2011年10月17日

天津甘栗

今年は栗がいっぱい採れた。

茹でて食べて、栗ご飯にしても少し余りそうです。

なので、天津甘栗を作れないかと調べてみました。

天津甘栗ってのは、石焼き芋みたいに小石を入れた鉄の釜に栗を入れて煎り

水飴を入れれば出来ると思ってたが、そんな簡単なものではなかった。

まず、栗自体が違っていて(中国の栗)熱すれば栗の皮と実が分離し易い栗が使われているそうです。

しかも、釜の温度は4〜500℃程度らしいから、家庭では無理みたい。

オーブンに入れれば何とかなるかもしれませんが、水飴を入れるタイミングがかなり微妙らしい。

野外で実験的に作るのなら、大きな鉄のフライパン(ダッチオーブンも良いかも?)に小石を入れ

焚火の熱で煎りながら、水飴を入れると出来そうな気もしますが・・・

釜に水飴のベタベタが残って後始末が大変そうです。

というわけで天津甘栗作りはパス。

しかし、簡単に天津甘栗風にする方法はあるようなのでご紹介。

なんでも土鍋で蒸すと甘栗風になるそうなのです。

まず、普通にゆでた栗は糖度6程度だそうですが、土鍋では8までアップするらしい。

しかし、茹でてしまうと作られた糖分が水に溶けてしまいます。

そこで“蒸す”のが良いそうです。

“土鍋”で“蒸す”と糖度が10程度になり天津甘栗並みの糖度になるらしい。

これはちょっと試してもいいかも?

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翌日、早速やってみたが・・・

少し甘くなった気もしないでもないが、天津甘栗には遠く及ばぬ甘さだった。

考えてみると、メロンの糖度が14ぐらいでスイカが11とかだと記憶してるから、糖度10ってのはそんなに甘くないって事です。こんなに簡単に天津甘栗風に出来るなら、みんなやってるはずでしょう。



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posted by 黒ウサギ at 16:51| 北海道 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 野山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする