さて、怖い昔話はこのぐらいにして、ゆっくり横津岳を下りていきましょうか。
おっと、その前にもう一つ。
スキー場から、慰霊碑前の駐車場へ向かう途中、この場所まで来るとなぜか到着した気分になりました。
ですから、ここまで来て帰っても良かった。
まあ、もう少し走れば広い駐車場があるので、たまたまそこまで行っただけの事なのです。
30年近く経つと、この木もすっかり太く、大きくなっていますが、その枝ぶりは当時のままですね。
横一文字に出た枝があまりに見事なので、この枝にロープを掛ける人が出やしないかと思い、友人Sと『首吊りの木』と命名したっけ・・・
「木の精」がいれば怒られそうですから、大変申し訳ない名前を付けたものだと反省しております。
少し雲っていますが、スキー場上からの景色は見る価値十分です・・・って書いても、前の話があるからなぁ〜
また少し古い林道に入ってみると、尖がった山が見えてきました。
横津岳には『袴腰岳』、『烏帽子岳』という、地元の人間には有名な山が連なっていますが、この山の名前は『烏帽子山』と言ってかなりマイナーな山。
登山道も無く近くまで行ける林道もありません。
ですから、人にはあまり登られていない山の筈。
メイトでの林道(廃道)走行には限界があるので、横津岳に登る舗装道路から、ほんの数百メートルしか奥へ入れません。
いつもの林道走行なら、プーさんの足跡やら落し物を沢山見かけるのに、今回は人間の落し物を2つも見つけてしまいました。
お外で自分の分身を大地に還す際には、しっかりと証拠隠滅して欲しいものです。
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