ピリカダムを過ぎ、約1kmほど走れば稲穂峠となります。


そこから数百メートル下った右側に稲穂林道入口の看板発見。

林道へ入ると、すぐにゲートが現れます。
ここが十年ほど前に発見された『幻の滝』の入口なんです。
幻の滝とは、以前にもご紹介しているので、詳しくは
こちらを見てください。
落差が80mもあるそうで、道南では最大の滝となるそうなのですが、
ゲートが閉まっているからなぁ〜
約4kmの道のりは、歩いて往復一時間半ってところかな?
ここだけが目的なら、歩く用意をしてくるんだけど、今は着膨れダルマですからね。
林道のゲート脇を通る事もできますが・・・どうしようかな?
一応、林道の先がどうなっているのか、歩いて見てみましょう。

数百m歩いてみましたが、林業に使われている道なので、自動車でも走行可能な立派な林道です。
今日はゲート脇を「ごめんなさい」する気にもなれないし・・・
それに、さっきからお腹の調子が・・・・・・冷えたかな?
ここは山の中なんだから野○ソすればいいんですが、紙忘れちゃって・・・
夏なら蕗(ふき)の葉っぱを使えば良いのですが、今は枯れてありません。
あと30分位は持ちそうなので、今日はここまでにしましょう。
少し遠回りになりますが、確実に紙のある長万部のドライブインへ直行しました。
長万部到着。

※
ドライブインの画像は夏に撮影した物です。ここのドライブインはトイレが大きくて、一度に20〜30人は入れるんです。

だけど、何でトイレの入り口に、こんなマネキンやピアノを置いているんでしょう?
何はともあれ、用も済ませて一件落着。
少し早めだけど、函館に戻りましょうかね。
TWは順調に函館を目指します。
途中、森町を過ぎ大沼へさしかかる手前に『アンデルセンの森』って看板があるのです。

前から少し気になっていたもので、ちょっと覗いてみましょうかね。
おそらくは、バブル期の分譲別荘だとは思っているのですが・・・

路面は落ち葉や腐葉土で隠されていますが、立派にアスファルトが敷いてありました。
道の脇には不法投棄された粗大ゴミが散乱して、うらぶれた感じがする場所です。

すこし奧に入ってみると、そこには建売の別荘を思わせる同じ建物が点在しています。
人がいれば小奇麗な別荘でしょうが、今は窓ガラスが割れ、雑草が生い茂っているだけ。

誰もいない廃墟ってのは『癒し効果』があると聞きますが、ここにはそんなものはありません。

だれもいない筈なのに、さっきからず〜っと人に見られているような気がするし・・・
こりゃ〜間違いなくゴースト別荘?ですな。
このアンデルセンの森の道はハシゴ状になっていて、入口から入って、突き当たりまで行くと右に曲がり、そしてまた突き当りが右に曲がって、出口へ向かっています。

辺りは物音一つしないし・・・まだ誰かの視線も感じるし・・・
とっととこの場から立ち去りましょう。
国道5号線へ出るとホッと一息。
ただただ不気味なだけ・・・無駄な道草でした。
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