今、野外で使われているストーブ(コンロ)の殆んどは、
ガスやガソリンを燃料としています。
ところが、私が冬に使うのは、
真鍮製のマナスルやオプティマスに代表される灯油ストーブ。
重くてかさ張るのだが、どんな極寒にも必ず着火する抜群の信頼性がゆえ
未だに使い続けています。
そんな灯油ストーブにも欠点は多々ある。
その一つとして、真鍮製であること。つまり、真鍮とは銅の合金であるがゆえ、
暫らくほって置くと必ず緑青(ろくしょう)、銅のサビが出てきてしまう。
これを真鍮磨きのピカールなんかでシコシコ磨く訳なのです。
ところが、ピカールで磨くとすぐにウエス(ぼろきれ)が真っ黒になり
汚いったらありゃしません。
そこで、私はピカールで磨くのは最後にし、
ご存知の方はご存知だと思いますが、
ソースをかけて大方のサビを落とす事にしています。
トンカツやフライなんかにかけて食べる、あのソース。
理屈は、ソースの成分であるリンゴ酸が化学反応をおこして綺麗にしてくれるそうだが、
詳しい事はよくわからん!
とにかく綺麗になるのです。
試しに10円玉にひと垂らし・・・
何もせずに20秒ほど放置。
ご覧の通り綺麗になりました。
ちょっとソース臭いけど、作業時間も短縮でき、
灯油ストーブは、いつもこの方法でピカピカです。
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