2007年08月01日

銭形平次

このところYouTubeで懐かしのドラマやアニメを見てから寝るのが日課になっています。

その中で、今見ても『銭形平次』のオープニング曲のテンポの良さは最高です。




時代劇で定番の愛嬌者、八五郎や八兵衛、その『ハチ』が出てきたのも、これが最初じゃないのかな?

昔は投げ銭が勿体無いなぁ〜とか、下手人を捕まえた後は、お金を拾いに行くんだろうか?と、下らない事を考えてましたね。


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2007年08月02日

交番の裏で

今日、五稜郭交番を通ったら、交番の裏にいつもとは違った光景が目に入ってきました。

何と、母ネコが子供達にミルクをあげていたんです。

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珍しかったので携帯でパチリ。

この繁華街のど真ん中で、こんな光景が見られるとは思ってもいませんでした。

日中の忙しい時なので、ずっと見ていることは出来ません。

それでも束の間、ホンワカした気分になれました。



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1日の夜は、函館港祭り花火大会。

私は仕事だったので、ビルの屋上からほんの少し覗いておわり。



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2007年08月03日

平穏な真夏日

昨日は朝から気温がグングン上がり、11時の時点で31℃にもなっていました。

暑さに弱い北海道民の私には、かなり辛い一日です。

真夏日だった以外、昨日は本当に珍しく何事もなく一日が終わりました。

やっぱり平穏な一日は良いものです。

残念ながら明日、明後日は台風も北海道に近づいてくるようですから、天候も荒れ模様でしょう。

またまた、お休みは雨になりそうです。

昨日は『よねくらさん』も来ないし、本当に何もない一日だったなぁ〜




珍しく、追憶のテーマとオードリーでおしまい。


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2007年08月04日

祭りの日もお待ちかね

昨日は港祭り3日目、五稜郭コースの「わっしょい函館」でした。

くどいようですが、私はお仕事なので見られません。

まあ、パレードの通り道に仕事場があるのでチョットだけ見ましたけど・・・

お仕事が終わり、我が家へ帰ると『よねくらさん』お待ちかねです。

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妻は『よねくらさん』が来たかどうかと外を見てないようですから、

ずっと待っていたんでしょう。

早速、晩ご飯を食べる『よねくらさん』




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いつものようにお腹一杯になれば、何処となく消え去って行く彼でした。


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2007年08月05日

CA物ドラマのジンクス?

1970年、初代『アテンションプリーズ』(主演、紀比呂子)が放送されました。

それから36年後に何故か、上戸版で『アテンションプリーズ』が始まりました。

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個人的にはCA物ドラマは大好きでして、殆んど見ているのです。

紀比呂子版のリメイクかと期待していましたが、残念ながら題名は一緒でもリメイクでも何でも無く全く別のお話でした。

それは良いとして、私の中でひとつ縁起の悪いジンクス?があります。

紀比呂子版『アテンションプリーズ』が放映されたのは1970年ですが、その1970年代には、

☆1971年7月3日、東亜国内航空のYS-11が 北海道七飯町横津岳に墜落(ばんだい号事故)

☆1971年7月30日、全日空のボーイング727が、岩手県雫石町上空で航空自衛隊の戦闘機と衝突し墜落(全日空雫石事故)

という事故が起こっています。

その後「教官」や「のろまな亀」と言う台詞で話題になる、堀ちえみ主演『スチュワーデス物語』が放送された1983年頃には、

☆1982年2月9日、K機長操縦の日本航空のDC-8が、逆噴射で羽田空港手前に墜落(羽田沖墜落事故)

☆1983年9月1日、大韓航空007便が、ソ連の領空侵犯し、ソ連空軍の戦闘機スホーイに撃墜される(大韓航空機撃墜事件)

☆1985年8月12日、日本航空123便(ボーイング747)が、群馬県多野郡上野村の御巣鷹山に墜落(日本航空123便墜落事故)

このように、日本国内や近郊で墜落事故が起きています。

ただの偶然で、私の気のせいなら良いのですけど・・・


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2007年08月06日

高龍寺のネコ

久しぶりに高龍寺の前を通りかかったら、門前にネコがいた。

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なぜか、お寺にはネコが似合うのでチョット写真に撮ってみました。

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すると、このネコさん私に近寄って来た。

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写真に収めようと思っているうちに、私のデジカメに頭を擦り付けて来ちゃいました。

