2009年07月01日

小森→天蓋股への林道4

桂沼方向への分岐に入り、GPSの地図を見ると表示画面に桂沼が見えてきた。

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あと数キロで桂沼到着のはず・・・

夏草の生えた少し見通しの悪い林道を、徐行しながら走っていると、またまたまたプーさんの落し物発見。
 
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いえね、今まで何百回もプーさんの落し物を見てきましたが、これ、新鮮過ぎます。
 
表面は艶っぽく、3mほど離れた場所からでも臭いが漂ってくるんです。
 
ウ〜ム・・・まあ、いつもの事だし、今まで以上に注意を払って最徐行で前進しましょう。
 
そこから200mほど走ると50mほど前方のフキの葉がガサゴソ動いていた。
 
黒い背中でセントバーナードぐらいの体高・・・・・・

間違いなくプーさんです。
 
もちろん桂沼の道標あたりからずっと動物園の臭いが微かにしていました。

それが少し気になっていたんですが・・・
 
それにしても私は遭い過ぎる・・・

年がら年中山登りしている人でさえ数回しか遭遇していないのに・・・
 
やっぱりバイクは機動力があるために、プーさんに逃げる時間を与えられなかったのかも知れません。
 
しかも、一般的な林道ライダーなら、そうそうこんな場所を走らないだろうし、来ても複数人でしょうから音もハンパなくデカイはず。ですからプーさんが逃げた後って事が多いのかも?やっぱり林道や廃道は複数人の方が安全なのは間違いないでしょう。などといろんな事を一瞬にして考えてしまった。こういう時の時間は長いんです。
 
距離は50mほどありますから、まずは落ち着いて対処しましょう(深呼吸三回)
やっぱり、何度遭っても落ち着かない・・・
 
一応、ナタ、熊スプレーの準備をしてプーさんを観察。
 
フキの陰で見え隠れするプーさん・・・
 
ナタも持ったし熊スプレーも準備完了。
(これにウージーでもあれば最高だけど、そんな物ないし・・・)
 
でもね、この状況だと99%大丈夫って分っているんです。
 
おそらくこの後、プーさんは私を見つけ、スタコラサッサと森の中に消えて行くはずです。
それでも緊張感が無くならないのは、残りの1%があるからなんですが・・・
 
バイクのエンジンを軽く吹かしてみる。
 
プーさんは立ち上がって辺りを見回した。
 
あまり大きくないプーさんでした。
動物園のヒグマの半分ぐらいの肉付き、体重は100kg前後でしょうか。
 
どうやら私に気づいたみたいです。
 
プーさんは、私が風下にいるので発見が遅れたんでしょう。
 
私を見つけたプーさんは林道を桂沼方向へゆっくり歩いて行きました。
 
そこで、やっと気づいた・・・
 
カメラ・・・カメラ・・・
 
今まで何度かプーさんに遭いましたが、一度も撮影した事がありません。
もっとも、出遭わないのが一番だし、写真など二の次三の次ですが・・・

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デジカメを取り出して一枚パチリ・・・

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その時はもう、草の陰で見えなくなってしまった。
 
これで、今回は桂沼行きは無理。

今来た道を戻って天蓋股へ向かいましょうか・・・
 
 



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2009年07月02日

小森→天蓋股への林道5

プーさんも視界から消えたようだし、私もトットトこの場を立ち去ります。
 
いつも思うんですが、やっぱりこの界隈に限らずヒグマというのは人間を避ける性質があるみたいです。こちらが音を出して存在を知らせてやれば余程の事がない限り今回のようにあちらから避けてくれます。ただ、美味しいお菓子をこの時に食べていたりすると、その匂いにつられてやって来る可能性はあるでしょうね。

一番怖いのは、食べ物を(生ゴミ)を野山に捨てて、そのゴミの味を占めてしまう事だと思います。
 野山にゴミを捨てたり、美味しい匂いのする食べ物を野山で食べて、ヒグマに『人間≒食べ物』と思わせてしまったら大変です。
 
今回のように私に危害を加えなかったプーさんも、人間の食べ物の味を占めたらお仕舞いですからね。
 
さて、一回遭ってしまえばある意味安心?一日二度遭う事など稀ですから、一旦さっきの分岐に戻ってのんびり天蓋股を目指しましょう。
 
ここからの林道は九十九折れの道となり、どんどん高度を下げていきます。

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道は少し荒れ気味で、乗用車では無理かなぁ〜?って感じ。
 
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道端には山菜採りに採られなかった大きなフキが至る所に生えています。

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5kmほどで去沢川と合流し林道は緩い下りとなり、天蓋股に続いている。



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天蓋股到着です。

この場所は前回来た時からすっかりファンになってしまいました。



一度ここで魚撮りしてみようと真剣に考えています。

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あれ、黄金の滝と黄金山方向へ行く林道にチェーンが掛けられていた・・・

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なるほど・・・

自己責任で行くことは可能なわけね・・・

しばしマッタリ・・・ウグイスも谷渡りが上手になっているし、のどかなひと時であります。

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天蓋股の橋


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここから数キロ走り、石崎松前林道との分岐に到着。


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相変わらず松前に抜ける林道はゲートが閉まったまま・・・

もう開ける気ないんじゃないだろうかと思える・・・


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ここからの景色もなかなかのものです。本当は釣りでもしたいけど、ここは禁漁河川なのでしちゃダメね。

お次は、外伝でちょっとだけ書いた早川(中外)鉱山跡を見ましょうか・・・

今回のお目当ての一つ、早川地区(今は廃墟)の若葉小中学校到着。

正面右手が校舎、そして左手が体育館です。

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体育館左手にイタドリに隠れてしまっている道が付いていますから入ってみる。

体育館横の壁が破られているので、中をのぞいて見ます。

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なるほど・・・

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こんな感じなんだ・・・



体育館の床が所々無くなっていますが、自然になくなるわけもないだろうから、誰かが剥がして持って行ったんでしょう。

調べてみると、この学校は昭和62年に閉校になったそうですから、かれこれ22年経過している事になります。

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この絵も22年前の物か・・・


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廃墟マニアなら学校の中を見るでしょうが、床が抜け落ちてケガでもしたら大変です。


ここへ来る前に、小中学校の卒業生が書いた作文を見つけて読んでいた。

http://www.geocities.jp/hnkyouiku/kaminokunihaiko1.htm#kaminokuni4

見ていると何だか悲しい気分になってきた・・・

そろそろこの場を立ち去りましょう。

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                 もう少しつづく



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2009年07月03日

小森→天蓋股への林道6

若葉小中学校を後にして中外鉱山の方へ行ってみます。

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ホッパ(鉱石を分ける施設)を見て・・・

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ホッパの上から若葉小中学校方向を見てみる。

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焙焼炉のロケットが寂しい。

まさに廃墟であります。

今日は日曜日ににもかかわらず、ここ数時間誰にも出会っていません。
(会ったのはプーさんだけ)

さて、次回は天蓋股での魚撮りをするって事で(予定)そろそろこの場を立ち去りましょう。

石崎に出て国道228号線を江差方向へ走る。

途中、ちょっと寄り道しましょうか。
というのも、地図ではこの辺りからも桂沼へ行ける林道があるはずですから、そこの場所だけでも見ておこうと思ったんです。

地図通りだとここかな?小安在地区という所から林道に入ってみます。

またGPSを当てにして、道を一本間違えた・・・

やっぱり勘と地図の方がいいかもね?


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正しいルート?に修正して走ります。

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こんな名前の林道なのね。

所々舗装化が進んでいるし、林道の手入れも行き届いているから走るのは楽々です。


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しばらく走ると桂沼の道標がありました。

間違いなくこのコースで桂沼へ行く事が出来るでしょう。

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ただし、こんな看板が立っているし、ゲートに鎖が掛けられています。

注意書きには、出入りの際にはチェーンを掛けて下さいみたいな事が書かれているますから、普通に入っても問題ないのでしょう。

ルートが分ればそれで良し。

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今日はこれまで・・・

でもね、ここから函館まで一時間半ぐらいで帰れるから予定より一時間ほど余裕があります。

途中、上ノ国の夷王山(いおうざん)を通ってみた。

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やっぱり・・・こんなに景色が良いのに誰もいません。


そうそう、木古内町にある瓜谷ダム湖を見た事がないから寄ってみるかな?

