林道の途中にトタンでバリケードを作ってあるというのは、どう考えても林道を管理するお役人のする事ではないはずです。
きっとこの辺りの山の持ち主が何かの理由で通せんぼしているのでしょう。
バリケードを見てみるとロープで縛ってあるだけで、簡単に外す事が出来ます。
『白樺の樹液おじさん』の山は、ここから歩いて15分程なので歩いて行く事にした。
歩きながらどうして一般車が通れる林道に、トタン板で通せんぼしているのか考えてみた。
@林道が決壊している等の危険がある。
A不法投棄の抑制または山野草の盗掘防止。
Bこの先でプーさんが出て危険である。
そのぐらいしか思いつかなかった・・・
Aは、やろうと思えば出来るので×かな?
途中、クマゲラが開けたのか?木に立派な穴が開いていた。
福寿草も満開です。
もう少しすれば、今度はキクザキイチゲやカタクリのジュウタンができるでしょう。
・・・んっ
あれ・・・
また、動物園の臭いがする・・・
まさか・・・
一日に二度もプーさんに遭うってか・・・
今歩いている林道は、この先大きく右カーブしています。
その先から動物園の臭いがしているようです。
ちょっと立ち止まって様子をみる。
あらら・・・微かですが、足音が聞こえてきた・・・
動物園の臭いは益々鼻を衝いてくる。
足音が次第に大きくなってきた。
どうやら複数のようです。
大きな足音と小さな足音を確認できます。
もし子連れのプーさんならかなり危険。
さっきから音を聞く合間に熊鈴を鳴らしたりしていますが、全くその足音は歩みを止める様子はありません。
そして、いきなり現われた!
ブタだった・・・
なんで?
親ブタと3匹の仔ブタです。
そういえばこの先に、小さな豚舎があった。
そのブタ達が遊びまわっているのでしょう。
これで、トタンのバリケードの理由も判明しました。
ブタ達が遠くに行かないようにしていたわけです。
それにしても、かなりビックリした・・・
いきなりプーさんに遭った時よりも、こっちの方が遥かに怖かったんです。
プーさんじゃなくてブーさんで良かった・・・
気を取り直して『白樺の樹液おじさん』の白樺林を目指します。
5分ほど雪の林道を歩くと白樺林到着です。
おじさんは予想通りいません。
今回は去年、「この木から樹液を採ってもいいよ」って言ってくれた木に採取セットを差し込むのが目的なんです。
こんな感じ
木を見ると微かに樹液が出ています。
本来なら流れ落ちているはずなので、樹液を出すのはもう少し先なんでしょう。
セット終了。
これで今回の予定はすべて終了しましたが、吹上石を見られなかったので2時間以上も早く終わってしまいました。
時間もあるし、もう少しツーリングでもしましょうかね。
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