2009年03月27日

冬の渓流魚

真冬の川でもイワナやヤマメがいるのは当然です。

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ところが、真冬に釣りをしても殆ど釣れません。

おそらく冬眠に近い状態で、川の流れの緩い場所でジッとしているのだと思う。

まだ私が独身の頃、冬の魚達はどこにいるのか調べてみた事があります。

最初、ウエーダー(胴付きの長靴)穿いて川の中に入り、箱メガネなんかで魚を見ようと思って出かけました。真冬の川は岸辺が凍り付いており、流れの中心部だけが凍っていない状態です。この状態で川に入れば川岸の氷に足を取られてスッテンコロリンしそうな予感。氷を割りながら足を水に入れれば大丈夫ですが、そんな事をしたら肝心の魚が逃げてしまいます。

結局どうして良いのかよく分からず、一回目の真冬の渓流魚観察は失敗で終了。

そして2回目、今度はウェットスーツを持って行き、真冬の川の中へ入ってみようと出かけました。水が冷たくて大変だろう事は想像がついたけど、古いダイビング雑誌などを見ると、当時はウェットスーツで流氷の下をダイビングしていたんだから何とかなると思ったんです。現在ではこういった所へ潜る際はドライスーツ(水が入らない服)が一般的ですけど・・・もちろん私は高くて買えません。

そして真冬の川に入り、魚を探してみました。
10分も水の中で魚を探せばすぐに確認できるだろうと思っていたが、どこにも魚の姿を見つける事ができません。
場所を変えて探しても結果は同じ・・・

川の水は想像通りの冷たさで、15分も入れば限界です。

寒さのため、沢山の場所を見て回ることはできませんでした。

結局2回目の真冬の渓流魚探しも失敗で終了です。

そして今年の冬、中古ながらウェットスーツもあるし、真冬の川に入ってみようと思っていました。

・・・・・・

でもね、『寒いだろうなぁ〜』って、想像しているうちに春になっちゃった。

『好奇心』と『寒さ』を量りにかけたら寒さの方が重かった・・・


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posted by 黒ウサギ at 00:07| ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 野山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする