続いて艦尾方向へ歩いて行きます。
その前に艦首には、護衛艦には大抵備えられている洋上給油や補給艦等と並走しての物資輸送用索の展張。ようするに隣の船とロープやホースをつなぐ装置があった。
艦首側のアンテナマストには一般的なアンテナ群(敵味方識別装置や水上レーダー、衛星通信アンテナ、電波妨害装置、フェイズドアレイレーダーね。
しっかりワイパーが備え付けられているブリッジ。
艦尾に駐機してあるヘリコプター(これもSH60J)
艦尾にはMk41 VLS 16連(垂直発射装置)短SAM(対空ミサイル)や、アスロック(対潜魚雷)等を発射できる装置。近年の護衛艦では当たり前となった方式の発射装置です。
説明板
奥にはクレーン車があった。
魚雷や爆弾その他器材を運搬するのに使うのでしょう。そばには通信アンテナ群が見えます。白いドームの中には衛星通信用アンテナが収められていて、釣竿状の2本はテレビ画像を含めた海上通信用のはず。
VLSの少し前には、何やら黄色い魚雷とハッチのフタが開いているけど・・・
なるほど・・・ヘリに搭載する短魚雷(模型)をリフトアップしている小型の器材用エレベーターだった。ちなみにエレベーターの床面積は奥の扉の大きさです。
あらら・・・これで甲板の見学は終わりみたい。素直にエレベーターに乗って・・・
格納庫へ下りた。
下りたら、そのまま艦外へ案内されて見学終了。
さて、お次は外から『ひゅうが』を見てみましょう。
ボートの下にある3つの丸いものが短魚雷発射管。
救命ボートには板が付けられていた。ステルス性を上げるため?
この角度から見るとなかなか良い感じ。って言うか、バイクでも何でも斜め前と後ろはカッコイイものです。これで不恰好なら最悪ね。
人と比べると大きさが分かると思います。
奥には154(あまぎり)この「きり」クラスは函館港内で、いつも見られるからパス。
艦首から見ると錨が中心線上に1つと、左舷側に1つで非対象に設置されています。これは艦橋構造物等の重心調整のためでしょう。
ひゅうがのパンフレットより
ところで・・・いつもの大きさ比べをしたいのだが・・・
残念ながら我が家に「ひゅうが」のプラモはありません。
なので「ひゅうが」197mと同等のフォークランド紛争で活躍したイギリス海軍の空母インヴィンシブル(210m)と比べて見ましょうか。
上から、きりクラス(あまぎり)・インヴィンシブル・おおすみ(海自)・きりしま(海自)。
「ひゅうが」(インヴィンシブル)が一番大きいでしょう?
でもね、やっぱりデカさなら米空母には叶いません。
なにせ・・・これですからね。
とはいえ、賛否両論あれど抑止力として(なんの?)こういう船は効果があるのでしょう。
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