最近、我が家の周りでネズミの足跡をよく見かける。
最近『よねくらさん』がたまにしか顔を出してくれないせいか、
我が家の近所をお散歩しているみたいです。
野ネズミのヤチネズミやアカネズミなんかと違って、
かなりネズミにしては大きな足跡です。
おそらくクマネズミ?かな。
冬場の家ネズミ(ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ)は、
暖かい家の中に入り、春まであまり外には出ないのが普通ですが、
今年は暖冬のせいで、外を走り回っているんでしょうね。
今年は山のプーさんも、なかなか冬ごもりに入っていないそうだし・・・
まだ、天井裏を走っていないので、我が家には進入していないようだが、
『よねくらさん』が退治してくれないとならば、考えなければならないなぁ〜。
つまり、駆除すると言う事になるのですが、
ネズミの駆除方法って色々ありますね。
パチンコやカゴワナ、ゴキブリホイホイの親分みたいな粘着シートで捕まえたり、
薬で駆除する方法もあります。
我が家には『よねくらさん』の他に、『スズメさん』もエサをおねだりに来るので、
どの駆除方法にしてもチョット考えなければいけません。
一度、粘着シートでネズミを捕まえた事がありましたが、
この方法は効果抜群で、ネズミのラットサイン(通り道)に置いておけば
勝手にかかってくれます。
しかし、この方法だと、『スズメさん』までかかってしまった・・・
その後始末が大変でした。
『スズメさん』の体に付いた粘着剤をオリーブオイルで溶かして外し、
今度はオリーブオイルをふき取って、
その後、薄めた洗剤で羽についたオリーブオイルを洗い流す。
『スズメさん』は何とか飛んで行ってくれましたが、
捕ったストレスは相当なものでしょうから、その後どうなったかは不明です。
またそんな苦労をしたくはないので、ネズミホイホイは使えません。
となるとカゴワナが次の候補になりますが、
これもネズミが生きたまま捕まるので何となく嫌だし
カゴワナ自体、我が家にはありません。
やっぱり薬剤でしょうかね。
薬剤と言えば、致死量を表す指標にLD50という単位があります。
これは半数致死量のことで、化学物質をラット、モルモットなどの実験動物に投与した場合、
その実験動物の半数が試験期間内に死亡する量のことで、
投与した動物の50%が死亡する量を体重当たりの量(g/kg)としてあらわしたものです。
化学物質の毒性の強さをあらわす指標として利用されます。
この値は、私達の食べ物にもあるわけでして、
たとえばアルコールだと8g/sのはずでしたから、
体重60sの人間だと480gになります。
25%の焼酎だと約2リットル弱と言う事になりますね。
50パーセントの死亡率ですから、お酒に強い人ならもっと大丈夫かも知れませんが、
下戸な私だと、1リットルとはかからないでしょう。
知っている範囲でざっと上げて見ると、
塩化ナトリウム(食塩)4g/kg
砂糖 30g/kg
ブドウ糖 25g/kg
味の素 16g/kgと言った所でしょうか。
お砂糖なんかは1.8`も食べなければLD50にならないわけです。
ちなみに危険物や毒物だとこの値は小さくなり、
メチルアルコール 1g/kg
塩化カルシウム 1g/kg
黄リン 0.050g/kg
ニコチン 0.010g/kg
青酸カリ 0.0044g/kg
フグの毒テトロドトキシンは0.00001g/kg
身の回りにある?最強の毒素
ボツリヌス菌は0.00000005g/kgとなります。
今回ネズミにはワルファリン系殺鼠剤を使いましょう。
この殺鼠剤のLD値は0.05g/kgですから、やはり口に入れると大変危険ですね。
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