てなわけで、地図を・・・いや、もう一度GPSに道案内させましょう。

今度は立派に瓜谷ダム湖までGPSが道案内してくれました。


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ダム湖までの林道も立派立派・・・

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純和風な風景であります。

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ダム湖到着。

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う〜む・・・木々に隠れてダム湖がよく見えません。

釣りしたらそれなりに釣れそうではありますが・・・

そろそろ時間も無くなってきました。

いえね、今日は結婚記念日なんで、早く帰って妻と食事に(バイキングだけど)出かけるんです。

そしたら、バイキング会場のホテルで抽選をやっていて大当たり、日本ハムファイターズの試合の入場券&札幌のホテル宿泊券をもらっちゃった。

いろいろあって楽しい一日だったな・・・おわり。




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2009年07月04日

修羅

最近、新参ネコとの争い続きで『よねくらさん』は傷だらけ。

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いつもは私の帰りを出迎えてくれるんですが、ここ2週間殆どなし。

たまに『よねくらさん』を見かけても、新参ネコと睨み合ったままなんです。

『よねくらさん』に加勢しても良いけど、ネコはネコの世界があるから出来ません。

飼いネコになる事を拒否し続けた『よねくらさん』が選んだ道ですから・・・

せめてもと、新参ネコを追っ払って『よねくらさん』にゴハンを上げようとすれば『よねくらさん』は新参ネコに追い討ちを掛けて行ってしまいます。

この争い、いつになったら決着が付くのかまだ分かりません。



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2009年07月05日

私が仕事で留守の時、妻が『よねくらさん』にゴハンを上げていた。

なんだか最近ゴロニャンしないと思ったら・・・

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お腹をケガしていたそうです。

間違いなく相手は名無しネコでしょう。

血の固まりは出来ているけど、血は止まっているみたいだって。

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『よねくらさん』一生懸命に傷口を舐めていたそうです。



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2009年07月07日

札幌出張

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一年ぶりに札幌へ行ってきた。

相変わらず人が多かった。


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ビルも高いしね・・・

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ここで『奥さんお絵かきですよ』やってるんだよね。


唯一の楽しみ?小幌駅通過の際は行きも帰りも爆睡してたし・・・

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オモチャとしてGPSを持参して小幌駅界隈のトラックログを取ってみたけど、トンネルばかりでロストでした。

それは良いけど、今回行った画像を見たら去年とほぼ一緒だった・・・

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我が家へ帰ると縄張り争いでお疲れ気味の『よねくらさん』が迎えてくれました。

 ローカル番組(STV放送)のクイズコーナー



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2009年07月08日

お尻の傷

この頃、修羅場状態の『よねくらさん』

かなりお疲れのようです。

「よねくらさん」と呼んでも知らん顔だし・・・

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いつも辺りを気にしています。

数日前からお尻に歯型を付けてたし・・・

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ちょっとお尻を見せてもらいましょうかね。

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あらら・・・

化膿はしていないようだから一安心。

まだまだ決着つかないんだろうね。



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2009年07月09日

全自動時限爆竹発火装置2

かなり前に紹介した全自動時限爆竹発火装置を作ってみた。

前回は蚊取り線香に爆竹を付けたタイプだったから点火までの間隔が長いのが欠点。

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今回は、お香に爆竹を付けてみたんです。

これだと1〜2分おきには点火すると思います。

これが役に立つかって?・・・そりゃ分かりません。

食後の腹ごなしにちょっと作ってみただけですから・・・

次に野山へ出かける時は実験してみるつもりであります。



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2009年07月10日

束の間

我が家へ帰ると久々に『よねくらさん』がゴロニャンで出迎えてくれた。

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顔は少し疲れが見えるけど、まだまだ元気。

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3箇所のケガも快方に向っているようです。

しばらく『よねくらさん』と遊んでから晩ゴハン。

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今日は天敵もいないようで、のんびり過ごす『よねくらさん』でした。

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2009年07月11日

滝行ツーリング

この記事はHPへ移動しました。

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2009年07月12日

滝行ツーリング2

この記事はHPへ移動しました。

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2009年07月13日

第六潜水艇浮上せず

久しぶりに戦記物の本を読んだ。

といっても今回は悲しいお話であります。

今から100年ほど前の1910年(明治43年)4月15日、広島湾沖で潜水訓練中の潜水艇が遭難する事故が発生しました。

海水が潜水艇の内部に入り込み、後ろに大きく傾き海底に沈んでしまう事故でした。

艇長の佐久間大尉と乗組員13名は、艇を浮上させようと排水などの手を尽くしましたが成功せず。数時間後、乗組員全員が呼吸困難(ガソリン中毒)のため窒息死するという痛ましい事故です。 

