
踏み跡はT字に分かれていますから、右へ行きます。
要塞の手前には、寒川部落への最短ルート
『勘七』という漁師が、ここで転落死したことから通称「勘七落し」と呼ばれている急なルンゼコースがありま・・・
おっと!
写真を撮ろうと思ったら、下から初老の男性が登ってきた。
履き物は、なんとネオプレーンの胸まであるウエダーです。
おそらく寒川界隈で何か採って来たんでしょう。

ビックリしたなぁ〜

穴間要塞に到着。
小山の上は測距儀があった観測所、下の方はサーチライトがあった照明所だったそうです。

まずは下の照明所から見てみます。

これは何の跡なんでしょう?


周りはこんな感じ、今時期か晩秋でなければ草ボウボウで近づきにくいと思われた。

照明所の中
照明であるサーチライトはエレベーターで上下させていたようで、正面の明るく見える所がそれ、現在は青天井です。
今ではレーダー等々で距離を測って照準しますが、当時の夜間砲撃は探照灯(サーチライト)で目標物を照らし、測距儀で距離を測ります。当然、明かりを灯すわけで敵側から丸見えとなり、敵側からも照準されてしまうので、砲台と観測所は離して置かなければいけません。

上から見ると四角い穴が開いていて、夏なら見落として落ちるかもしれません。

次に高台にある観測所へ行って見ます。

下から見ると古城を思わせる雰囲気。

それにしても上りづらい階段で、踏み面が20cmも無いみたいだし落ち葉が堆積していて要注意です。
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