昨日は以前から行きたかった駄菓子屋さんへ妻と行って来ました。
お店は函館市弁天町、大黒通りの裏手にあるお店で、未だに現存?する駄菓子屋さん。
お店の前に着いたら、ワンコが店の中をのぞいています。
どうやらご主人が駄菓子屋さんでお買い物をしているのでしょう。
お店の中は懐かしい駄菓子で一杯でした。
私の子供の頃には無かった駄菓子もありますが、やはりお目当ては当時の駄菓子です。
店にはおばちゃんが店番をしていて、お客さんは小学生の女の子が一人。
私のようなおっさんが子供のお買い物の邪魔をしてはいけません。
控えめに買いましょう。
まずは粉末ジュース・・・・・・ありますあります。
それから、小さなヨーグルト・・・・・・ありました。
妻よりも私の方が年上なので、私の知らない新しい駄菓子を妻が知っていたりします。
10分程、お菓子を買ったりクジを引いたり、童心に返って楽しんでしまいました。
お次は大黒通りの古川うどん店のジュンちゃん焼きソバだったのですが、
残念な事に廃業していた・・・
お店の前の張り紙を読むと、今年の一月五日で店を閉めたそうです。
このお店のご主人の愛称がジュンちゃんと言わているためか、
ジュンちゃん焼きそばで親しんでいたのに・・・
ここのお持ち帰り焼きソバは量が凄く、私と妻とでやっと完食出来る程でして、
その上、味が昭和?なのです。
う〜ん・・・言葉では表せない美味だった・・・残念。
また一つ、昭和の味が函館から消えてしまいました。
それじゃ〜と言う訳で、もう一軒の昭和の味のお店に行く事にしましょう。
国道5号線、万代町のガス会社の交差点から、大沼方向へ500mほど進みます。
左手に見えてくる、小さな小さな天ぷら屋さん。
このお店の味も、私が大好きな昭和の味です。
焼きソバがだめだったので、今晩の晩ご飯は天ぷらそばにする事にして、
海老天を買いましょう。
それから、アジの天ぷらも2つ。
妻と車の中で食べる用のイカ天も2つ買います。
このお店のおばあちゃんがイモ天もオマケしてくれました。
おまけしてくれるのが嬉しいんです。
今のお店では、ありえませんからね・・・オマケは。
お持ち帰りできる古き良き昭和のお店は、私の知る限りここだけとなりました。
そのまま七飯町まで車を走らせます。
到着したのが七飯町本町にある歴史資料館。
かなり広い展示場があり、明治、大正、昭和の生活を見ることが出来、
しかも入館料はタダ、中の学習ルームみたいな所ではパソコンも使えるし、
何といっても、誰もいません。
日曜日の今でさえ、私達以外には利用者は3人のみ。
(夕張感?が少しあるなぁ〜)
写真撮影禁止とは書いてないようなので(見えなかった)撮影しちゃいましょう。
昔の農具がいっぱい展示され、説明が長々と書かれています。
でもね・・・全部わかるんです。
昔、田舎で使ってたり、見たりしたものばかりなので・・・
ですから、説明は読まずに妻に使い方を説明したり、懐かしく見るだけでした。
続いて企画展示室の昭和の冬に使った道具の数々を見てみましょう。
カイロやアンカ、それに石炭ストーブや、薪ストーブ、ルンペンストーブが展示され、
このデレッキ(火かき棒)やジュウノウ(スコップ)も懐かしい・・・
雪かきも木製でした。
スキーも展示されていますが、今の合成繊維製とは違って、すべて合板ですね。
ジャンプ用のスキーも合板だったとは・・・当たり前か。
ビンディングもカンダハーやら色々ありますが、当時、私の使っていたスキーは、
長靴に革のバンドでつま先とかかとを固定して滑る(歩く)スキーで、
これも展示してありました。
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