この融雪剤のおかげでブラックアイスもある程度防げ、運転の安全にもつながります。
しかし、この融雪剤ってのが曲者で、要するに路面に“塩”を撒いたのと同じなので、何らかのサビ対策をしないとメイトは秒殺?でサビてしまいます。
長年雪道を乗ってると、このサビ対策を色々やってました。
簡単に書くと、錆止めとしてクリアー塗装をしてみたり、ワックスを塗ってみたり・・・一番良いのは、走った後にオイルを湿らせたウエスで車体を拭いてやる事ですが、いちいち通勤でそんな事出来るわけない。
結局、行き着いたのは、仕事から帰ったらシリコンオイルスプレーを週に1度スプレーしてやる事です。
普通のオイルの方が耐久性があって良いけど、マフラーやエキパイは耐熱性のあるシリコンオイルスプレーでないと熱ですぐに蒸発してしまうし、普通のオイルは、タイヤにオイルが付いてしまうと、タイヤサイドのひび割れが早く来るようで敬遠しています。
ところが、今年は真冬日続きでオイルをスプレーしても、常に車体に雪や氷が付いてて錆止めの効果が上がりません。

なので、ご覧のようにリムに付いた水滴(雪)が、そのままサビを作ってしまう。
仕方ないから雪や氷を落としてのオイル塗布作業になってしまいます。
どうせなら“マデ”にやろうと、サビ取りして、タイヤにオイルが付かないように、固めのオイル(殆どグリス)をしっかり塗布して終了。

でもね、所詮は人のやる事です。
『耳なし芳一』の体に書かれた経文のように、付け忘れたオイルのある箇所は、しっかり錆びてしまいます。
実は、このサビ対策作業が面倒臭くて、TWを雪道仕様にしない理由でもありました。