2007年11月10日

稲穂林道と道草

ピリカダムを過ぎ、約1kmほど走れば稲穂峠となります。

07 11 101.jpg

07 11 102.jpg

そこから数百メートル下った右側に稲穂林道入口の看板発見。

07 11 103.jpg

林道へ入ると、すぐにゲートが現れます。

ここが十年ほど前に発見された『幻の滝』の入口なんです。

幻の滝とは、以前にもご紹介しているので、詳しくはこちらを見てください。

落差が80mもあるそうで、道南では最大の滝となるそうなのですが、

ゲートが閉まっているからなぁ〜

約4kmの道のりは、歩いて往復一時間半ってところかな?

ここだけが目的なら、歩く用意をしてくるんだけど、今は着膨れダルマですからね。

林道のゲート脇を通る事もできますが・・・どうしようかな?

一応、林道の先がどうなっているのか、歩いて見てみましょう。

07 11 104.jpg

数百m歩いてみましたが、林業に使われている道なので、自動車でも走行可能な立派な林道です。

今日はゲート脇を「ごめんなさい」する気にもなれないし・・・

それに、さっきからお腹の調子が・・・・・・冷えたかな?

ここは山の中なんだから野○ソすればいいんですが、紙忘れちゃって・・・

夏なら蕗(ふき)の葉っぱを使えば良いのですが、今は枯れてありません。

あと30分位は持ちそうなので、今日はここまでにしましょう。

少し遠回りになりますが、確実に紙のある長万部のドライブインへ直行しました。




長万部到着。

07 11 105.jpg
ドライブインの画像は夏に撮影した物です。

ここのドライブインはトイレが大きくて、一度に20〜30人は入れるんです。

07 11 106.jpg

だけど、何でトイレの入り口に、こんなマネキンやピアノを置いているんでしょう?

何はともあれ、用も済ませて一件落着。

少し早めだけど、函館に戻りましょうかね。



TWは順調に函館を目指します。



途中、森町を過ぎ大沼へさしかかる手前に『アンデルセンの森』って看板があるのです。

07 11 107.jpg

前から少し気になっていたもので、ちょっと覗いてみましょうかね。

おそらくは、バブル期の分譲別荘だとは思っているのですが・・・

07 11 108.jpg

路面は落ち葉や腐葉土で隠されていますが、立派にアスファルトが敷いてありました。

道の脇には不法投棄された粗大ゴミが散乱して、うらぶれた感じがする場所です。

07 11 109.jpg

すこし奧に入ってみると、そこには建売の別荘を思わせる同じ建物が点在しています。

人がいれば小奇麗な別荘でしょうが、今は窓ガラスが割れ、雑草が生い茂っているだけ。

07 11 1010.jpg

誰もいない廃墟ってのは『癒し効果』があると聞きますが、ここにはそんなものはありません。

07 11 1011.jpg

だれもいない筈なのに、さっきからず〜っと人に見られているような気がするし・・・

こりゃ〜間違いなくゴースト別荘?ですな。

このアンデルセンの森の道はハシゴ状になっていて、入口から入って、突き当たりまで行くと右に曲がり、そしてまた突き当りが右に曲がって、出口へ向かっています。

07 11 1012.jpg

辺りは物音一つしないし・・・まだ誰かの視線も感じるし・・・

とっととこの場から立ち去りましょう。

国道5号線へ出るとホッと一息。

ただただ不気味なだけ・・・無駄な道草でした。


                            人気blogランキングへ
posted by 黒ウサギ at 00:54| ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 林道&ツーリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする