2008年06月01日

旧函館区役所

先週も今週も休みは雨。

お天道様には逆らえませんから、それはそれで楽しむ事にした。

今日は以前から調べようと思っていた、函館の古い街角写真の発掘です。


函館には旧函館区公会堂という重要文化財で、有名な観光地があります。

それに勝るとも劣らない筈だったのが、現在の豊川町にあった函館区役所。

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函館区役所  撮影は明治36年。

残念ながら昭和9年の大火で焼失したそうですが、

こんなに立派だったのかと驚いてしまいました。




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2008年06月02日

函館バス転回場の謎2

昨日は古い函館の写真をいろいろ探していた。

そしたら、いい写真を発見。

先日の『函館バス転回場の謎』の場所が製網工場跡だとのコメントがありました。

その裏付けの写真がこれで、高龍寺から穴間方向を望む景色です。
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(撮影 昭和30年)

正面のお店屋さんから右に下がると外人墓地、そして左に上った先に煙突がある。

ここが当時の日魯漁業(現在潟}ルハニチロホールディングス)の製網工場の煙突だそうです。

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現在の写真はこれ。

位置関係として間違いなく函館バス転回場は製網工場でしょう。


それはそうと、坂の突き当たりのお店は当時『三角屋』といったそうです。

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よく見ると、今でも三角屋と看板に書かれていた。

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53年後の現在もある三角屋さん。

なんだかホッとしてしまいました。



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2008年06月03日

函館の映画館

今日も昭和30年代のお話。

この頃の娯楽といえば映画でしょう。

私が育った八雲町でも隣町の長万部町、森町でも映画館があった。

当然、田舎から見れば都会だった?函館にも沢山の映画館がありました。

当時、函館にあった映画館の一部だけですが、写真が見つかったのでご紹介。

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松風町『日活』

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松風町『大門座』

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松風町『大映』

この映画館は『ガメラ対ギャオス』等のガメラシリーズを見によく行きました。

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大森町『巴座』 廃業したのは記憶に新しい映画館です。

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十字街『松竹座』

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十字街『銀映座』

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堀川町『新星映画』

この他にもまだまだ沢山の映画館がありました。

函館を知らない方には「なんのこっちゃ?」となってしまうでしょうが、古い画像を見ると、カブC100やドリーム、そしてオート三輪やR360等々が写っており、それなりに見ごたえがあるはずです。


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2008年06月04日

タケノコの食べ方

二週間にわたってお休みが雨です。

当然、山菜採りにも行けません。

そしたら、ありがたい事に妻の実家からタケノコを貰いました。

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北海道ではタケノコといえばこれ。

本当の名前は『チシマザサ』と言う大型の笹です。

おでんでも良し、煮付けでも良し、とにかく美味しい。

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中でも新鮮なタケノコをさっと茹でてマヨネーズを付けて食べるのが大好物。

私だけかも知れませんが、マヨネーズとお醤油、

そして一味唐辛子をふり掛けて食べるのが私流でして、

これが一番美味しい食べ方と思っております。


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2008年06月05日

リラ冷え

昨日、やっと気温が平年並みになった。

5月初旬は朝晩のストーブを焚かずに済んでいたのに、

先週から毎日ストーブのお世話になっていました。

3月の末で17℃もある日があり、4月になってからは20℃以上の日もあった。

桜は二週間も早く開花したのに、季節が逆戻りです。

北海道では『リラ冷え』という言葉がありますが、まさにそれでしょう。

一度暖かさに慣れるとなかなか元へは戻らないのが人間でして、

真冬に比べれば全然暖かい気温でも、やっぱり寒いものは寒かった。

そろそろ夏毛になるはずの『よねくらさん』もまだモコモコの冬毛のままです。

なので『よねくらさん』だけは寒くないみたいでした。


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クリックすると特大『よねくらさん』です。


気持ち良さそうに私の前で“ゴロニャン”です。



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2008年06月06日

リトルカブ

時々、私の会社のそばにリトルカブが駐車しています。

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色あんばいが私の好みなので、かなり気になっていました。

この色、クリームといえば良いのか?ホンダではココナッツホワイトとかと言うらしいのだが、私にはWWU当時アフリカ戦線で活躍したドイツ軍のBMW R-75や戦闘車輌の塗装、サンドイエローに思えてしまいます。

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こんな色に塗装されたBMWなんかがあると、ちょっと乗りたくなってしまいそうだが、ホンダさんとしては女性ユーザーを狙っての中間色シリーズの一台なのでしょう。

それはさておき、毎日のようにリトルカブを見かけると、どんな人が乗っているのか知りたくなります。

可愛いリトルカブなので、女の子がオーナーというイメージが湧いてくるのが当然。

いやいや、そう思い込んでオッサンだとショックは大きい。

なので、最初からこのカブのオーナーはオッサンだと決めて置いたのです。

そして昨日、このカブのオーナーを見ることができました。


私の目に狂いはなかった・・・・・・。


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2008年06月07日

ブログ開設二周年

早いもので、ブログを始めて二年が経った。

以前も書きましたが、週に2〜3回更新すればよいつもりで始めたブログです。ところが、性格とは恐ろしいもので、一日中用事があって更新できない日を除けば毎日更新している。

最初はブログのアクセスも一日3人とか5人とかの日もあり、殆ど自分の日記帳代わりのブログでした。コメントも全くもらえず、友人ぐらいしかコメントなどありません。

確かに、そこいら辺をウロウロして何だかんだと書くだけのブログです。自分が読んでもあまり面白くない・・・それでも毎日更新し続けると、ありがたい事に少しずつ読む人もコメントも増え、書き甲斐?も出てきます。本当は野山や釣りの事を沢山書きたいのですが、そうそう暇もお金も無いわけで、どうしても日々の戯言がメインになっています。


この二年間を振り返ってみると、あらためて文章の難しさを痛感します。元々筆不精な私ですから、普段は文章など書くわけも無く、仕事で使う文章の「である、のである」調と、話し言葉の「です、ます」調の文章が混在し、どちらの書き方をすれば良いのか?人に伝えやすいのかと迷ったものです。

書き方としては「である、のである」調の方が一般的だし、長文を書くには適している。ところが文章自体に面白みがありません。どこかへ行った報告的な内容には適しているが、いささか内容が硬く感じられてしまいます。

それで「です、ます」調で書いてみました。すると文章が優しく軟らかい内容になります。その反面、長文だと「です、ます」の連発になりやすく、話がまどろっこしいという欠点が出てくる。

結局は、自分のブログだし「好きなように書いちゃえ!」ってなってしまった。

こうなってしまえば、文章を書くことも苦にならず、好きな事を好きなように書き綴る事が出来る。どんな下らない事でも書けそうなので、ネタ切れなどはありません。

でもね、やっぱり楽しい野山の散策や、秘境探訪などをメインに書きたいのです。

今年はあと何回野山へ行けるのかなぁ〜



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2008年06月08日

メイトとリトルカブ

昨日は朝から晩までお仕事です。

出掛けにブログアップ用ではなく、記録として鉢植えの花の写真を撮ってみた。

そしたら『よねくらさん』が来ちゃった。

オネダリして私から離れないので、まともな写真が撮れず仕舞い。

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殆んどの写真に『よねくらさん』の黄門ちゃまが写ってしまいました。




会社に着いたら、いつもの場所に前回のリトルカブがない。

今日はちょっと遠いけど、その場所にメイトを駐車させましょう。

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比べてみると(バイク好きじゃなければ同じだと思いますが)

やっぱり私のメイトには存在感がありません。

しっかりシティーカモフラージュされ、誰も気に留める人はいませんでした。



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2008年06月09日

グリスアップ

昨日はメイトのボトムリンク(前輪のサスペンション)と

TWのスイングアームのグリスアップを行いました。

バイクの定期点検・整備といえばオイル交換やバッテリーのチェック等々が上げられますが、今回のグリスアップは滅多にやらない整備の一つでしょう。

もちろん個人でグリスアップをするにはグリスポンプという専用工具が必要ですから、なかなか出来るものではありません。

私は仕事柄こういった工具を持っているので(会社にあるだけですが)自分でやっちゃいます。

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このボッチからグリスを注入します。

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グリスポンプのハンドルを上下に動かして、横からグリスがはみ出なければ注入されています。

新しいグリスがベアリングの中へ入れば、今まで以上に動きもスムーズになる。

滅多にベアリングのグリス切れなど起こりませんが、切れてしまえば

『ハイそれまでよ!』となり、部品をすべて交換しなければいけません。

たまにはグリスアップした方が良いでしょうね。

まあ、一度もグリスアップせずとも廃車まで乗り続けられるバイクもあるので、重要なメンテナンスではないでしょう。

でもね、何となくメイトもTWも喜んでいる様な気がするんです。



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2008年06月10日

街頭テレビ

我が家の近く、国道5号線沿いにある『東光ラジオ店』

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申し訳ありませんが、今はあまりお客さんは入っていないようです。

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ところが、昭和33年の写真を見たらビックリしました。

あの『ALWAYS 三丁目の夕日』そのままの光景が見られるではありませんか。

当時はテレビなどお金持ちの家にしかなかった時代です。

力道山VSシャープ兄弟や鉄人ルー・テーズとの一戦でも見てるのでしょうか?

歩道からはみ出して停めてある自転車やリアカー、

そしてこんなにも人だかりが出来ています。

今でもこのお店は同じ場所にありますが、

この辺りは市電も廃止され、すっかり寂れたたたずまいです。

とはいえ、この界隈で暮らしている人は良い人が多く、

私には住みやすい街並みなのです。


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2008年06月11日

戸切地(上磯ダム)川で釣り

上磯ダムへ釣りに行って来た。

本当はヤマメ狙いで八雲町辺りまで行きたかったが時間がない。

今回は『食べる』のが目的のブラウントラウト狙いです。

数釣りはダム下で良い思いをしているので、まずはそっちで釣行開始。

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ところが下の川は渇水気味で、テトラが出ていて釣りになりません。

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仕方が無いから放水口で釣りをしましょう。

ここも渇水して、なんだか泡だらけの淀んだ水です。

でもね、沢山ライズはしている。

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こりゃ釣れそう。

『食べる』が目的なので当然エサ釣りです。

写真には写りませんが、水面では数え切れないぐらいの羽虫が飛び回っている。

全然当たり無し・・・

こういう事ってあるんですよね。

魚はみんな水面の羽虫に気を取られて、水中のエサには目もくれない事・・・

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しばらくしたらフライのおっちゃんがやってきた。

おっちゃん「釣れますか?」と、定番の質問。

私「釣れませんが、フライなら釣れるかも知れませんよ」

本心「こんなに羽虫が飛んでるんだから、ニセモノのフライに来ないべさ」

30分経過・・・

二人とも全然釣れません。

場所を変えましょう。

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今度はダム湖の上流目指してメイトを走らせます。

ダム湖の途中にはキャンプ場があり、その前で携帯蚊取器の蚊取り線香が燃え尽きているのに気が付き点火していた。

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あたりには誰もいません・・・いえ、一人でニヒルに休んでいるアメリカンが一台いた。

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この先から舗装が切れジャリ道になります。

次の場所は釣れるかな?


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2008年06月12日

戸切地(上磯ダム)川で釣り2

ダム湖を過ぎ、直線の林道を走ると橋を渡ります。

そこから左に曲がり、第二の釣り場到着。

ここはメジャーな場所なので魚もスレているはず。

一応釣ってみましょうかね。

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上流に向ってコンクリート製の遊歩道のような護岸があるので歩きやすいんです。

途中のポイントも丁寧に探ってみたがアタリなし。

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えん堤が見えてきました。

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もちろん一番のポイントはここです。

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う〜ん・・・ここもアタリなし・・・

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えん堤を巻いて少し上流へ行ってみた。

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あらら・・・ここも全然アタリなし・・・

今日はどうしちゃったんだろう?

時刻は17:50、夕マズメ(“たまずめ”じゃありませんよ“ゆうまずめ”って読みます 釣り用語で夕暮れ時の釣れる時間の事と思えば良いでしょう・・・ってこんなに注釈付けるんなら書かなきゃ良かった・・・)まで待ってみるしかないのかな?

一時間ほど粘ってみたが、やっぱりダメ・・・

仕方が無いから、最初の場所へ戻る事にします。

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ダム湖も夕暮れをむかえている。

最後は放水口で一発勝負?大物ブラウンを狙いましょう。

私の経験では辺りが真っ暗になる寸前が大物の釣れる時間です。

それまでマッタリすることにしましょう・・・んっ

おっ!

カナチョロ(カナヘビ)発見。

ちょっと記念撮影してみました。

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綺麗に撮れているでしょう。

実はこれ、ヤラセです。

右手でカナチョロの下半身を押さえて接写しているんです。


そろそろ暗くなってきた。

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さあ、釣り開始。

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と思ったら、小物のブラウンばかり・・・

まだまだ・・・

だいぶん暗くなってきた・・・

当たりなし・・・

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もう少しかな?

・・・・・・・

夜のとばりも降り、大物が釣れるはずの僅かな時間も過ぎちゃった・・・

辺りは真っ暗・・・

やめよっと。

メイトへ戻ります。

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フラッシュを焚いても真っ暗闇。

残念ながら今日はこれまででした。


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2008年06月13日

フキ

フキの油炒めは、妻も私も子供の頃から食べていた料理です。

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もちろん今も口に入りますが、昔のフキはもっと大きかったような気がします。

私が小さかったから大きく感じたのかも知れませんが・・・

あたり前だがフキ採りに行くと、大きなフキを探して採る。

茎が赤くなく、みずみずしい緑色のフキです。

私の知る限りでは、八雲町の奥地や福島町大千軒岳界隈には秋田ブキのような太くて大きなフキが生えています。

小さなフキを沢山採るよりも、大きなフキなら少し採れば十分なので、そんなフキを探した時期もあった。

まあ、松山千春さんの故郷足寄町のラワンブキにはかないませんが・・・

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このラワンブキも昔より少し小さくなったと聞いています。

なにしろ高さが4mにもなるものがあり、馬に乗ったままその下をくぐれたそうです。


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2008年06月15日

父の日

昨日は2年ぶりに市内のアウトドアショップへお買い物に行って来た。

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このお店、独身の頃はよく行ったものでした。

今では妻がお財布の紐を握っているので、そうそう行けるものではありません。

そして今回、このお店でのお買い物は熊避けスプレー(カウンターアソールト)。

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実はこれ、父の日のプレゼントなのです。

私は野山に入る際、いつも熊避けスプレーを持ち歩いていますが、義父の場合は野山というより山中へ入る為に必需品だと思われます。

前回プレゼントしてから、かれこれ10年近く経っているはずなので、スプレーの使用期限も切れているはず。

なので、今年のプレゼントは熊避けスプレーと相成りました。

父の日のプレゼントの定番、ネクタイ、洋服、ライター等々は使ってなんぼ?のものですが、熊避けスプレーは使わないに越した事はありません。

いざという時の保険と思えばよいでしょうね。


 
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2008年06月17日

横津岳からの夜景

デジイチを購入して半年が経ちました。

ところが、せっかくデジイチを持っていても、本格的な夜景撮影をした事がありません。

そんなわけで今回は、夜景撮影に行こうと思います。

まず場所はどこにしようか?