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チョット離れて一枚パチリ。

少しブス顔だけど、『人懐っこい』ってのは得なものです。

それだけで可愛がられますからね〜

もちろん、人間も同じ・・・


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2007年08月07日

チャリドリ




良いとか悪いとか、危険だとかは別にして、こんなの初めて見た。

まるでスキーのウェーデルンのように自転車が滑っています。

久々に驚いた。


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2007年08月08日

マルメロ

朝、出勤前にお散歩をしたら、近所の木にマルメロが生っていた。

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『暑い、ムシムシする』とか言っていても、確実に秋が近づいています。

秋は過ごしやすくて大好きですが、その先の冬は大嫌い。

ずっと真夏ってのも嫌だけど、ずっと真冬ってのは考えられません。

春が来るから冬を我慢できるんですからね。




それはさておき、そろそろお布団をかぶって気持良く眠りたい・・・


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2007年08月09日

雨宿り

今週は、ずっと雨続きなので『よねくらさん』来ないかな?

と、思っていたら、皆勤賞で来ています。

雨が小降りの時を見計らって、外でニャーニャー鳴いてる。

玄関先でゴハンを食べたら何処かへ消える『よねくらさん』なのに、

昨日は全然帰る気配がありません。

雨脚が強くなってきたので、帰れないのでしょう。

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しばらく玄関先で雨宿り。

小降りになったら、とっとと帰る『よねくらさん』でした。


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2007年08月10日

雨が続いてます

今日も朝からバケツを引っくり返したような雨でした。

運悪く(いつもだが)こんな時が出勤時間です。

スコール並みの雨なので、メイトも私もすぐにびしょ濡れ。

カッパを着ていても首筋やら、手首やら、あちらこちらから水が浸入してきます。

久々にひどい雨でした。

お昼からは日が射して、ムシムシと夏の日差しが戻ってきた。

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夕方になって帰宅途中、途中の川を見てみたらこんな感じ。

明日は、早く帰れそうですが、またまた野山は駄目そうです。


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2007年08月11日

車輪の下

今日は久しぶりに晴れた。

晴れたのは良いが、暑い上にムシムシして気持ちが悪いったらありゃしません。

仕事から帰り、家の中の温度計は33℃を指している・・・そりゃ暑いわ!

エアコンなんかあるわけ無いので、窓全開。

風は吹いているので風さえ入れば幾分過ごしやすくなります。

「あ〜暑い、あ〜暑い」・・・「ん!」

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ありゃりゃ〜

車の下に「よねくらさん」じゃありませんか。

どうやら、お隣さんの帰省中の息子さんの車のようです。

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それならしばらく動かないから、ゆっくり涼んで寝てなさい。


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2007年08月12日

暑かった

昨日も今日も暑かった。

あんまり暑いんで、昨日の夜は何もする気にならずパソコンを見て終わり。




久しぶりにMr.ビーンを見て笑ってしまった。


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2007年08月13日

「しょうがない」発言

広島、長崎の原爆記念日を過ぎ、被爆者やその家族らのインタビューをテレビ等で見る機会が増えました。

今回は、そのインタビューで一番印象に残った久間発言について。

アメリカの広島、長崎への原爆投下について「しょうがない」と発言した久間章生防衛相(当時)は、世論の激しい批判を浴びて、辞任に追い込まれたのは記憶に新しいと思います。

さる7月3日の辞任会見で、久間氏は「米国を恨んでいないということを言いたかった」と弁解しました。

そこで、久間氏の「しょうがない」発言を詳しく見てみることにします。
久間氏は防衛政策に関する講演の席で、日米安保条約の正当性を説明する際に原爆投下に言及しました。

少し以下引用します。

 「(米国は)日本が負けるとわかっているのに、あえて原子爆弾を広島と長崎に落とした。
そこまでやったら日本も降参するだろう、そうしたらソ連の参戦を止めることができるということだった。
幸いに戦争が8月15日に終わったから、北海道は(ソ連に)占領されずにすんだ。
原爆も落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、『あれで戦争が終わったんだ』という頭の整理でしょうがないと思っているし、それに対して米国を恨むつもりはない。原爆まで使う必要性があったのかという思いは今もしているが、国際情勢や占領状態からするとそういうことも選択としてあり得るんだということを頭に入れながら考えないといけない」

すなわち、久間氏発言は「ソ連の占領(日本の社会主義国化)を未然に防いだわけなので、原爆投下はしょうがない」ということにあると解釈できます。久間氏は、原爆で「数十万人の人が悲惨な思いをする」事より「ソ連による占領」を防ぐ事。国益(支配階級の利益)が重要ととれます。

