開拓地農道に入りましたが、やっぱりここも雪が深い。
上り坂なので後輪のチェーンがなければ登られないほどの雪の量です。
車のわだちは2.3台分しかありませんから、この数日間で走った車の数は僅かなのでしょう。
とりあえず前進できるので、行ける所まで行ってみます。
それにしても周りは真っ白。
今回は冬装備も万全なので、寒さは全く感じませんから景色を満喫しながら前進中。
おや?前方に乗用車が一台・・・
近づいてみると、どうやらスタックしているようです。
ドライバーは一人、話を聞いてみるとワンコの散歩に来たらスタックしちゃったって事でした。
見てみぬ振りはできません。
10分程お手伝い・・・でもダメ・・・
雪の深さが40〜50cmもあるので私一人ではどうしようもありませんでした。
ドライバーさんは「JAFを呼ぶのでいいです。」って・・・
もう少し手伝ってもいいんですが、「いいです」と言われては手伝えないし・・・
その場を去り前進します。
雪はどんどん深くなり時速0.5kmほどの速度しか出せません。
サイドスタンドを立てなくても、ご覧のようにメイトは立ったまま。
バイクのラッセル走行で暑くなってきたので小休止。
来た道を見ると、遠くにさっきのスタックした乗用車が、まだ脱出出来ないでいます。
ん〜・・・戻りましょう。
JAFを呼ぶって言ってたのに、呼ばずに自分で頑張っていたみたい。
ドライバーさんに「手伝います」って言って一緒に作業開始。
30分経過・・・
スタックは想像以上で、全然脱出できません。
「やっぱりJAF呼びます」と、ドライバーさん。
私、「ここまでやったんだから、もう少し頑張りましょう」
一時間経過・・・
やっぱりダメ。
結局ドライバーさんの言う通り、JAFを呼ぶ事にしました。
ドライバーさんは私に丁寧に御礼をしましたが、私は余計な事をしただけなんじゃないかと思い、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
最初に手伝った時点で、そのまま立ち去ればドライバーさんはすぐにJAFを呼んだわけで、一時間も無駄な労力を強いってしまったのは私のせいでしょう。
スタックから脱出できれば良い事をした?となりますが、これじゃね。
なんだか遣る瀬無い気持ちでこの場所を後にしました。
結局、走るのもこれにて終了、今度は簡易スコップを雪道の純正装備に加えようと思いながら我が家へ向うのでした。
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