2009年08月04日

DDGきりしま3

思った通り、艦橋から見る景色は良いものです。

ここから海面までは20mぐらいあるはずですから、ビルにすると7階建てぐらいでしょうかね。

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右舷側

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左舷側

両舷に赤い色をしたカニカゴみたいな物があるでしょう?

これ、原速(12ノット)で航行する時には上にあげられます。

原速航行中の目印です。

艦橋から下に降りましょう。

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反対側ではこれから艦橋に上る人をご案内する水兵さん。

いつの間にか私も歳をとったみたいで、水兵さんが子供のように幼く見えてしまいました。

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むむっ・・・お偉いさんの控え室か・・・

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艦内の廊下の床はPタイル。

一般的なビルや学校の床と同じ素材で出来ています。

それにしてもピカピカ・・・一般公開だから一生懸命にワックスをかけたんでしょうね。

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艦内には『きりしま』と先代の『霧島』を描いた絵がかけられていました。

先代の『霧島』は第二次世界大戦当時、日本海軍に12隻あった戦艦の一隻で、1942年11月14日ガダルカナル島近くで起きた第三次ソロモン海戦において、日本海軍の戦艦で唯一砲撃により沈められた戦艦でした。

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歴代『きりしま』も掛けられていました。

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指令や艦長等のお歴々の写真ですね。

艦内を見終わり後甲板へ出ます。


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艦尾にはVLSとヘリコプター甲板となっています。

VLS上にある赤いラインはヘリコプター着艦用のラインです。

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プラモで作るとデカールなんですが、本物はフリーハンドで描かれているみたいで、けっこう雑だった。

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ヘリ甲板向こうには『ひえい』と『いなづま』


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さて、『きりしま』から下艦し、外から見てみましょうかね。

乗って見るとパーツが大きくてよく分からないのもあったので、少し離れて見た方が見易かったりします。

たとえばECMです。

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近くで見るとこんな感じでなんだか分かりません。

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ね、離れるとよく分かるんです。

ECMって言うのは、妨害電波発生装置といえばいいかな?

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5インチ砲も外から見た方がよく分かるし・・・

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イージス艦特有の頭でっかちなスタイルもよく分かります。

ちなみにエンジンルームは見る事が出来ませんでした。
自衛艦のエンジン表記はCOGAGとかCOGOG等々があります。

頭文字のCOはコンビネーション、 

次のGはガスタービン 

Dだとディーゼル 

DLだとディーゼルで電気を起こしモーターで駆動 

GLだとガスタービンで電気を起こしモーター駆動

そして次のOはORで、AだとAND

次がまたエンジン形式。

つまり・・・

CODOGだと、巡航速度で航行する時はディーゼルで航行し、ダッシュする時はガスタービンを使います。

これがCOGAGだと巡航時はガスタービン、そしてダッシュする時はもう一台のガスタービンと同時に運転するわけです。

これってバイクにもあると良いんだけどね。

たとえばCO(メイト)A(TW)ってな感じで・・・・

巡航時は燃費の良いメイトのエンジンで走って、いざという時はTWのエンジンも動き出す。合計280ccのエンジンとなる訳ですから・・・

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などと、妄想をしながら『きりしま』を眺めてた・・・

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え〜と、マストは・・・

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私の知識が間違っていなければこんな感じ。

ESMは電波探知装置、敵艦のレーダー波やミサイルからのレーダー波を捉える装置です。

妻が退屈そうにしていたので、このへんで見学終了しました。




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posted by 黒ウサギ at 19:38| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする