2006年12月18日

砲撃用水尺

昨日の函館山要塞の砲弾に引き続いてのお話です。

北斗市(旧上磯町)矢不来(やふらい)から函館山を見るとこんな物があります。

0711.jpg

函館市民や北斗市近郊の方なら何度も目にしていると思いますが、

「一体これは何?」って考えることなく通り過ぎるのが普通かもしれません。

実はこれ、函館山要塞の大砲を撃つための『水尺』なのです。

つまり、海水位が現在どの位あるのか知ることができないと

砲撃目標までの測距(目標までの距離を測る)に誤差が出てしまう為

このような物があるのです。

現在はレーダーやレーザー照準です。

水尺自体全く不要ですから、もちろん使い道はありません。


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posted by 黒ウサギ at 01:05| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする