
最初の200mほどは順調に走れましたが、このまま最後まで行けるとは全く思っていません。案の定、300mで林道右側に深い溝が入っている。

路面は多少ガレてはいるものの、まだまだ走行可能の状態。

500m地点からフキと笹が路面を覆い始めてきた。
これでもまだ大丈夫。
かすかでも、これからタイヤが通る場所を確認できれば問題ありません。
と、思っていたら、今度はクモの巣がいくつも林道にかかっていて、その中へ突っ込んでしまった。私もバイクもクモの巣だらけ、一旦バイクを停車させてクモの巣の除去作業。
クモの巣の除去を終え、更に前進します。
こりゃ、完全に廃道のようです。
林道を良く見ると、地上30cmあたりでは一車線分は確保されているものの、全く林道を整備していない為、ネマガリダケが覆いかぶさっています。私の目線では0,2車線です。雑草も繁茂しているので更に走りづらい。

偉そうな事を言わせてもらえば、このぐらいの路面で撤退しているようでは「金花湯」入湯は叶いませんでした。もちろん度胸だけの無謀な走行はもっての外です。下調べと準備を怠ってはいけません。なにげに入ったように書いたこの林道(廃道)でさえ、どれほど自宅で地図とにらめっこをしたでしょう。そして、これが水の沢林道ならば、もう少し先に直角に曲がる地点が現れるはずです。

案の定、直角カーブが出現しました。そして、そこだけ広くなっていた。
この先から道が開けてくれるといいのですが・・・

やっぱり開けてなかった・・・
こういった廃道での私なりの前進か撤退かの定義ですが、「タイヤ一本分でも路面が見える事」この一点です。いくらフキなどのやわらかい雑草(山菜)でも路面状況が判らなければ、どんな危険が待ち構えているか分かりませんからね。

廃道1.5km地点、こりゃまた特大のプーさんの落し物発見。
ここのプーさん、かなり大きそうです。

この場所は殆ど人が入っていないと思われますから、プーさんにはハイウェーのように歩きやすい場所でしょう。林道は更に荒れて、かすかに見える路面には朽ち果てた倒木がいきなり現れます。

2km地点、またもやプーさんの落し物発見。
クンクン・・・プーさんは大丈夫・・・近くにはいない様子。
大船松倉林道から入る水の沢林道は、約2km地点までは整備されているはず。
そこへ合流するには、あと1kmも走れば良いはずなのですが・・・

2.2km地点、こりゃ〜完全に廃道です。
こういった廃道も、草の生えていない早春なら全く問題ないのですが、そろそろ撤退を考え始めました。あと1kmで道が良くなるはず?なのですが・・・
路面はフキやヨモギ、そして沢山のウドで覆いつくされている。

路面が完全に見えなくなってしまった。
残念ながらここまで・・・撤退です。
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