
中は風も無く暖かいです。
一泊ぐらいのキャンプ(ビバーク)が出来そう・・・
20メートルほどで行き止まり。
掘削途中で止めたんでしょうな・・・
携帯の画像ですから良く分からないかも知れませんが、
何となく岩が人の顔に見えます。
出ましょう。
「コウモリさん戻って休んで下さいね。ゴメンナサイ」
また海水をジャブジャブ漕いで寒川へと戻ります。
このトンネルの場所は寒川からすぐなので
訪れた折にはご覧になって見てはいかがでしょうか?
側には天然モアイ像みたいな岩もあり、なかなか見ごたえがありますよ。
寒川に戻り「えび満月」を食べながら次回訪れる時のために
釣りのポイントを探します。
やはりここ辺りですかね。
さあ、帰路につきましょう。
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こうしてブログに書けるわけで、
無事に帰宅したのは言うまでもありませんから帰路は省略します。
次回は、リールを忘れずに持って来ましょう。
それと「江戸揚げ」も・・・・・・
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