仕事が早く終わったのでホイストロープの塩梅を試しに行ってみました。
取説には、100kgの物を約25kgの力で上げられると記載されてるが、理論上1/6の約17kgとはいかないみたいです。
まあ、確かにそうでしょう。
ロープや滑車の抵抗ってものがありますからね。
それにしても晴れた日にTWに乗るのは久しぶりです。
もしかしたら2か月ぶり以上かも知れません。
なにせ、最近不安定な天気ばかりで、晴れても突然雨が降るとか、峠を一つ越えると雨だとかばかりでした。
今回は、ホームグラウンドである糸川林道手前で試験しますが、画像で分かりますかね。
小さい白い点すべてが雪虫です。
しばらく来ないうちに野山も色付き始めています。
さて、ホイストロープに良さそうな斜面を見つけたので、ここで試してみますか。
画像で斜度を写すのは無理ですから、言葉で説明すると40度ぐらいの斜面でしょうか。
勢いを付ければ短い距離なら登れるが、坂道発進だと絶対登れない傾斜です。
なにせホイストロープの長さが2.5mしかありませんので、実際にこういう所へ落ちた場合、バイクを立てて登ろうとは思ってません。
一人の場合は、ハンドルが必ず山側になるよう倒します。
通常、余程の斜面じゃない限り、バイクが下にズリ落ちるという事はありません。
ズリ落ちる場合は、その状態でハンドルにロープを結び、木などに固定します。
そして、ホイストロープでリア側を引きずり上げます。
上げられるだけ上げたら後輪側をロープで固定し、今度はフロント側にホイストロープをかけて引きずり上げます。
こうして前後を交互に引き上げれば、かなり時間がかかってもバイクを単独でも引き上げられると考えてます。
でもね、試験でそれをしたくないんです。
なにせ、ハンドルもリアキャリアもドロドロになるし、ウインカーも壊れる事を覚悟しないといけませんので。
ですから、これは緊急時の対処法として考えてるだけ。
今回は、40度程度の斜面をホイストロープでTWを引っ張り上げられるかってテストという事でご了承下さい。
木にロープを巻き付けてホイストロープに繋ぎますが、力がかかるとロープがほどけなくなるから「ひきとけもやい結び」で固定しました。
こんな感じでセット完了。
初めてだから、ここまで10分以上かかってます。
注意点は、滑車のロープが絡まらないようにしないと、抵抗が大きくなって上げられなくなります。
画像中側のロープを引っ張りますが、バイクが倒れてしまうのでバイクに跨って引っ張ってみました。
これ、かなり力が必要でした。
バイクを支えながら片手でロープを引っ張って、力を抜くとバイクが下がってしまうからかなり大変。
しかも、ロープが細く、皮手袋をしてもロープが手に食い込んで痛いんです。
とりあえず上げる事は出来たが、かなりハードでした。
なので途中画像は無し。
こんなに苦労してTWを上げたのは約2mです。
上記のバイクを倒して引っ張る方法なら一人でも良さそうだが、一人でバイクを立てた状態だと現実的じゃないと思った。まあ、これも経験ですから、経験値が上がれば問題ないのかも知れません。
現時点で思ったのは、一人だとハンドウインチで二人だとホイストロープでしょうか。
二人なら、一人がバイクを直立させて、もう一人が両手で思いっきりホイストロープを引っ張る事が出来ます。
このシリーズ、試行錯誤しそうだから続くと思う?