また、「原爆投下は終戦を早めるため」とは、米国政府の言い分でもありますが、原爆投下の約3か月前には、米国側の原爆開発責任者は「プルトニウム型とウラン型の2発を投下テストする」との方針を決めていた事実も明らかにされているわけで、広島、長崎への原爆投下は人体実験以外の何ものでもないと思われます。

と、小難しく書いてしまいましたが、要するに「国(軍隊)が守るのは『一般市民ではなく、国家』である」という軍事上(国家)の常識を口が滑って言っちゃったって事でしょうね。


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2007年08月14日

涼みに山へ

やっと11日に晴れたと思ったら、それから暑い日が続いています。

あんまり暑いので、ちょっと時間を作って横津岳へ行ってきました。

横津岳の麓付近の道は、ほぼ直線で鬱蒼とした森の中を進むのですが、

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その途中、森の奥から水蒸気のような物が見えてきた。

その水蒸気の方向へ道をそれて行って見る事にしましょう。

すぐに大川へ合流。

大川とは、横津岳へ向かう道沿いに流れている川です。

川原へ着くと案の定、砂防ダムの水しぶきが外気の暑さの影響で水蒸気になっているようです。

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それが、日光に照らされて白く輝き、しかも川を渡る風が涼しい・・・

川の水の温度は15℃以下でしょうから、外気との気温差は15℃はあるはず。

まさに天然クーラーですね。

暫らくぶりに晴れたし、野山へ出掛けるのも久しぶりですから、こんな些細な事でも嬉しかったりします。

さて、時間もありませんから、山の上を目指して行きましょうか。


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2007年08月15日

涼みに山へ2

横津岳のそばを流れる大川で涼しい思いをしましたが、頂上へ向かう道路へ戻れば、当然暑さも戻ってきます。
この道はずっと舗装路なので面白くありませんから、途中であちらこちらと寄り道をしながら高度を上げて行きましょう。

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今、しっかりした林道は殆んどがピストン林道

私が20代の頃、この横津岳界隈には沢山の林道がありましたが、今は風化の一途を辿っています。

今回はメイトで来たので、上り勾配10%を越す登りは辛いですね〜
なんとか30kmを維持するのがやっと。前に乗っていたメイト50だとローギヤで10kmぐらいだから、これでも随分早くなったんですけどね。

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先週は時折激しい豪雨が降ったせいか、中腹から上の路面には砂利が多く見られます。

それから、この時期の野山で必ず見られるようになった、ハンゴンソウも黄色い花を咲かせていた。

さて、横津岳手前には鳴川岳という山があって、頂上直下まで林道が続いていたのですが、今はこの通りの廃道状態となっていて、メイトだと無理ですから、ここで写真を撮っておしまい。

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7合目?ぐらいまで来ると、少しだけ涼しくなってきました。
メイトに搭載してある温度計の針は25.5℃・・・まだ暑いかな?

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そろそろ鳴川岳が下に見えてきました。

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そこから少し走れば、今は閉鎖中の横津岳スキー場に到着。

スキー場から上にも道は続いていますから、行ってみましょう。

ムフフ・・・ここからが、ある意味で本番です。


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2007年08月16日

涼みに山へ3

横津岳スキー場から上は道幅が狭くなり、路面の両脇に黄色いラインが入っています。

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ここから約1km走ればゲートがあって行き止まり。

そこからは横津岳山頂レーダーの関係者のみしか入ることが出来ません。
登山者や遊山者は、その少し手前の駐車場へ車を停め、徒歩で行くことになります。

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ゲートが見えてきました。

この先のことは、私の第一回目のブログにほんの少し書いてありますので、興味があればこちらからどうぞ。

ゲート手前の駐車場へ戻りましょう。

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ここには、『ばんだい号慰霊碑』と書かれた看板があります。

『ばんだい号墜落事故』とは、
昭和46年7月3日、午後6時10分頃、東亜国内航空(現在は日本航空)の札幌丘珠空港発、函館空港行きの「ばんだい号」YS−11が運行乗務員2名、客室乗務員2名、乗客64名を乗せたまま、ここ横津岳に激突しました。
そして乗務員などを含む68名全員が死亡する最悪の事故となったのです。

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ばんだい号慰霊碑へは、看板の示す矢印の通り、駐車場から反対方向へ林道が延びています。

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かなりガレた登りで、登り終われば左手に横津岳スキー場のリフトが見えてきます。

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そして、その先に慰霊碑があるのですが、写真には撮りません。

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見たい方は検索して探して見て下さいね。


ここからは、今から30年近く前のお話。

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当時、私はハスラー250というこんなバイクに乗っていました。

ある日、いつもつるんで走っていたバイク仲間、友人Sに「夜の横津に登ってみないか?」と誘われて登ったのが始まりだった。
当時のハスラーのヘッドライトは6V25Wしかなく、いわゆる「あんどんライト」でしたから、夜間走行は大の苦手。
登山道を走れば、目の前が少し明るいというだけで、周りは真っ暗闇・・・それでも道から時々見える函館の夜景は素晴らしく綺麗なのが僅かな救い?路面が良く見えないため、景色をマッタリと見る余裕はありません。
そんな苦労をしながら、友人Sと駐車場へ到着。

夜の山は静寂そのものでした。あまりに静か過ぎて、なぜか耳鳴りがしたのを覚えています。

友人S「この先にスキー場のリフトがあるから、そっち行って見るべ」との誘いに乗りリフト乗り場へ。

夜の誰もいないリフトで少し遊んだ後・・・

私、「あっちに見える塔、何よ?」

友人S「ばんだい号の慰霊碑だべ」

そしてどちらからともなく、そのままばんだい号慰霊碑へ行ったのです。

私「夜にこんな場所ヤバくないかい」

友人S「ヤバイな!戻るべ・・・」

そんな感じで、その日は下山しました。

あくる日、友人Sが「今晩、また行ってみないか?」との誘いがあり、その誘いに乗ってばんだい号慰霊碑へ行った。

暗いし、怖いし、寂しい場所なのに拒否できませんでした。

横津岳という山自体の魅力なのか・・・それとも・・・

二回目も同じように、ばんだい号慰霊碑まで行き、友人Sとしばらく休んで帰るだけ・・・

そして・・・なぜか、次の日も・・・次の日も・・・次の日も・・・


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2007年08月17日

涼みに山へ4

いくら若気の至りとはいえ、いい加減一週間も通い続ければ「何かがおかしい」と気づきます。

友人Sに「今日は横津に行くのやめるべ!」と言いい、友人Sも快諾。

ところが、私の中で何かが変・・・手持ち無沙汰でイライラしてくる・・・

何者かが呼んでいるような気がします。

結局、一人で横津岳へ行く事にした。

今までは、友人Sと一緒でしたが(バイクの腕の違いで、上に着くまでに数百m離されますが・・・)一人だとかなり心細い・・・

それでも何とか慰霊碑手前の駐車場まで到着・・・すると・・・友人Sがいるじゃありませんか。

お互いに驚いたったらありません。

Sに聞いてみると、やはり行かないとは言ったものの、いてもたってもいられなくなり、ここまで来たそうです。

こりゃ〜何かに呼ばれているかも知れない・・・本当にヤバそうなので、

私「上(慰霊碑)まで行くの止めるべ!」

友人S「うん、止めるべ・・・」

その日を境に、ばんだい号慰霊碑へ行く事は無くなりました・・・あくまでも慰霊碑までは・・・

それから私も友人Sも、お互いに連絡を取り合っていないにも関わらず、

誘い合わせたように約2ヶ月間に渡り、意味も無く毎日、毎日、慰霊碑手前の駐車場へ通い続けました。





そして2ヵ月後、ある事がきっかけで、私は横津岳へ登らなくなった。

「さあ〜今日も横津へ出かけるか」と、準備をしている最中の事。

数日前に遠い親戚で不幸があり、両親だけが札幌へ出かけ、たった今帰ってきました。

少しだけお土産を期待してたのだが、やっぱりそんな物はなかった。

その代わり、私の親がどこぞのお坊さんに拝んでもらったという数珠を買ってきた。

親「お前、数珠を持っていないだろ?必要な事があると困るから買っておいたからな」と、その数珠を私の手に持たせてくれました。

すると、これから行くはずの横津岳が何だか面倒臭くなってきたのです。

その上、今晩のテレビはなんだっけ?とか、最近模型屋さんに行ってないから、たまには行ってみるか?とか、ゲーセン行って『ブロック崩し』しようかな?と、頭の中で詰まらない事が沢山湧いてきた・・・

