まずは、津軽海峡側の林道を見てみましょう。

どうやら伐採作業のため、しっかり除雪されています。

ここの林道は懐が深く、先程の道道970号原木線へ行く事も出来るし恵山町へ下りる事も出来る林道であります。 でもね、今の積雪状態では、途中引き返しになると思うからやめた方が無難でしょう。夏場でも10km以上走らないと道道や国道へ出られません。その上、さっきの糸川林道の例もあるしね。

反対側の小平治林道は、まだ雪があってダメみたい。ただし、積雪量はそんなに多くないから、4月になれば少しは奥に入れそう。

この小平治林道も奥が深いんです。
今は蛾眉野界隈の林道といえば糸川林道をメインに走っている私ですが、二昔前はこの林道がメインだった。ここから林道をつなぐと矢別ダムも南茅部へも出られる長い林道なのです。
この辺りは良しとして一旦、恵山町へ出ましょうか。

次は恵山町から、冷水川林道方向へ入ってみた。

さすがに津軽海峡側は雪がありません。

林道へ入ると御覧のように、ほぼ雪の無い状態です。
まあ、奥地へ入ればあるんだろうけど・・・
3ヶ月ぶりに乾いた土の上を走るのは気持ちがいいものです。

しばらく来ない間に砂防ダムが立派になっていた。

砂防ダムを過ぎると残雪が現れる。それでも他の場所から見れば全然雪の量は少ない。
この先、確か小川があったはずだけど・・・

ありました。
オフロードバイクなら何でもない所でも、メイトだと地味に辛い。このまま走って行けば冷水川林道との分岐になるが、どうしようかな?

考えている内に冷水川林道入り口到着。


左折して小さな川を渡ると冷水川林道です。そして、直進すれば道道原木まで出られるはずだし、さっき見た除雪されている林道へも抜けられるはず。

林道の状態が今と変わらなければメイトで行けそうな気がするから直進してみましょう。

すぐに登りがきつくなる。

路面は基本的にアイスバーン状態ですが、路面が出てれば粘土質のドロドロ路面であります。
それでも何とか前進できるから、もう少し進んでみる。

所々、トラップのように深い穴が路面に開いています。
だんだん登りがきつくなり、タイヤが取られメイトの速度が落ちてきた。

こんな蛇行運転で前進中。このペースだと出口までどれだけ時間がかかるか分かりません。
こういう時は文明の利器であるGPSで最短の林道出口までナビゲーションしてもらいましょうか。
現時時刻は14:20、林道出口到着は16:05だって・・・GPSはメイトの巡航速度を計算している筈だから、これ以上到着予定が早まる事はないでしょう。

諦めた方がいいみたい。
引き返して別な林道を偵察しましょう。
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