雨で侵食された30〜50センチほどの溝の上、不法投棄のテレビなんぞが道端に落ちていたりします。

キツイ登りが終わった頃になると林道は少し安定してきました。
まだ道幅は0.7車線確保されているので走行には支障がありません。

さらに進むと台場山(台場跡511m)の標識に到着。
ここはその昔、箱館戦争勃発の地であり、函館界隈あちらこちらに点在する台場山の一つです。
詳しい道順や歴史は、こちらからどうぞ。
ここからだと台場跡まで511mとありますが、ここへは三方向から登れ、最短ルートでは400mだそうです。
見てみたいけど、今日は時間が無いので止めましょう。
台場山入り口を過ぎると林道は0.5車線から0.3車線へとドンドン道幅がなくなり、木の枝が私を叩きはじめてきました。

いよいよ廃道の臭いが・・・

とうとう踏み分け程度になって来ましたが、この程度の道なら昨年走った金花湯へ続く林道と比べれば楽なものです。


なにせ、木々の間から時々見える大沼の景色や、ブナの巨木などを楽しむ余裕があります。

いきなり開けた三叉路の場所に出ました。
予想では右へ行くと、先ほど探してもよく分からなかった七飯林道の入り口に出るはずで、左は七飯林道でしょう。
まずは右へ行って、分岐を確認してみる事にします。
この林道の真下には大沼トンネルがある筈ですから、私はトンネルの上を走っている事になりますね。
それから、プーさんにとっては西側の山々と東側の横津連峰とは国道5号線で分断されていますから、この場所を移動路として使っているのではないでしょうか。
少し走ると先ほど通った林道に合流しました。

さっきの白い軽ワゴンのお尻も見えてるし・・・
確認終了。
三叉路まで引き返して、今度は左へと進みましょう。

この林道は、フカフカの黒土で石も少なくて実に走り易い林道です。

林道の殆んどの場所が、左側は山、右側が開けて函館市街が一望出来ます。
天気も良いし最高の気分で走っていたら、障害物の定番中の定番、
倒木が出てきちゃった・・・

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