カメラに明るくない私なので、恥ずかしいから周りにギャラリーがいない場所・・・

夜景が綺麗な場所・・・

そこで思いついたのが横津岳。

とはいえ、夜の横津岳はちょっと怖いかもしれません。

なにせ“あの思いで”もある場所なわけでして・・・

まあ、四半世紀も経っているし大丈夫でしょう。

まずはメイトで出発です。

国道5号線を走り横津岳目指してメイトをトットコ前進させます。

もうすぐ横津岳へ通じる大川沿いの直線道路に入る。

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この先で街灯は無くなります。

さすがにメイトの12V30Wのライトだと暗い・・・

時刻は21:30 こんな時間に横津岳へ登る人はいないでしょうね。

と、カメラを取り出して一枚パチリ、やはり三脚無しだと手ぶれを起こします。

あらら・・・二枚目を取ろうとしたら後ろから車が来た。

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その時、パチリ・・・

人がいない場所で夜景撮影と思ったが、山へ登る車がいて何だか少し安心・・・

横津岳への前半戦、大川沿いの直線に入りました。

もう街灯などありません。

この辺りは木々が鬱蒼としている上、高度も高くないため市内の明かりも全く見えない。

私が一番嫌な場所です。

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辺りは真っ暗闇。

行ける所まで行って撮影しましょう。


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2008年06月18日

横津岳からの夜景2

相変わらず大川沿いの直線道路は真っ暗闇で嫌な道です。

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時折、木々の切れ目から半月が顔をのぞかせている場所だけが、ほんのり明るい程度。只今のメイトの巡航速度は40km。大川沿いの直線が終わるときつい左カーブになり、そこからいよいよ本格的な登坂となります。

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ここから非力なメイトでは、どう頑張っても25〜35kmがやっと、急ぐわけでもありませんから時々見え隠れする函館市内の夜景を楽しみながら走りましょう。

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メイトのヘッドライトは目の前の路面しか照らしてくれませんが、なにせ通い詰めた道です。次に来る路面やカーブはすべて覚えていました。一昨日食べたものは思い出せなくなってきても、四半世紀前の事は覚えているものです。

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もうじき横津岳中腹にあるゴルフ場を通過します。

そうそう、この辺りから生暖かい風と冷たい風が交互に私にあたり始めるはずです。
冷たい風がヘルメットのシールドに当たり、その次に生暖かい風が当たる。そしてまた冷たい風が当たるとシールドが曇って前が見えなくなってしまうはず。これも昔と変わっていないでしょう。

案の定、シールドが曇りはじめた。ここからはシールドを上げての走行です。虫が顔に当たらないと良いのですがね。

やっぱり、お約束で当たり始めてきた・・・。

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ゴルフ場を通過、誰もいません。さっきの車はもっと上に行ったのでしょう。ゴルフ場を過ぎた辺りからが夜景の撮影ポイントになりますが、一応スキー場まで行くつもりなので、軽くスナップを撮るだけで通過。
メイトの速度は25km弱、登りがきついんです。

トコトコ走るメイトなので、左手にLEDの懐中電灯を持ち、辺りを照らしながら走行してみた。真っ暗闇なら、メイトの暗いヘッドライトの補助として十分に役に立つ。まあ、危険ですからあまりお勧めできませんがね。

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お遊びは終わりにして、メイトはどんどん高度を上げていきます。もうすぐ横津岳スキー場跡に到着という頃、生暖かい風の湿度が増してきました。これは雲が近い前兆です。

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急いで夜景を撮らないと・・・



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2008年06月19日

横津岳からの夜景3

横津岳スキー場が見える辺りから月に笠がかかってきた。
どうやら高度が上がり雲の中へ入ってしまったみたい。市内から見た時は横津岳頂上にあるレーダードームも見えていた。

山の天気は変わりやすいものです。

本当は横津岳スキー場にあるリフト下り場(つまり『ばんだい号慰霊碑』のすぐ横)がメイトでい行ける一番高い場所なので、そこから撮影しようと思っていたんです。残念ながらスキー場まで行かず、このあたりから撮影することにしましょう。昔なら天気が悪くても頂上付近に近づくとなぜか晴れてしまい、途中で挫折する事などなかったのですがね。

さて、三脚をセットして撮影開始しましょう。

そういえば、先ほど上に上がって行った車がまだ下りて来ていない。こんな時は、夜景撮影の真っ最中に車が下りて来てヘッドライトの明かりで邪魔しそうな気がします。

まずは、オートで一枚・・・

あれれ・・・やっぱり思った通りです。上から車の明かりが見えてきた。結構な勢いで走ってきた車だが、私を確認するや最徐行する。そりゃそうでしょう、普通こんな時間に一人で、しかもバイクに乗ってきて写真を撮ろうって人はあまりいない筈ですから。

車も通り過ぎてくれたので撮影再開しましょう。

と、思ったら、また車が上から下りて来た。

間が悪いったらありゃしません。

さっきまで全く車など走っていなかったのに・・・

今度の車は私に興味を持ったようで、カメラの前で停車した。おっちゃんが車から下りて来たが、ヘッドライトが眩しくシルエットになってよく分かりません。ちょっと迷惑・・・

おっちゃん 「写真撮っているんですか?」

  私   「はい、夜景を撮ろうと思いまして・・・」

おっちゃん 「怖くないんですか?」

どういう意味だろう?ここは山だから熊の事?交通事故の事?
それとも山中の暗闇の事?

  私   「う〜ん、あまり怖くないです」

おっちゃん 「この辺りは熊も出るらしいですよ」

  私   「そうですか」

どこでも熊はいるし、別に何もしないけどなぁ〜

おっちゃん 「この前、この先で大きな熊のフンを見た人がいるんですよ」

  私   「春は食べ物がいっぱいあるので、ウンチもいっぱい出すんでしょうね」

早く行ってくれないかなぁ〜雲がどんどん下りて来てすぐそこまで来ちゃっているし・・・写真撮れなくなっちゃうよ。それからもそのおっちゃん、何だかんだと話しかけてきてます。全く車に乗る様子がありません。

まあ、このおっちゃんには悪気がありません。

でもね、カメラの三脚もセットされているし、写真を撮ろうというのはお解かり頂けるはずです。ちょっと空気を読んでもらいたい。

少なくとも車のライトを消してもらえると良いのだが・・・

もう20分も経っています。

それから約10分経過・・・

やっと話のネタが尽きたようで、車に乗って山を下りて行きました。

私は誰もいない山中では、プーさんより車で来る人間の方がよっぽど怖い。今のご時勢どんな人が車に乗っているか分かったものじゃありませんからね。

もう来ないだろうな?

おっちゃんとの話で少し疲れた。

缶コーヒーを飲んで小休止・・・

誰もいなくなると静寂そのものです。



撮影再開しましょう。

少し雲って来たけど仕方がありません。

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まずは函館の全景


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ズームして函館山近辺


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五稜郭界隈


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最後にメイトと夜景

残念ながら月の光が入ってしまいました。


撮影時間は僅か5分、これにて撮影終了です。


撮影中、私の後ろからずっと視線を感じていた。

分かっていたけど無視していたんです。

彼?は臆病な動物ですが、気になってずっと私を見ていたのでしょう。

ねっ!タヌキさん

撮影が終了してから懐中電灯で照らしたら、ビックリして逃げ出しました。


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さて、帰りましょう。

帰り道にも、キツネさんが二匹とタヌキさん一匹に出遭いました。

08 6 18 6.JPG

不気味な大川沿いの道を抜け国道へ出る。



後は我が家へまっしぐらです。



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2008年06月20日

立待岬の橋

少しだけ時間があったので、お散歩してきた。

まずは住吉築港へ行ってみます。

ここには函館山要塞時代の砲撃用水尺の名残があるのでご紹介しましょう。

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この防波堤の先にあります。この場所は、波がある日にはサーフィンをしている人を見かけますが、どうやら今日は凪なのでいないみたい。

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これは以前紹介した事のある矢不来の水尺と同じ物です。

今は月日の流れで崩壊し、基礎の部分を残すのみとなってしまいました。


釣り人もいないし、ここらでマッタリしようかな?

