2009年04月03日

雪道シーズン終了

4月になったので、メイトのスパイクタイヤを外す時期が近づいてきた。

簡易スパイクを装着して一冬過ごしてみましたが、その感想でも書いてみましょうか。

まずは走行距離。
例年は1500〜2000kmの間で、今年はちょっと少ない1300km程度。
その内、スパイクタイヤの活躍の場である雪道走行は200km弱。
比率にすれば一割強程度でした。

確かに雪道やアイスバーンではノーマルスパイクより数段上の走破性を示してくれた簡易スパイクでしたが、8割以上が舗装路なので、停止距離の長さに注意が必要だったんです。

今まで20年近くノーマルスパイクにしていた訳はこれ。

でもね、やっぱりツルピカのミラーバーンや圧雪アイスバーンでの効果は抜群なので、これからも手放せない気がします。

耐久性の方は、あと二冬以上は持つと思われますから5000km以上は大丈夫でしょう。
それよりもピンの脱落による消耗の方が多かった・・・
最低50km毎の点検が必要だと思われます。


結論としては、簡易スパイクを付けてやっぱり良かった。

多少メンテに時間は取られるけど、高価な特注ピンタイヤ(二本で6万円程度)よりずっと安価で効果抜群、コストパフォーマンスに優れた後付けピンだったと言えました。

残念な事は、このメーカーが倒産してしまい今は在庫しかないという事かな。
まあ、私もまだ100本以上の在庫があるし、冬になればヤフオクでも売られますから、当分の間は困る事もないでしょう。

最後にバイクで雪道を走るっていう事は、常人には理解し難いものがあると思います。

私なりに考えると、雪道ではスパイクを付けても何も考えずバカづらこいて走る訳には行きません。どんなに条件が良くても夏に比べたら10倍気を使うし『走る』と言うより『走らせる』って感じ。ただのライダーが興味本位で雪道を走ろうと思ったって、そうは行かないと思います。(すぐに乗るのをやめる)

冬のバイクは、夏のバイクと全く別物と考えて、真冬の自然と真摯に向き合わないと走れないでしょう。

まあ、私だって本音を言えば、車を二台持てる経済的余裕があれば、好き好んで真冬にバイクで走らないかも知れないし、どうしても仕事で乗らなければならないとかの事情が無ければお勧めしません。

それでも真冬に乗る人は、単なる“もの好き”でしょうね(笑)



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posted by 黒ウサギ at 16:21| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする