2010年07月16日

ニッケル水素乾電池

ここ数年、乾電池を使う機会が多い(特に単三)ので、充電できるニッケル水素電池ばかり使っています。特に去年買ったGPSでは、この電池が大変重宝していて、充電さえすれば1000回以上使える種類もある。貧乏な私には、とってもありがたい。

何年もニッケル水素電池を使っていると、普通のアルカリ乾電池を買うのが勿体無くなり、出張で地方へ行った際に電池切れを起こした時、思わず(高いけど)ニッケル水素電池を買ってしまうんです。通常、6本もあれば充電しながら使えるのだが、いつの間にか14本に増えています。

種類にして4種類。どれが高性能かといえば、やっぱり容量(mAh)の多い電池が一番長持ちする気がするけど、意外とそうでも無い事に気が付いた。

画像055.jpg
写真を見ると分かりますが、ニッケル水素電池には電池の容量(mAh)が記載されています。普通の乾電池は、使う電流によって容量が変わってしまうから容量が表示されていません。すなわち、電流が少ないほど大容量で、電流が大きいと電気の容量が少なくなる。

ところが、ニッケル水素電池等は電流に関係なく一定の容量で使用出来るそうです。エネループ(画像上)やエルボタ(画像下2つ)は容量は、ハイドロパワー(2300mAh)より少さいですが自己放電が少ないそうで、髭剃りなどのように一定期間使うような使用目的だと2300mAhなどより長持ちする事がある。その点、GPSみたいに充電してから2〜3日で使い切るでのあれば高容量の物が良いみたい。

それから『メモリー効果』ってのも忘れちゃいけません。

ニッケル水素電池の場合、電池を使い切らないままに継ぎ足しで充電を続けると、本来の容量を発揮できなくなる現象が起きてしまいます。つまり、途中で充電する事によって、規格以下の容量を自らの容量として記憶してしまう現象がメモリー効果です。

この欠点、今は大分改善されたみたいだけど、やっぱり継ぎ足し充電の電池は容量が少なくなった気がする。そして、メモリー効果を起こして容量の少なくなった電池を回復させるには、電池の放電が有効です。

一番の方法は放電機能を持っている充電器に入れて、放電用スイッチを押す事。

私の充電器には放電機能がないから、GPSに入れて電源をONのままにしておくか、電池式髭剃りに使って動きが遅くなったら放電OKのサインとしています。この時注意するのは、放電はある一定のところ(電圧1.0V付近)で止めないと電池を痛めてしまう事。

懐中電灯などに入れて明かりが点かなくなるまでONにしちゃダメって事です。



                                       人気blogランキングへ
posted by 黒ウサギ at 00:39| 北海道 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする