一人で廃道系林道へ出かける時は、ハンドウインチを持参している。
しかし、一人という事もあって無理な走行をしません。
よって、一度もハンドウインチのお世話になってない。
となると、リアバッグの容積の1/4近くを占め、重さも2kg強もある物をわざわざ持つ必要があるのか?
との疑問が湧いてきたんです。
だからって何も持たないのも心配だから、代わりになる物を考えました。
答えは『滑車』とすぐに出た。(ロープは常に携帯)
これだと2個もっても500gぐらいのものだし、かさ張らないから良いでしょう。
実際問題として、この滑車すら使う事はないでしょうけど・・・
それで、ふと滑車の原理を思い出そうとしたら・・・
動滑車の数と荷重のかかるロープの数で、引き綱の力の割合を忘れてる。
要するに滑車の原理を忘れてた。
なので調べてみました。
そうそう、2の動滑車の数の乗数で軽くなるんでした。
そして、「荷重/荷重の掛かるロープの数」という式でした。
9.8は、『重力加速度、9.8b/毎秒毎秒』ね。
2015年10月01日
2015年10月08日
減量
去年ぐらいから『御萩さん』が太ってきた。
避妊したネコは、太りやすいと言われてるが、まさにそれ。
エサを入れてもすぐに空っぽにします。
食べたら寝る、 これ太る人間と一緒です。
エサを上げないと、ずっと鳴きます。
仕方ないから上げてたが・・・
今は、一日分のエサの量(60g)を測ってあげています。
一回でエサをあげると、ずっと鳴くから一日三回ぐらいに分けて与えてる。
その度に、食べた後は寝る。
お腹が空くとまた鳴くが、一日分以上はあげません。
だんだん、「よねくらさん」体型になってきてるから歯止めをかけないといけませんので。
避妊したネコは、太りやすいと言われてるが、まさにそれ。
エサを入れてもすぐに空っぽにします。
食べたら寝る、 これ太る人間と一緒です。
エサを上げないと、ずっと鳴きます。
仕方ないから上げてたが・・・
今は、一日分のエサの量(60g)を測ってあげています。
一回でエサをあげると、ずっと鳴くから一日三回ぐらいに分けて与えてる。
その度に、食べた後は寝る。
お腹が空くとまた鳴くが、一日分以上はあげません。
だんだん、「よねくらさん」体型になってきてるから歯止めをかけないといけませんので。
2015年10月09日
ホイストロープ
注文してたホイストロープが到着した。
お値段1,350円
後日、使った感想をご報告します。
2015年10月10日
ホイストロープの試験
仕事が早く終わったのでホイストロープの塩梅を試しに行ってみました。
取説には、100kgの物を約25kgの力で上げられると記載されてるが、理論上1/6の約17kgとはいかないみたいです。
まあ、確かにそうでしょう。
ロープや滑車の抵抗ってものがありますからね。
それにしても晴れた日にTWに乗るのは久しぶりです。
もしかしたら2か月ぶり以上かも知れません。
なにせ、最近不安定な天気ばかりで、晴れても突然雨が降るとか、峠を一つ越えると雨だとかばかりでした。
今回は、ホームグラウンドである糸川林道手前で試験しますが、画像で分かりますかね。
小さい白い点すべてが雪虫です。
しばらく来ないうちに野山も色付き始めています。
さて、ホイストロープに良さそうな斜面を見つけたので、ここで試してみますか。
画像で斜度を写すのは無理ですから、言葉で説明すると40度ぐらいの斜面でしょうか。
勢いを付ければ短い距離なら登れるが、坂道発進だと絶対登れない傾斜です。
なにせホイストロープの長さが2.5mしかありませんので、実際にこういう所へ落ちた場合、バイクを立てて登ろうとは思ってません。
一人の場合は、ハンドルが必ず山側になるよう倒します。
通常、余程の斜面じゃない限り、バイクが下にズリ落ちるという事はありません。
ズリ落ちる場合は、その状態でハンドルにロープを結び、木などに固定します。
そして、ホイストロープでリア側を引きずり上げます。
上げられるだけ上げたら後輪側をロープで固定し、今度はフロント側にホイストロープをかけて引きずり上げます。
こうして前後を交互に引き上げれば、かなり時間がかかってもバイクを単独でも引き上げられると考えてます。
でもね、試験でそれをしたくないんです。
なにせ、ハンドルもリアキャリアもドロドロになるし、ウインカーも壊れる事を覚悟しないといけませんので。
ですから、これは緊急時の対処法として考えてるだけ。
今回は、40度程度の斜面をホイストロープでTWを引っ張り上げられるかってテストという事でご了承下さい。
木にロープを巻き付けてホイストロープに繋ぎますが、力がかかるとロープがほどけなくなるから「ひきとけもやい結び」で固定しました。
こんな感じでセット完了。
初めてだから、ここまで10分以上かかってます。
注意点は、滑車のロープが絡まらないようにしないと、抵抗が大きくなって上げられなくなります。
画像中側のロープを引っ張りますが、バイクが倒れてしまうのでバイクに跨って引っ張ってみました。
これ、かなり力が必要でした。
バイクを支えながら片手でロープを引っ張って、力を抜くとバイクが下がってしまうからかなり大変。
しかも、ロープが細く、皮手袋をしてもロープが手に食い込んで痛いんです。
とりあえず上げる事は出来たが、かなりハードでした。
なので途中画像は無し。
こんなに苦労してTWを上げたのは約2mです。
上記のバイクを倒して引っ張る方法なら一人でも良さそうだが、一人でバイクを立てた状態だと現実的じゃないと思った。まあ、これも経験ですから、経験値が上がれば問題ないのかも知れません。
現時点で思ったのは、一人だとハンドウインチで二人だとホイストロープでしょうか。
二人なら、一人がバイクを直立させて、もう一人が両手で思いっきりホイストロープを引っ張る事が出来ます。
このシリーズ、試行錯誤しそうだから続くと思う?
取説には、100kgの物を約25kgの力で上げられると記載されてるが、理論上1/6の約17kgとはいかないみたいです。
まあ、確かにそうでしょう。
ロープや滑車の抵抗ってものがありますからね。
それにしても晴れた日にTWに乗るのは久しぶりです。
もしかしたら2か月ぶり以上かも知れません。
なにせ、最近不安定な天気ばかりで、晴れても突然雨が降るとか、峠を一つ越えると雨だとかばかりでした。
今回は、ホームグラウンドである糸川林道手前で試験しますが、画像で分かりますかね。
小さい白い点すべてが雪虫です。
しばらく来ないうちに野山も色付き始めています。
さて、ホイストロープに良さそうな斜面を見つけたので、ここで試してみますか。
画像で斜度を写すのは無理ですから、言葉で説明すると40度ぐらいの斜面でしょうか。
勢いを付ければ短い距離なら登れるが、坂道発進だと絶対登れない傾斜です。
なにせホイストロープの長さが2.5mしかありませんので、実際にこういう所へ落ちた場合、バイクを立てて登ろうとは思ってません。
一人の場合は、ハンドルが必ず山側になるよう倒します。
通常、余程の斜面じゃない限り、バイクが下にズリ落ちるという事はありません。
ズリ落ちる場合は、その状態でハンドルにロープを結び、木などに固定します。
そして、ホイストロープでリア側を引きずり上げます。
上げられるだけ上げたら後輪側をロープで固定し、今度はフロント側にホイストロープをかけて引きずり上げます。
こうして前後を交互に引き上げれば、かなり時間がかかってもバイクを単独でも引き上げられると考えてます。
でもね、試験でそれをしたくないんです。
なにせ、ハンドルもリアキャリアもドロドロになるし、ウインカーも壊れる事を覚悟しないといけませんので。
ですから、これは緊急時の対処法として考えてるだけ。
今回は、40度程度の斜面をホイストロープでTWを引っ張り上げられるかってテストという事でご了承下さい。
木にロープを巻き付けてホイストロープに繋ぎますが、力がかかるとロープがほどけなくなるから「ひきとけもやい結び」で固定しました。
こんな感じでセット完了。
初めてだから、ここまで10分以上かかってます。
注意点は、滑車のロープが絡まらないようにしないと、抵抗が大きくなって上げられなくなります。
画像中側のロープを引っ張りますが、バイクが倒れてしまうのでバイクに跨って引っ張ってみました。
これ、かなり力が必要でした。
バイクを支えながら片手でロープを引っ張って、力を抜くとバイクが下がってしまうからかなり大変。
しかも、ロープが細く、皮手袋をしてもロープが手に食い込んで痛いんです。
とりあえず上げる事は出来たが、かなりハードでした。
なので途中画像は無し。
こんなに苦労してTWを上げたのは約2mです。
上記のバイクを倒して引っ張る方法なら一人でも良さそうだが、一人でバイクを立てた状態だと現実的じゃないと思った。まあ、これも経験ですから、経験値が上がれば問題ないのかも知れません。
現時点で思ったのは、一人だとハンドウインチで二人だとホイストロープでしょうか。
二人なら、一人がバイクを直立させて、もう一人が両手で思いっきりホイストロープを引っ張る事が出来ます。
このシリーズ、試行錯誤しそうだから続くと思う?
2015年10月12日
ホイストロープの試験2
一昨日、ホイストロープを使って、TWを坂から引っ張り上げる試験をしてみたが、初めてなので要領が分かりませんでした。今回は、私の持っている他の牽引具(ハンドウインチ・レバーブロック)との対比もして、最強?の単独バイク牽引具を探してみます。
場所は前回と同じ、蛾眉野町糸川林道手前の川原。
今日も晴れたし、紅葉も大分進んでました。
はい、現場到着。 やっぱり写真じゃ傾斜感が伝わらない。
イメージ的には、こんな感じの傾斜ですから。
草が邪魔ですけど、左からホイストロープ・レバーブロック・ハンドウインチです。
まずはハンドウインチを試してみます。
予想では、これが一番楽だと思ってます。
なにせ、引っ張れる距離が10mもありますから、途中でバイクを固定して、再度引っ張り上げるという手間がありませんからね。
予想通り、結構ハンドルが重いけど、ドンドン引っ張れます。
しかし、問題が起きました。
楽だと思っていい加減に引っ張ったもんだから、ウインチベルトがよじれてしまいました。これがよじれてしまうとベルトをすべてウインチに巻き取れません。修正しながら引っ張ったが、傾斜がきつくなるとハンドルが重くて大変です。
姿勢としては、片手でバイクのハンドルを押さえて、もう片方の手でウインチのハンドルを回しますから、バイクに跨らないで出来るのは良いです。もう少し斜度が上がれば、ハンドルを回せないぐらい固くなりそうですけどね。
一番楽だと思ってたハンドウインチですが、意外と大変でした。
お次は、キトー製レバーブロックです。
これは、荷物掛けや固定用が主な用途なので、チェーンが1mしかありません。
しかし、高級品だけあってレバーは軽いし楽にTWを上げる事が出来ます。とはいえ、牽引できる長さは1m。しかもロープにテンションがかかるまで、50cmぐらい巻き取るから実用巻き取り距離は50cmぐらいしかありません。
う〜ん・・・これは・・・ちょっと、とも思うけど・・・
さて、最後はホイストロープです。
前回同様、テンションがかかってからが辛い。
気を抜くとバイクが下がってしまうから、ロープをフロントキャリアに巻き付けて小休止します。
でもね、一昨日のホイストロープを引っ張った筋肉痛があってTWを引っ張り上げられませんでした。
そのぐらいホイストロープはキツイんです。
また、汗だくになってしまったので渓相を眺めながら大休止。
ふぅ〜う・・・気持ちいい。
そういえば、笹刈もしてたから筋肉痛が出たんでしょう。
さて、総評でありますが、ホイストロープでもTWは上がるが辛い。とにかくロープが細くて手に食い込むし、ラチェット機能が無いから力を抜く事が出来ません。これを使う場合は、TWを倒して使うのが正解でしょう。そして、ハンドウインチが最強かと思ってたが、意外にベルトの絡まりや、ハンドルの重さがあり、これも地味に辛かった。最後はレバーブロックだが、引っ張れる距離が1mと全然無いから役立たずかと思ってたら、然に非ず、ほとんど力を使わずにTWを上げられました。しかも、ハンドウインチやホイストロープみたいにロープが絡まらないように気を使うとかの手間がありません。
一人でロープを使ってバイクを引き上げなければならない状況となると、時間はかかっても、少ない労力(僅かな筋力)で確実に上げられる方が良いと思うので、現時点でレバーブロックが一番良い?と思いました。レバーブロックの収納時の体積もホイストロープ並みだし、重さも1.6kgとハンドウインチの半分ぐらいだから、現時点では、これがベターかな? それと今回は、ベルト荷締器(ラッシングベルト5m)とシングル滑車(ロープの方向性の調整)を持参しました。
あとは行く場所に応じて装備品を考えるという事でしょうか。
場所は前回と同じ、蛾眉野町糸川林道手前の川原。
今日も晴れたし、紅葉も大分進んでました。
はい、現場到着。 やっぱり写真じゃ傾斜感が伝わらない。
イメージ的には、こんな感じの傾斜ですから。
草が邪魔ですけど、左からホイストロープ・レバーブロック・ハンドウインチです。
まずはハンドウインチを試してみます。
予想では、これが一番楽だと思ってます。
なにせ、引っ張れる距離が10mもありますから、途中でバイクを固定して、再度引っ張り上げるという手間がありませんからね。
予想通り、結構ハンドルが重いけど、ドンドン引っ張れます。
しかし、問題が起きました。
楽だと思っていい加減に引っ張ったもんだから、ウインチベルトがよじれてしまいました。これがよじれてしまうとベルトをすべてウインチに巻き取れません。修正しながら引っ張ったが、傾斜がきつくなるとハンドルが重くて大変です。
姿勢としては、片手でバイクのハンドルを押さえて、もう片方の手でウインチのハンドルを回しますから、バイクに跨らないで出来るのは良いです。もう少し斜度が上がれば、ハンドルを回せないぐらい固くなりそうですけどね。
一番楽だと思ってたハンドウインチですが、意外と大変でした。
お次は、キトー製レバーブロックです。
これは、荷物掛けや固定用が主な用途なので、チェーンが1mしかありません。
しかし、高級品だけあってレバーは軽いし楽にTWを上げる事が出来ます。とはいえ、牽引できる長さは1m。しかもロープにテンションがかかるまで、50cmぐらい巻き取るから実用巻き取り距離は50cmぐらいしかありません。
う〜ん・・・これは・・・ちょっと、とも思うけど・・・
さて、最後はホイストロープです。
前回同様、テンションがかかってからが辛い。
気を抜くとバイクが下がってしまうから、ロープをフロントキャリアに巻き付けて小休止します。
でもね、一昨日のホイストロープを引っ張った筋肉痛があってTWを引っ張り上げられませんでした。
そのぐらいホイストロープはキツイんです。