いや、立待岬の方へ行ってみましょう。

立待岬へ行くには、石川啄木一族のお墓がある坂を上って行くのが普通です。

ところが、私が4歳ぐらいの頃、祖母に連れられ海伝いに立待岬へ行った事がありました。たしか木の橋、というより木の歩み板が岩と岩との間に架かっており、そこが怖くて渡れなかった。そこで祖母が私をおんぶして渡ったのです。おんぶしてもらうと更に高さを増したその橋は、子供心にもかなり怖かった。

そこへ40数年ぶりに行ってみることにしましょう。

道はたしか?啄木への道の一本前の道を入れば良いはず・・・

ここかな?

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すぐに住吉築港が見える海に出ます。

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このあたりは海の水も綺麗です。

200mほどメイトを走らせると道が無くなりました。

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ここから行けるのかな?

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最後の民家には、私を全く無視して爆睡中のワンコ。

波も穏やかだし気持ちが良い・・・

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さて、メイトを置いて歩き始めましょう。


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2008年06月21日

立待岬の橋2

静かな海だったのに、水上バイクが5台ほど登場した。

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いつも思うのだが、水上バイクって一体何ノットぐらいでるんでしょう?一見すれば30ノット近く出ているようにも見えるけど、物自体が小さいので速く見えるのかも知れない・・・
艦船オタクの私でも、これは守備範囲から外れているので良くわかりません。
ちなみに1ノットは時速1.852kmです。

私も陸上バイクに乗るけど、水上バイクはちょっと五月蝿い。きちんと使えば良い乗り物にもなるのでしょうが、スノーモービル同様水上バイク嫌いな人は多いですから。

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話を戻して立待岬を目指しましょう。

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あたりには綺麗なユリ科のエゾカンゾウやオオバナノミミナグサが咲いています。

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海から10m程の高さの岩場を巻くように歩いて行く。

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足元では釣りをしているオッチャンがいた。

景色も良いので岩に腰を下ろしてマッタリします。

10分経過・・・なんだか気持ちよくなって眠くなってきちゃった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

さあ、行きますか! 歩き出したら私のすぐ目の前がガサついた。

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んっ・・・田中邦衛 青大将 アオダイショウも日向ぼっこしていたみたい。

私が休んだ場所から岩を一つ越す・・・見えてきました。

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これが当時渡った木の橋です。

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今は丸太3本で出来ていますが、よく見るとその下には以前からある歩み板が見える。その歩み板が私の渡った板とは思えませんが、とりあえず40年前、この橋を渡ったのは確かです。

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木の橋を渡ると数十メートルで立待岬に出た。

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それなりに人がいます。

昔は橋が二つあったと記憶していましたが、どうやら橋は一つのようです。

当時、穴間のつり橋の先にあった木の橋(歩み板)と勘違いしていたかも知れません。

ほんの僅かな時間でしたが、懐かしい場所を訪れる事ができました。

釣り人がいるので釣りも出来そうですが、透明度の高い海の中は昆布だらけ。根がかりして、仕掛けを沢山なくしてしまいそうでした。


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2008年06月22日

2008金花湯情報

何度も書きますが、いまだに多い『金花湯』へのアクセス。

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ありがたい事に、金花湯を訪れた方々からのコメントや情報、そして質問などが寄せられてきます。その中で今回ご紹介するのがジェベリストXCさんのお話です。

2008年6月14〜15日に金花湯を訪れたジェベリストXCさんの情報によれば、まだ道程の半分ほどの地点の崩落がより酷くなっているとの事。

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2006.9.26 この場所の崩落がひどいようです。

徒歩で行く方なら問題ないのでしょうが、この崩落はこれからも進行しそうです。この場所が決壊するとバイクでも走行困難は必至でしょうから、残された手段は自転車か徒歩となる。徒歩となれば日帰りには厳しい距離なので、益々金花湯は秘湯となるかもしれません。

ジェベリストXCさんのブログはこちらから



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