翌日は『きりしま』の体験航海乗艦整理券を手に入れていたけど、野暮用があって行けなかった。
午後から、艦内見学ぐらいは出来るかなと思って行ってみたら、案の定やっていました。
DDH142『ひえい』とDD105『いなづま』クラスの艦は何度か見た事があるからパス。今回は『きりしま』一本に的を絞って見学する事にします。
今回のお話はマニアックなので興味のない人はスルーして下さいね。
丁度、沖には日本丸が函館港を出るところでした。
さて、『きりしま』に乗艦しましょうか。
乗艦すると頭の上に、白い頭のSIWS(20mm機関砲)その後ろはヘリコプター着艦用誘導灯、そしてSPG-62射撃管制装置。
一番煙突後ろには、ハープーン発射筒(一発2億円)
これは洋上給油用支柱で、上のライトは夜間給油時に発見されづらいように赤色灯になっています。
内火艇は一般的な物。
このクラスは甲板伝いに前甲板へ行けないので、艦内を通ります。
お客さんがぶつからないように寅テープを巻いていた。
ちゃんと気配りしてます。
これは、担架ですね。
前甲板へ出るとVLSが目に入ります。
この四角い蓋が開いてミサイルや魚雷が飛び出します。
この角度の画像が欲しかったんです。
艦首にある5インチ(12.7cm)砲、イタリア製で一分間に40発撃てます。
驚いたのは、白い頭のSIWSの上にはOE-82C衛星通信アンテナがあるはずだけど、グレーのドームになっていた。
艦橋両舷にはチャフ発射筒(敵のミサイルを避ける装置)
また、艦内を歩いて・・・
ちょっとした配管でもフランジ(接続部)が丈夫な物で作られています。
これはダメージコントロール用の充填材?
艦内の階段は急です。
トイレはごく普通な物。
廊下の広さもまあまあ。
流石は戦闘艦です。至る所に救急箱がありました。
長い階段を登ってブリッジ(艦橋)到着。
インターホンの横にあるトイレットペーパーをティッシュ代わりにしているのが泣かせる。
航海灯、信号灯のスイッチ盤・・・手動なんだね。
舵輪(ハンドル)とテレグラフ(速度表示計)
ラッパが置かれていた・・・
チャート(地図)台にはGPSもありました。
艦橋に上がった一番のお楽しみは・・・
この景色を見たかったんです。
民間人では、こういう機会がないと見る事の出来ない景色ですからね。
手前にVLS、そして艦首側に5インチ砲。
つづく
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