日本海軍が初めて潜水艇を保有したのは、日露戦争が終わった1905年(明治38年)秋の事で、当時の潜水艦はホランド型と呼ばれる潜水艦です。そのホランド型を元に国産化した潜水艇が六号艇とも呼ばれる佐久間大尉が艇長を務めた潜水艇です。

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ホランド型潜水艇

全長22mで潜水艇としては後年開発される、蛟竜(こうりゅう)や甲標的等を除けば日本海軍最小のものです。この潜水艇は、構造的に当時としては革新的なシュノーケル装置を持っていましたが、機能的に不備なところが多く、この惨事が起こったのでした。

特筆すべきは、数日後に佐久間艇を引き揚げた際の出来事です。

潜水艇の遭難事故はヨーロッパでも度々起きていたため、経験上ハッチ付近に多くの乗組員の遺体が群がるという、見るも無残な状態を引き揚げ関係者が想像していたそうです。 ところがハッチを開けて見ると、佐久間艇長は司令塔で指揮をとるかのように息絶え、他の乗員らも自分の持ち場を離れずに絶命していていたそうです。そして、佐久間艇長は苦しい息の中で遺書を書き残していた。

その遺書の文中には、部下を死なせた罪を謝り、部下が最後まで沈着冷静に任務を果たした事。この事故が発端で将来、潜水艇の発展の妨げにならない事、沈没の原因やその後の処置について書き綴り、最後に明治天皇に対し、乗組員の遺族の生活が困らない事などをお願いしていました。
 
 
この事件は、国内のみならず欧米各国においても、新聞や雑誌が大きく取り上げていたそうで、イギリスの新聞では「日本人は勇敢であるばかりか道徳上、精神上にもまた勇敢であることを証明している。今にも昔にもこのようなことは世界に例がない」と驚嘆していたそうです。 
 
この事件は、今では語られることはなく、佐久間勉艇長の名前を知る人は殆どいません。しかし、当時は国内のみならず、世界の人々に感動を与えたのでした。



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2009年07月14日

旧桧山爾志郡役所

江差町にある旧桧山爾志(にし)郡役所へ行った。

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この建物は北海道で唯一現存する郡役所だそうで、以前から気になっていました。

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庁舎前の庭には腰のあたりで曲がった独特の形の松の木があります。

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箱館戦争時、松前から進軍してきた土方歳三が、江差沖で沈みゆく開陽丸を見おろて、この松の腰のあたりに拳を突いて曲がったという伝説だそうです。

中に入ってみましょうか。

入場料は大人300円と、ごく普通の料金。

受付のおばさんお姉さんが、その場でこの建物の歴史を説明してくれました。

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入ってすぐ目に留まったのは、この建物の建設時を再現したジオラマ。

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建物の中には留置所もあり、裁判所的な仕事もしていたそうです。


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リアルな人形があった・・・

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留置所。

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なんでも、ここの壁のクロスは一部屋一部屋違っていたそうで、それも忠実に再現しているそうです。

こういう建物は函館市内にも沢山ありますが、どの建物も味があります。

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一応、展示物も見てまわる。

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二階へ上がる階段も味があります。

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ベランダに出てみる。

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ここからの景色もまずまず・・・

二階も展示品が並べられていますが・・・

ん・・・

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行軍将棋と書かれているけど、これ軍事将棋じゃないの?

私が子供の頃は軍事将棋をよくやっていましたが、こんなに歴史がある遊びだったわけね。

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パッチ(めんこ)は定番でしょう。

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防寒着を着た子供達。

やっぱり寒かったでしょうね。

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その他、さまざまな展示物があり、小一時間楽しむ事ができました。


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2009年07月16日

リークと交換

先日の滝行ツーリング以来、メイトの調子が悪い感じになっていた。

そして昨日、とうとうエンジンがプスンプスン・・・

原因はリークかと・・・

一応、調べてみたらプラグキャップの奥に水滴が付いていた。


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それからこれ。

大分減っていたようだから交換。



お次はTWであります。

スプロケットとチェーンの交換時期が近づいてきたようなので、注文していました。

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今日、部品が到着。

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早速、交換作業に入ります。

TWの欠点は、エンジン側のスプロケ(エンプロ)はケースを外さないと交換できない事なんです。

失敗すると嫌だから、バイク屋さんの勧めもあってガスケットも頼んだのでした。

それから、少しにじみが出てるエンプロシャフトのオイルシールも交換。

日曜日も雨らしいけど、一応土曜日までに交換する予定です。




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2009年07月17日

幽霊戦闘機

今日は戦場に現れた幽霊飛行機のお話。

第二次大戦中のヨーロッパ戦線、ドイツ空軍とイギリス空軍が戦っていたある夜の出来事。

イングランド上空へ進入するドイツ空軍の爆撃機を警戒し、哨戒飛行中の英空軍ハリケーン戦闘機の一機が、敵機らしき機影を発見し追尾しました。

英軍パイロットがよく見ると、その機体は鉄十字が描かれており、紛れもなくドイツ機だった。ところがその機体の塗装は鮮やかな赤一色で、翼は三枚もあったそうです。そして垂直尾翼は半円形。

