2010年03月16日
オットトの現場検証
この画像、なんだか分からないでしょう?
これ、スッテンコロリンしそうになった場所の地面に、デジカメを置いて撮った画像なんです。
よく分からないでしょうが、僅か5mm程の氷のワダチです。
メイトで林道走行中、ちょいと左に寄ろうとし、このワダチに前輪が乗った瞬間、オットトとなり危うく転倒しかけたという場所であります。
何十年も雪道を走っていると、路面を見れば転びそうかどうか分かる自信があったけど、見事に見誤ってしまいました。
悔しいから現場検証して、どうして滑ったかを調べる事にした。
これを見るとスパイクが路面を引っかいているのが分かる。
いつもなら普通に乗り越えるはずなんですが・・・
この時のデーターは気温が-3℃、速度は25km/hぐらい。
しばらくここにいて考えた。
結論・・・ノーマルスパイクだと恐らく15kmぐらいしか出せない場所を簡易スパイクの安心感からオーバースピードだったのではないかと思われた。
しかも、林道走行では簡易スパイクの脱落が多く、この時すでに10本以上が抜け落ちていたんです。
経験で走れると思った感覚と、実際にピン抜けした状態との感覚のズレが思わぬ転倒につながるところだったわけ。
安全率を考えて、タイヤ性能の7割程度で走っているつもりが10割を越したという事でしょう。
転倒しても9割以上はケガなどありませんが、残り1割弱のケガの可能性はあります。
こういう経験を積み重ね、更なる安全走行を心がけねばいけません。
でもね、ここに書いても参考になる人など片手でも余るでしょう(笑)
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