そして、「今日は横津行くのや〜めた!明日にしよっと・・・」となって中止。

翌日には「今日もや〜めた!明日行こう」と、そして明日、明日行こうと思い続けているうちに・・・

『もう、横津行くのや〜めた!』となってしまったのです。


さて、その数珠は、今でも通勤時や野山へ出かける時には必ず持参しています。

今までそのおかげで無事故なのかは分かりませんが、これからも持ち続けることでしょう。

一方、友人Sは、私が横津岳へ登らなくなっても暫らくの間は登り続けていましたが、突然本州への就職を決めて函館を離れて行きました。




ちなみに、2ヶ月間もそんな所へ通い続けると、不思議な事も・・・

それは、謎の登山者を何度か見かけた事・・・

最初に登山者を見たのは、スキー場がそろそろ見えてきそうな場所だった。

あまり気にも留めず、「夜に登山する物好きもいるんだな〜」ぐらいに思い、そのままバイクで追い越した。

友人Sも同様に登山者を追い越した事があると言っていたので、その登山者の身なりを聞いてみると

青いネルシャツにグレーのズボン、紺色の登山靴、背中にはキスリングザックと、私の見た登山者と全く一緒。

数日後、その登山者をまた見かけてしまった。

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服装は全く同じで、彼はこの場所(画面真ん中の茶色いポールの様な物がある場所)にうずくまっていたのです。

いくらハスラーのライトが暗いといっても人間と物を見間違う筈はありません。

正面からヘッドライトに浮かび上がった登山者は生気を失っているように見えました。

『あれれ、こりゃ〜この世の者じゃないな・・・』と、第六感が働くや否や、全身サブイボ!(頭皮までサブイボができたのはこれが初めて)

すると、その登山者はフッと蒸発するかのように、ヘッドライトから消えてしまったのです。

そんな思いをすれば、それだけで人は寄り付かなくなるものですが、その後も横津岳に登り続けたあの2ヶ月間は一体何だったんだろうと今でも思います。   
                           

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2007年08月18日

涼みに山へ5

さて、怖い昔話はこのぐらいにして、ゆっくり横津岳を下りていきましょうか。

おっと、その前にもう一つ。

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スキー場から、慰霊碑前の駐車場へ向かう途中、この場所まで来るとなぜか到着した気分になりました。

ですから、ここまで来て帰っても良かった。

まあ、もう少し走れば広い駐車場があるので、たまたまそこまで行っただけの事なのです。

30年近く経つと、この木もすっかり太く、大きくなっていますが、その枝ぶりは当時のままですね。

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横一文字に出た枝があまりに見事なので、この枝にロープを掛ける人が出やしないかと思い、友人Sと『首吊りの木』と命名したっけ・・・
「木の精」がいれば怒られそうですから、大変申し訳ない名前を付けたものだと反省しております。


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少し雲っていますが、スキー場上からの景色は見る価値十分です・・・って書いても、前の話があるからなぁ〜

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また少し古い林道に入ってみると、尖がった山が見えてきました。
横津岳には『袴腰岳』、『烏帽子岳』という、地元の人間には有名な山が連なっていますが、この山の名前は『烏帽子山』と言ってかなりマイナーな山。
登山道も無く近くまで行ける林道もありません。
ですから、人にはあまり登られていない山の筈。

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メイトでの林道(廃道)走行には限界があるので、横津岳に登る舗装道路から、ほんの数百メートルしか奥へ入れません。

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いつもの林道走行なら、プーさんの足跡やら落し物を沢山見かけるのに、今回は人間の落し物を2つも見つけてしまいました。

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お外で自分の分身を大地に還す際には、しっかりと証拠隠滅して欲しいものです。


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2007年08月19日

人間国宝 一龍斎貞水

今日は人間国宝『一龍斎貞水』の講談(怪談)です。

講談の世界で初めての重要無形文化財(人間国宝)に認定されるだけあり、聞き入ってしまいます。




ちなみに、この一龍斎貞水さんの弟子には一龍斎春水さんという方がおります。

一龍斎春水と言われてもピンとこないかも知れませんが、宇宙戦艦ヤマトの森雪役を演じた声優『麻上洋子』さんと言えば、大体の方は分かるはず。

一龍斎 春水(いちりゅうさい はるみ)さんは1996年に二ツ目
2004年真打ちに昇進して現在も活躍中です。


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2007年08月20日

高価なドライブ

昨日はお休みだった。

今週は野山へ出かけようと思ったんですが、妻を残して行ってばかりなので、

今回は一緒に車でドライブでした。

ドライブをしても、ちょっとは林道っぽい道を走りたかったので、大沼トンネル上の古い旧道を走ってみた。

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入り口付近に外灯が付いているのを発見、これなら夜でも走れそう・・・

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この季節、何所へ行ってもオオハンゴンソウが生えています。

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駒ケ岳が見える、この林道唯一の絶景ポイント。

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路肩には野イチゴも生っていた。


いい気になって、あちらこちらと走っていたら、何となく後輪の調子が悪い・・・

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パンクしてた・・・

知らずに暫らく走ったので、後で車屋さんに行ったら、タイヤはお釈迦だって・・・

安いタイヤとはいえ、一万円近くの出費は痛い・・・

高くついたドライブでした。


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