飛行機マニアなら、もうお分かりだと思いますが、この機体は第一次大戦当時のフォッカー三葉機であります。しかもその機体は、かの撃墜王レッドバロン(バイク屋じゃありません)リヒトホーヘンの愛機だった。

速度はハリケーン戦闘機の方がはるかに速いにもかかわらず、追いつけない。そしてリヒトホーヘンの機体は雲間に消えて行ったそうです。

基地に帰投した英軍パイロットが、他のパイロットから笑われるのを承知で、その出来事を報告すると、なんと他のパイロットの大半が同じような経験をしていた。

このような記録は沢山あるようで、ドイツ側の記録にも登場しています。その記録によると、メッサーシュミット(ドイツの戦闘機)がハリケーン戦闘機に攻撃をかけた際、一機のフォッカー三葉機が現れて、メッサーシュミットよりも速いスピードで英軍機の中へ突入・・・そして消えた。



英軍機にも幽霊戦闘機はあったそうで、ドイツ爆撃機の編隊へ攻撃をかける英軍戦闘機の真ん中に、突如第一次大戦の英軍機SE−5Aが現れ、機銃を発射しながらドイツ爆撃機へ突入し、そのSE−5Aを避けようとドイツ爆撃機は急旋回中にSE−5Aは消滅。

その機体を目撃した英軍パイロットの話だと、SE−5Aの塗装やマーク、そしてパイロットの首に巻かれていたスカーフの色まで一致していたというから驚きです。

信じる信じないは別として、記録にはしっかり残されているそうです。


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2009年07月18日

交換完了

今日は仕事へ行く前にTWのスプロケ&チェーン交換を完了させました。

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そして天気は予報通り・・・今日は雨だし明日も雨らしい・・・

無理して終わらせたけど、明日も雨ならやらなくても良かったかもしれません。

まあ、交換完了とはいえ、TWに付いたオイル汚れを落としてないから完全に終わりとは言えませんがね。

今回はヤフオクやネットでの格安部品購入ではなく、バイク屋さん経由の純正品なので少々高め。

バイク屋さんには、それ以上にお世話になっているから良いでしょう。



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2009年07月19日

交換完了?

昨日、チェーンとスプロケの交換完了と思ってた。

今朝見たら、クランクケースからオイルのにじみ発見。

あれれ???

どうやらガスケットの取り付けミスのようです。

早速バラしてみた。

なるほど・・・髪の毛ほどの古いガスケットが、少しこびりついていたんです。

すぐに古いガスケットを取り除いて再組み立て。

半日放置してもオイルのにじみが無いので完了かな?

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まだスプロケ周りの汚れは取ってないけど、終了って事で・・・

お掃除は天気が良くなってからにしましょう。



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雨なので・・・

またまたまた雨の休みだった・・・

何処へも行けず(少しだけ外出した程度ね)引きこもり。

それならって・・・

昔、よく聴いた岩崎宏美さんのCDを、ちょっと聴いた・・・

個人的に「想い出の樹の下で」とか「あざやかな場面」は名曲だわ。

そして・・・ん?

CDのジャケットを見たら・・・

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当時はこれが流行だからしかたないか・・・

岩崎宏美さんの眉毛が『珍獣ハンターイモト』と同じだった。



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2009年07月20日

臼別温泉

今日は休日出勤のはずだった。

と、言うより出勤したら、とある都合ですぐに終了してしまいました。

さて、天気も良いし何処へ行こうか?

でもね、この長雨続きで野山(林道)へ入ってもドロドログチャグチャが予想されるし、下手すれば崖崩れに遭いかねないから止めておいた。


そんなわけで久々に臼別温泉へ行ってみる事に決定。

いきなりの半休日なので、今回は最もお金のかからないメイトで行く事にします。

函館から臼別温泉までは約120km、非力なメイトではちょっと大変ですが、まあ大丈夫でしょう。

国道227を厚沢部町方向へ走り、厚沢部町から229号線で北上、旧熊石町を抜ける。

この辺りは久しぶりであります。

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海岸線を楽しみながら、のんびりメイトの巡航速度で走る。



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函館を出て2時間半、臼別温泉の看板が見えてきました。

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ここから3.2kmほど林道を走れば臼別温泉到着です。

私が最後に臼別温泉を訪れたのは、今から15年ほど前の事。

当時は秘湯の湯治場として知る人ぞ知る温泉でした。

今はネットの影響もあり、新たに温泉が新築されてからは沢山の人が入湯されているようです。

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あと1kmで温泉・・・そうそうこの辺りに小さな滝があったはず?

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これだね。

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林道は整備されていてとても走りやすいし、雨もこの辺りはそれほど降らなかったようで、水溜りも小さかった。

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とか何とか思っているうちに臼別温泉到着。

先客の車が二台。

そりゃいるでしょう・・・祝日だからね。


なになに・・・へぇ〜。

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こんな看板がかけられているのね・・・

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さて、入湯しましょうか。

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清掃協力金100円を入れて・・・

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玄関を開ける。

清掃日の為、入浴不可日の事が書いてあった。

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この扉を開けると脱衣場。

クンクン・・・汲み取りトイレの臭い『田舎の香水』の香りがちょっとする。

私が着替えていると、一人上がって来た。

札幌から来たんだって・・・好きな人は何処にでもいるもんです。

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脱衣場の扉を開けると内湯が一つ、その向こうが露天風呂。

まあ、アクリル板で仕切ってあるだけですが・・・


女湯に一人入浴しているみたいだから、静かに入ります。

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静かにと言っても『あ”〜』の声は出ます。

私には適温の湯なので10分ほどマッタリ・・・

エネルギーが充電されるのが分かりますわ。

女湯が空いたようなので、ちょっと失礼して写真撮影。

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湯船の全景。

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湯船の向こう側に源泉があります。

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画像では良く分かりませんが、小さいけど立派な滝がある。

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源泉からパイプで露天風呂に入ってきます。

この辺りはちょっと熱かった。

打たせ湯もあります。

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こんな感じ・・・

その頃には私一人の温泉になっていました。

それから出たり入ったりして30分ほど楽しんだ。

温泉から上がると次のお客の声がします。

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どうやら地元のおじいさんが、仕事の後に入りにきたみたい。

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私が着替え終わり、メイトに戻っても、おじいさん二人は世間話に夢中です。

なんだか良い光景。

さて、あとは帰り道が待っているって事です。

メイトでの120km・・・結構大変ですよ。

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今回のGPSデータ。

使ったガソリンは4.1g、リッター57kmでした。

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臼別温泉トラックログ・・・

まあ、道標があるから、迷う事はありません。

久々に入った臼別温泉、当時よりもゆっくりと入る事ができたような気がします。プーさんの影におびえながら入る超秘湯も格別でしたが、こうしてノホホンと入れる温泉もまた良いものです。



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posted by 黒ウサギ at 21:13| ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月24日

オイル添加剤

とある理由でエンジンオイルの添加剤が手に入った。

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私は、メーカー純正オイルを入れておけば、大過無いと思っていたので無用の物です。

でも、能書きを読んだらチョット入れてみたくなりました。

どうせ、タダで手に入った物だから、まずはメイトに・・・

エンジンオイル量の4〜6%入れてと書いてあったので50ccほど注入。

この添加剤についてネット検索してみると、燃費が3〜4%良くなるとか、エンジンが静かになったとか、油温が通常110℃だったのが105℃になったとかって書かれてたけど・・・

その程度なら気のせいや乗り方って事もありそうだから、やっぱりウソ臭い。

そして先日、メイトで臼別温泉へ行った時、この添加剤を入れてたんです。
メイトでの長距離平均燃費は53km程度で、55km以上走った事はありません。

ところが、この時の燃費は57kmと予想外の数字。

その他、パワーが上がったとか、エンジンの音が静かになったという体感は無し。

もしかしたら添加剤が効いたのかも知れないし、たまたま条件が良かったのかもしれない。

やっぱり気休め?のような気もします。

このオイル添加剤、定価だと4000円ぐらいするし・・・

私には、お金を出してまでは買えません。



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posted by 黒ウサギ at 16:19| ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする