今は、大分というか、かなり介護サービスのおかげで私の負担が激減したが、それでも寝しなのラジオは今だ楽しみなんです。
現在あるラジオは、朝日電器というメーカーのER-21T-Nデジタルチューナーの中華製ラジオ。
しかし、調べてみたらデジタルチューナーに見えるが、実はアナログチューナーをデジタルにしただけらしい・・・けど短波放送も聴ける。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
短波放送といえば、中学生の頃BCL(Broadcasting Listening )ってのが流行って

ソニーのスカイセンサーなる高価なラジオを同級生が持ってて、これが欲しくてたまりませんでした。
今みたいにインターネットなんてありませんでしたから、海外の日本語放送が聴けるってのが本当にワクワクする時代でした。
当時、BCLラジオはかなり高価な物で、3万円前後した記憶があります。
今でいえばPCを買うようなものかもね。

私は、お年玉を貯めてスカイセンサーを買おうとしたが、結局、隣が日立の電気屋さんだったのでサージラムという短波ラジオを買ったっけ。
値段は確か23000円ぐらいだったかな?
中学を卒業するころになるとラジオを聴くことはあまりなくなったけど(鶴光のオールナイトニッポンが最後か?)20代後半になりキャンプツーリングするようになると、キャンプサイトで気象情報や退屈しのぎになるからラジオを持つようになりました。最初買ったのは、FMとAMだけの安物ラジオだったが、キャンプ場というか野山は、AMが聴きづらい所が多かったので、短波も入るラジオを買う事にしたんです。

いろいろ調べてみてソニーのICF-SW20という短波の入る9バンドラジオを見つけて買いました。
値段は1万円ちょっとしたから、これもまた高価なラジオでしたが、元を取っておつりが来るほど使ったものです。
このラジオは、カセットケース並の大きさにもかかわらず、短波放送が聴けてかなり重宝した。
それ以来、キャンプのお供はいつもICF-SW20で、一人キャンプの寂しさや退屈を紛らわせてくれたし、当然ながら天気予報やニュース等も知る事が出来ました。
そんなSW20も10年程使ってたらチューニング出来なくなってしまった。
修理に出したらチューナーの中のベルトが摩耗して切れてしまったそうです。
修理代5000円だった。
新品を買うより安いとはいえ、かなり高い修理代でした。
その後も10年近く使ってたらイヤーホンの接触が悪くなったり、選曲ボタンがバカになったりと摩耗により故障が起きてしまい、修理代を考えると新品を買った方が良いという事で廃棄した。
その頃になるとキャンプも激減し、ラジオの出番が無くなってしまったので買い替える事もありませんでした。

ところが3年ほど前、ホームセンターへ買い物に行ったら2000円程度で9バンドラジオが売られているのを見つけ、なんだか無性に欲しくなり、買ったのが朝日電器の上記ER-21T-Nというラジオで、これを現在使用中です。
これはこれでなかなか使い勝手が良く、60分タイマーがついてるから30分ぐらいにセットしておけば、そのままOFFにせずとも寝る事が出来る上、短波もそこそこ入る。
が、やっぱりICF-SW20と比べるとイマイチという感じは値段からしても仕方ありませんが、AM・FM放送をメインで聴くわけだから必要十分だし満足してました。
ところが、このラジオも最近(中華製の為なのか?)イヤホーンの接触が悪くなってきた。
やっぱり耐久性には問題あり?なのかも知れないと思ったら、なんだかICF-SW20が懐かしくなり、また欲しくなったんです。
調べてみるとマイナーチェンジされてICF-SW23になっており、操作ボタンの形が変更された事と聞こえる短波のバンド数が変更になっていたが、基本同じような感じ。
今更本格的にBCLをするつもりもないし、風のうわさだと日本語放送もかなり減ってるみたいだし・・・
早速ネット注文した。
定価14280円で販売価格が9870円、今まで貯めた何とかポイントがあったので、それを使って5000円弱で購入。


一昨日、商品が到着して見たら、ICF-SW20には確か?付いてなかった短波用巻き取りコンパクトアンテナが付属してた。

これがなかなかの物で、巻尺みたいな物に5mぐらいのアンテナが巻かれてて


これをラジオ本体のアンテナにクリップで挟むようになってます。
NHKワールドラジオジャパンやラジオNIKKEI(旧ラジオ短波)などは、かなりクリアに聴く事が出来ました。
その他、海外の日本語放送もそれなりに聴けたし、しばらく寝しなに楽めそうです。
まあね、今はパソコンからFM、AMそして短波のラジオNIKKEIまでクリアに聴けるが、ラジオのチューナーを回して聴くってのが昭和感たっぷりで良いんです。
そして、キャンプツーリングをしたら、また当時のような楽しみ方も復活させたわけで、一つ楽しみが増えたみたいです。
このラジオ、今は珍しい?Made in Japanです。