また、汗だくになってしまったので渓相を眺めながら大休止。
ふぅ〜う・・・気持ちいい。
そういえば、笹刈もしてたから筋肉痛が出たんでしょう。
さて、総評でありますが、ホイストロープでもTWは上がるが辛い。とにかくロープが細くて手に食い込むし、ラチェット機能が無いから力を抜く事が出来ません。これを使う場合は、TWを倒して使うのが正解でしょう。そして、ハンドウインチが最強かと思ってたが、意外にベルトの絡まりや、ハンドルの重さがあり、これも地味に辛かった。最後はレバーブロックだが、引っ張れる距離が1mと全然無いから役立たずかと思ってたら、然に非ず、ほとんど力を使わずにTWを上げられました。しかも、ハンドウインチやホイストロープみたいにロープが絡まらないように気を使うとかの手間がありません。
一人でロープを使ってバイクを引き上げなければならない状況となると、時間はかかっても、少ない労力(僅かな筋力)で確実に上げられる方が良いと思うので、現時点でレバーブロックが一番良い?と思いました。レバーブロックの収納時の体積もホイストロープ並みだし、重さも1.6kgとハンドウインチの半分ぐらいだから、現時点では、これがベターかな? それと今回は、ベルト荷締器(ラッシングベルト5m)とシングル滑車(ロープの方向性の調整)を持参しました。
あとは行く場所に応じて装備品を考えるという事でしょうか。
2015年10月15日
業務連絡
二兎を追う男さん、山田さん、当ブログの管理設定を変えてみました。
海外からのコメントも大丈夫だと思います。
海外からのコメントも大丈夫だと思います。
2015年10月18日
ホイストロープの試験3
さて、このシリーズも3回目であります。
前回の経験を踏まえ、時間がかかっても体力を使わず、なるべく楽な方法で再挑戦してみる事にしました。
まだ、朝靄が残ってる鉄山界隈です。
最初の試験から一週間ちょっとだが、来る度に紅葉が進んでます。
木々の葉も大分少なくなってる。
はじめましょう。
木には、こんな感じでスリングを結んでます。
牽引方法ですが、木に結んだロープにレバーブロックを付けてTWに固定します。そして、同じロープにラッシングベルト(5m)を付けて、それもTWに固定します。
つまりTW側は、レバーブロックとラッシングベルトの2つで固定しているわけです。
そこで、レバーブロックを一杯まで引きます。
いっぱいに引いたら、ラッシングベルトにテンションを掛けてTWを固定する。
そしてまた、レバーブロックを一杯まで引きます。(この時 引き終わったチェーンが地面に付くと泥が付着しました 二度三度と繰り返すとチェーンに付いた泥が障害になるので 泥詰まりしないようにする事も学習した)
これを何度も繰り返せば、楽にTWを上げられる、はず?
思惑通り、どんどん上がりますよ。TWの角度が急になるとレバーブロックも重くなるが、それでも楽じゃないが、キツイほどでもないですからね。今回も片手でハンドルを押さえて、片手でレバーブロックを回せますからバイクを寝かせて引きずる方法みたいにバイクをドロドロにしなくて済みます。
本当に画像だと傾斜が伝わらないから、こんなイメージですから。
・・・ん?
なんか・・・ピシッて音がしたが・・・
まあ、気のせいかな?
残念ながら気のせいじゃありませんでした。
木に結んだロープが切れて・・・
ご覧の有り様です。しかも、リアル「泣きっ面にハチ」を起こしてしまい、この後すぐに巨大なケブカスズメバチがやって来て、私の前でホバリングしやがる。あわてて身を低くして、白タオルを頭に被ってやり過ごす。その間、TWのタンクからガソリンダダ漏れだったが、スズメバチが去ったのは、意外とガソリンの臭いかもね。
今回の敗因は、間違いなくロープでした。今までクレモナ10mmというロープを使ってたが、かさばるのでクレモナ5mmにしてみたのが災いした。理屈では250kgまで耐えられるって事だが、結び目から切れてた。やはり取説通り、安全率を考えて1/5〜1/10の強度で使わないとダメです。
結果論だが、やっぱりこの太さのロープでTWが引っ張れるわけないか・・・
それでもクレモナ10mmは、かさ張るから、バッタ物ザイル8mmってのが安く売られてるので、それで再挑戦してみますか。
また、つづく
前回の経験を踏まえ、時間がかかっても体力を使わず、なるべく楽な方法で再挑戦してみる事にしました。
まだ、朝靄が残ってる鉄山界隈です。
最初の試験から一週間ちょっとだが、来る度に紅葉が進んでます。
木々の葉も大分少なくなってる。
はじめましょう。
木には、こんな感じでスリングを結んでます。
牽引方法ですが、木に結んだロープにレバーブロックを付けてTWに固定します。そして、同じロープにラッシングベルト(5m)を付けて、それもTWに固定します。
つまりTW側は、レバーブロックとラッシングベルトの2つで固定しているわけです。
そこで、レバーブロックを一杯まで引きます。
いっぱいに引いたら、ラッシングベルトにテンションを掛けてTWを固定する。
そしてまた、レバーブロックを一杯まで引きます。(この時 引き終わったチェーンが地面に付くと泥が付着しました 二度三度と繰り返すとチェーンに付いた泥が障害になるので 泥詰まりしないようにする事も学習した)
これを何度も繰り返せば、楽にTWを上げられる、はず?
思惑通り、どんどん上がりますよ。TWの角度が急になるとレバーブロックも重くなるが、それでも楽じゃないが、キツイほどでもないですからね。今回も片手でハンドルを押さえて、片手でレバーブロックを回せますからバイクを寝かせて引きずる方法みたいにバイクをドロドロにしなくて済みます。
本当に画像だと傾斜が伝わらないから、こんなイメージですから。
・・・ん?
なんか・・・ピシッて音がしたが・・・
まあ、気のせいかな?
残念ながら気のせいじゃありませんでした。
木に結んだロープが切れて・・・
ご覧の有り様です。しかも、リアル「泣きっ面にハチ」を起こしてしまい、この後すぐに巨大なケブカスズメバチがやって来て、私の前でホバリングしやがる。あわてて身を低くして、白タオルを頭に被ってやり過ごす。その間、TWのタンクからガソリンダダ漏れだったが、スズメバチが去ったのは、意外とガソリンの臭いかもね。
今回の敗因は、間違いなくロープでした。今までクレモナ10mmというロープを使ってたが、かさばるのでクレモナ5mmにしてみたのが災いした。理屈では250kgまで耐えられるって事だが、結び目から切れてた。やはり取説通り、安全率を考えて1/5〜1/10の強度で使わないとダメです。
結果論だが、やっぱりこの太さのロープでTWが引っ張れるわけないか・・・
それでもクレモナ10mmは、かさ張るから、バッタ物ザイル8mmってのが安く売られてるので、それで再挑戦してみますか。
また、つづく
スタンドコースター
ホイストロープの試験で、TWのサイドスタンドが地面に埋まらず斜面でも立ってます。
これ、地味に考えてました。
一人で斜面をバイクで牽引する場合、どうしても寝かせて引っ張るという結論になります。
ですが、寝かせるのは最後の手段として、出来るだけバイクを立たせたまま作業したい。
要は、沈まないサイドスタンドがあれば良いわけで、簡単に書くと「よねくら板」があればいい。
身の回りに使えそうな物を考えたら、履けないボロ靴の底を使ってみる事にした。
とりあえず、スタンドにビスで固定出来る穴を3つ開けて固定してみた。
しかし、靴底のゴムが柔らかく思ったほどの効果がありません(ノーマルより良いけど)
ところで、私が考えたんだから、こういう商品がないかと調べてみた。
ありました。
スタンドコースターって物でした。これ、ハーレーとかの重量車用に数千円で売られてた。
これならホムセンに行けば、似たような物がありそうだわ。
すぐに見つかりました。
キャスターテーブルを動かなくする際に使うゴムマットです。(300円弱)
お皿になる必要がないので、耳の部分をカット。
靴底コースターと比べれば、結構良い。
ドリルで穴を開けてビスで固定します。
裏は見ないから、これで良いでしょう。
完成です。
このスタンドコースターのおかげで、土の斜面でも埋まらずにTWが停まってるのでした。
これ、地味に考えてました。
一人で斜面をバイクで牽引する場合、どうしても寝かせて引っ張るという結論になります。
ですが、寝かせるのは最後の手段として、出来るだけバイクを立たせたまま作業したい。
要は、沈まないサイドスタンドがあれば良いわけで、簡単に書くと「よねくら板」があればいい。
身の回りに使えそうな物を考えたら、履けないボロ靴の底を使ってみる事にした。
とりあえず、スタンドにビスで固定出来る穴を3つ開けて固定してみた。
しかし、靴底のゴムが柔らかく思ったほどの効果がありません(ノーマルより良いけど)
ところで、私が考えたんだから、こういう商品がないかと調べてみた。
ありました。
スタンドコースターって物でした。これ、ハーレーとかの重量車用に数千円で売られてた。
これならホムセンに行けば、似たような物がありそうだわ。
すぐに見つかりました。
キャスターテーブルを動かなくする際に使うゴムマットです。(300円弱)
お皿になる必要がないので、耳の部分をカット。
靴底コースターと比べれば、結構良い。
ドリルで穴を開けてビスで固定します。
裏は見ないから、これで良いでしょう。
完成です。
このスタンドコースターのおかげで、土の斜面でも埋まらずにTWが停まってるのでした。
2015年10月21日
8mmザイル
前回、5mmロープが見事に切れたので、更に強度のある8mm×20mザイルを注文していた。この8mmザイルと言うのは、登山では補助ロープ的な使われ方をする太さで、通常、人間が全体重をかけるような(ぶら下がる)場合は、10mm以上を使うのが普通らしい。
これはバッタ物?ながらザイルに分類されていた。このザイルは2000円弱で、本物というか、登山メーカーのザイルを見ると軽く5倍した。それで、ロープとザイルってどう違うかと思って調べてみたら、ザイルはドイツ語で、ロープは英語で同義語なんだって。なので、登山用品店では、登山用をザイルと呼んでいるそうです。
同サイズの物ならザイルは丈夫で、ロープと比べると耐荷重が数倍になる。普通のロープは荷重に耐えられなくなると突然切れる事がありますが(まさに今回)、繊維の編み方の違いや素材の違い等々で、ザイルはいきなり切れることはなく、ある程度伸びてから切れるらしい。テンションが掛かるとザイルは、ある程度伸びる性質があるという事は、ザイルが切れない転落時、伸びないロープと伸びるザイルでは、体にかかる負担が全然違うでしょう。
そこで思ったのが、ザイルでバイクを引っ張り上げるのは、適してないんじゃなかろうかって事でした。バイクを引っ張り上げようとした時、いちいち伸びてたら作業しづらいでしょうからね。いろいろ調べると、やっぱり適してないみたいで、物を引っ張り上げる時は、伸びない性質をもったロープの方が良いそうです。といっても、上記したように同サイズの物ならザイルの方が丈夫なんですから、ロープより細い物を選べる分、コンパクトになるって長所があります。
と、せっかく買ったんだから強引にザイルをバイク牽引に使うとして、5mmロープと8mmザイルの強度の違いを調べてみたが、同じ素材じゃなければ比較対象できないし、メーカーによって強度表示も違うから全く分かりません。ですから、私独断の考えで強度を占ってみます。
つまり、5mmと8mmの断面積の違いが強度の違いと考えてみた。
5mmのロープの断面積は、19.6mm3
8mmのザイルの断面積は、50.2mm3
ですから約2.5倍の強度があると仮定出来ます。
ちなみに登山用では、10mm程度のザイルが人をぶら下げる時に多用されてるみたいなので
そのザイルの断面積は、78.5mm3だから8mmザイルの約1.5倍の強度があると仮定できた。
前回切れたロープとは違いますが、赤いロープ(パラコード)は5mm×30mですから、だいぶ太さが違うでしょ。
比較対象がないと太さが分からないでしょうから、スプレー缶を置いてみた。
次回は、この8mmザイルでTWを引っ張ってみます。
もし、自分が崖からぶら下がって下りるとしたら、間違いなく10mm以上のザイルを使うと思いますけどね。
これはバッタ物?ながらザイルに分類されていた。このザイルは2000円弱で、本物というか、登山メーカーのザイルを見ると軽く5倍した。それで、ロープとザイルってどう違うかと思って調べてみたら、ザイルはドイツ語で、ロープは英語で同義語なんだって。なので、登山用品店では、登山用をザイルと呼んでいるそうです。
同サイズの物ならザイルは丈夫で、ロープと比べると耐荷重が数倍になる。普通のロープは荷重に耐えられなくなると突然切れる事がありますが(まさに今回)、繊維の編み方の違いや素材の違い等々で、ザイルはいきなり切れることはなく、ある程度伸びてから切れるらしい。テンションが掛かるとザイルは、ある程度伸びる性質があるという事は、ザイルが切れない転落時、伸びないロープと伸びるザイルでは、体にかかる負担が全然違うでしょう。
そこで思ったのが、ザイルでバイクを引っ張り上げるのは、適してないんじゃなかろうかって事でした。バイクを引っ張り上げようとした時、いちいち伸びてたら作業しづらいでしょうからね。いろいろ調べると、やっぱり適してないみたいで、物を引っ張り上げる時は、伸びない性質をもったロープの方が良いそうです。といっても、上記したように同サイズの物ならザイルの方が丈夫なんですから、ロープより細い物を選べる分、コンパクトになるって長所があります。
と、せっかく買ったんだから強引にザイルをバイク牽引に使うとして、5mmロープと8mmザイルの強度の違いを調べてみたが、同じ素材じゃなければ比較対象できないし、メーカーによって強度表示も違うから全く分かりません。ですから、私独断の考えで強度を占ってみます。
つまり、5mmと8mmの断面積の違いが強度の違いと考えてみた。
5mmのロープの断面積は、19.6mm3
8mmのザイルの断面積は、50.2mm3
ですから約2.5倍の強度があると仮定出来ます。
ちなみに登山用では、10mm程度のザイルが人をぶら下げる時に多用されてるみたいなので
そのザイルの断面積は、78.5mm3だから8mmザイルの約1.5倍の強度があると仮定できた。
前回切れたロープとは違いますが、赤いロープ(パラコード)は5mm×30mですから、だいぶ太さが違うでしょ。
比較対象がないと太さが分からないでしょうから、スプレー缶を置いてみた。
次回は、この8mmザイルでTWを引っ張ってみます。
もし、自分が崖からぶら下がって下りるとしたら、間違いなく10mm以上のザイルを使うと思いますけどね。
2015年10月24日
3年
早いもので『御萩さん』が我が家へやって来て3年が経ちました。
人間ならお祝いでもやれば喜ぶだろうが、『御萩さん』には分かるはずもありません。
せめて、肥満対策で食事量を制限してるから、今日だけは食べ放題です。
あとは、新しいネコじゃ裸子を買ってあげた。
これ、結構楽しそうです。
遊んでくれて良かったといえば良かったが・・・
寝静まった後も一人で遊び続けるから、夜中もドタン、バタンと茶の間がうるさかった。
その分、日中は寝てばかりなのでした。
人間ならお祝いでもやれば喜ぶだろうが、『御萩さん』には分かるはずもありません。
せめて、肥満対策で食事量を制限してるから、今日だけは食べ放題です。
あとは、新しいネコじゃ裸子を買ってあげた。
これ、結構楽しそうです。
遊んでくれて良かったといえば良かったが・・・
寝静まった後も一人で遊び続けるから、夜中もドタン、バタンと茶の間がうるさかった。
その分、日中は寝てばかりなのでした。
スタンドコースター2
メイトがオーバーホールから帰って来たので、TW同様スタンドコースターを付ける事にしました。
実際問題、冬も乗るのでスタンドコースターの必要性はメイトの方があります。
TWで経験済みだから、あっという間に取り付けました。
通勤ではあまり使わなくなったメイトですが、野山・雪道と重宝しそうです。
実際問題、冬も乗るのでスタンドコースターの必要性はメイトの方があります。
TWで経験済みだから、あっという間に取り付けました。
通勤ではあまり使わなくなったメイトですが、野山・雪道と重宝しそうです。
2015年10月25日
バイクサルベージ
ホイストロープの試験3に引き続いての話だが、ホイストロープを使わずに、ハンドルブロックとラッシングベルトがTW引き揚げ作業のメインとなったので、題名を『バイクサルベージ』にしました。
しかも、今回がこのシリーズの最終回となり、私の持つ道具では一応の結論が出ました。
横津岳も初雪が降ったぐらいですから、ここ蛾眉野の紅葉も終盤であります。
さ〜て、TWのサルベージ作業を始めますか。
ほとんどの人には参考になりませんが、サルベージ方法を出来るだけ詳しくお話します。
TWには、フロントフォークにスリング(1.2m)を通し、これにカラビナを付けます。このスリングは、2.2トンに耐えられ、カラビナの方は、7トンに耐えると記されてる。経年変化で実際の強度は分かりませんが、バイクの重さ(全装備で130kg強)からすれば十分過ぎる強度でしょう。
ザイルを固定する側の木にもスリング(強度3トン)を付けて、これに8mmザイルを結びます。
お次は、実用強度120kgのラッシングベルト(5m)をザイルの途中に固定します。ザイルは18mあるので、最大18mの長さに対応出来るが、ラッシングベルトは5mしかないので、ザイルの途中に固定して強度を見るのも今回の目的です。
ザイルの途中にロープ(ラッシングベルト)を固定する方法は、ロリップという道具があると簡単ですが「ぶっち〜さん」に教えて頂いたプルージックという結び方でやってみました。
画像の赤いロープは5mmのパラシュートコードというロープで、これを結んでスリング(輪)にしてラッシングベルトに掛けました。パラシュートコードは、破断強度250kgだから理論上は大丈夫だが、やはり少し不安ですから、次回は2個掛けた方が安心でしょう。もし切れたら、コント「ユートピア」のゴムパッチンじゃ済みませんからね。カラビナでも飛ばして頭に当たったら大変な事になりかねませんので。
次にハンドルホイストをTWに付けて、8mmザイルをハンドルホイストに結びます。前回は、「引き解けもやい結び」にしたが、テンションが掛かると、その結び方でも解くのに時間がかかるという思わぬロスがありました。普通のもやい結びだと解くのに5〜10分という、とんでもないロスタイムです。こういう事は、やっぱり実際にやってみないと分かりません。
それで今度は、フックにグルグル5回ほど巻いて、フックの外で軽い引き解けゲンコツ結びをするだけ。これでも絶対解けないし、解くのもテンションがなくなれば一瞬。
これで前回と同じ方法の牽引をします。
今度はバッチリ・・・と思ったが・・・
前日の雨で土が緩み、スタンドコースターですら地面にめり込んでしまう。しかし、流石はスタンドコースター、TWが倒れるまで時間がかかるから、TWを押さえる事が出来ました。その後、添え木をしてOK。
TWの牽引で一番の障害が、このラッシングベルトの金具でした。ロックして巻き取り、フリーにしてベルトを解放する仕組みだが、金具が思うように動かずに全体で10分ぐらロスしました。これならロープを使ってジャッキ結びの方が良いと思った。まあ、金具がスムーズに動いてくれれば、TWから殆ど離れず作業が出来るのでラッシングベルトか。
ここで、どうしてホイストロープを使わなくなったかと言うと、このカラビナ部分が牽引する度、いろんな方向からの力が掛かるようで、ねじれるんです。ホイストロープっていう物は滑車ですから、ねじれればロープが絡んで全く力が伝わらなくなります。それをいちいち修正するのが一番の理由です。引っ張るのに力が要るとかの理由もあるが、力が必要といっても30kgぐらなので、思い切り引けば何とかなるが、その力を入れてる最中にねじれが来るからイラついて、使う気にならなくなったのです。これは垂直方向に引っ張るのが最良の使い方で、斜面というか斜め方向には適してないと思います。(私見)
ラッシングベルト可動不良対策として、小型プライヤーを使って無理矢理動かしたので、なんとか順調に作業が進み始めました。
ここに到着して約2時間後、作業終了しました。
牽引準備約15分 牽引作業1時間30分(牽引距離約5m) 撤収作業約15分です。
さらに慣れれば時間短縮できると思うけど、1時間で牽引できる距離は約3mという事が分かりました。で、自分でやって思うけど、一人だと、たったこれだけしかバイクを引っ張れません。他人事として思えば、たったこれしか引けないなら、自分の方がもっと引けると思うでしょう? でも、私これで一人バイク牽引4回目です。
机上の空論にならぬよう、実際に検証して良かったとつくづく思うとともに、これからも、バイクを崖に落して一人牽引なんて事にならぬようにと心に誓い、このシリーズ完。
しかも、今回がこのシリーズの最終回となり、私の持つ道具では一応の結論が出ました。
横津岳も初雪が降ったぐらいですから、ここ蛾眉野の紅葉も終盤であります。
さ〜て、TWのサルベージ作業を始めますか。
ほとんどの人には参考になりませんが、サルベージ方法を出来るだけ詳しくお話します。
TWには、フロントフォークにスリング(1.2m)を通し、これにカラビナを付けます。このスリングは、2.2トンに耐えられ、カラビナの方は、7トンに耐えると記されてる。経年変化で実際の強度は分かりませんが、バイクの重さ(全装備で130kg強)からすれば十分過ぎる強度でしょう。
ザイルを固定する側の木にもスリング(強度3トン)を付けて、これに8mmザイルを結びます。
お次は、実用強度120kgのラッシングベルト(5m)をザイルの途中に固定します。ザイルは18mあるので、最大18mの長さに対応出来るが、ラッシングベルトは5mしかないので、ザイルの途中に固定して強度を見るのも今回の目的です。
ザイルの途中にロープ(ラッシングベルト)を固定する方法は、ロリップという道具があると簡単ですが「ぶっち〜さん」に教えて頂いたプルージックという結び方でやってみました。
画像の赤いロープは5mmのパラシュートコードというロープで、これを結んでスリング(輪)にしてラッシングベルトに掛けました。パラシュートコードは、破断強度250kgだから理論上は大丈夫だが、やはり少し不安ですから、次回は2個掛けた方が安心でしょう。もし切れたら、コント「ユートピア」のゴムパッチンじゃ済みませんからね。カラビナでも飛ばして頭に当たったら大変な事になりかねませんので。
次にハンドルホイストをTWに付けて、8mmザイルをハンドルホイストに結びます。前回は、「引き解けもやい結び」にしたが、テンションが掛かると、その結び方でも解くのに時間がかかるという思わぬロスがありました。普通のもやい結びだと解くのに5〜10分という、とんでもないロスタイムです。こういう事は、やっぱり実際にやってみないと分かりません。
それで今度は、フックにグルグル5回ほど巻いて、フックの外で軽い引き解けゲンコツ結びをするだけ。これでも絶対解けないし、解くのもテンションがなくなれば一瞬。
これで前回と同じ方法の牽引をします。
今度はバッチリ・・・と思ったが・・・
前日の雨で土が緩み、スタンドコースターですら地面にめり込んでしまう。しかし、流石はスタンドコースター、TWが倒れるまで時間がかかるから、TWを押さえる事が出来ました。その後、添え木をしてOK。
TWの牽引で一番の障害が、このラッシングベルトの金具でした。ロックして巻き取り、フリーにしてベルトを解放する仕組みだが、金具が思うように動かずに全体で10分ぐらロスしました。これならロープを使ってジャッキ結びの方が良いと思った。まあ、金具がスムーズに動いてくれれば、TWから殆ど離れず作業が出来るのでラッシングベルトか。
ここで、どうしてホイストロープを使わなくなったかと言うと、このカラビナ部分が牽引する度、いろんな方向からの力が掛かるようで、ねじれるんです。ホイストロープっていう物は滑車ですから、ねじれればロープが絡んで全く力が伝わらなくなります。それをいちいち修正するのが一番の理由です。引っ張るのに力が要るとかの理由もあるが、力が必要といっても30kgぐらなので、思い切り引けば何とかなるが、その力を入れてる最中にねじれが来るからイラついて、使う気にならなくなったのです。これは垂直方向に引っ張るのが最良の使い方で、斜面というか斜め方向には適してないと思います。(私見)
ラッシングベルト可動不良対策として、小型プライヤーを使って無理矢理動かしたので、なんとか順調に作業が進み始めました。
ここに到着して約2時間後、作業終了しました。
牽引準備約15分 牽引作業1時間30分(牽引距離約5m) 撤収作業約15分です。
さらに慣れれば時間短縮できると思うけど、1時間で牽引できる距離は約3mという事が分かりました。で、自分でやって思うけど、一人だと、たったこれだけしかバイクを引っ張れません。他人事として思えば、たったこれしか引けないなら、自分の方がもっと引けると思うでしょう? でも、私これで一人バイク牽引4回目です。
机上の空論にならぬよう、実際に検証して良かったとつくづく思うとともに、これからも、バイクを崖に落して一人牽引なんて事にならぬようにと心に誓い、このシリーズ完。
2015年10月27日
ベストグリップ
何度も紹介した雪道走行時におけるタイヤの話だが、一応私の中では完成形が出来ています。
比較的路面に雪が少ない道南地方ですから、市内、郊外走行時の万能なタイヤは、スタッドレスタイヤに弁慶を40〜60本付けたタイヤです。しかし、それはあくまでも万能であり、ツルテカ路面や圧雪アイスバーンとなると、フルピンタイヤに軍配が上がる。私みたいに少なくても一冬3000kmぐらい走る人間には、費用対効果も大事なので上記タイヤがベターだけど、局地戦では・・・
こんなタイヤが欲しくなるのも分かる(公道125cc以上違法だと思うけど)
これ、外国から輸入しないと買えない後付スタッドだったんですが、いつの間にか国内購入できるようになってます。
スパイクピンのサイズが何種類もあって、自動車からバイク、そして登山靴や長靴まで対応してます。
50ピン約5000円ですが、オーダーでフルピンタイヤを注文するより安く上がります。
ピンの金属はタングステンという、通常のスパイクピンに使われている金属と同じ物なので、タイヤが減ってもピンが残るぐらいの耐久性はあるでしょう。
元旦宗谷岬を目指してた頃なら、間違いなく6セットぐらい買ったと思うね。
比較的路面に雪が少ない道南地方ですから、市内、郊外走行時の万能なタイヤは、スタッドレスタイヤに弁慶を40〜60本付けたタイヤです。しかし、それはあくまでも万能であり、ツルテカ路面や圧雪アイスバーンとなると、フルピンタイヤに軍配が上がる。私みたいに少なくても一冬3000kmぐらい走る人間には、費用対効果も大事なので上記タイヤがベターだけど、局地戦では・・・
こんなタイヤが欲しくなるのも分かる(公道125cc以上違法だと思うけど)
これ、外国から輸入しないと買えない後付スタッドだったんですが、いつの間にか国内購入できるようになってます。
スパイクピンのサイズが何種類もあって、自動車からバイク、そして登山靴や長靴まで対応してます。
50ピン約5000円ですが、オーダーでフルピンタイヤを注文するより安く上がります。
ピンの金属はタングステンという、通常のスパイクピンに使われている金属と同じ物なので、タイヤが減ってもピンが残るぐらいの耐久性はあるでしょう。
元旦宗谷岬を目指してた頃なら、間違いなく6セットぐらい買ったと思うね。