「よねくらさん」が使っていたよねくら板も経年変化でかなりボロくなってきた。
今の家に引っ越した時でさえボロかったのが、今じゃ埃まみれのごみ屑同然です。
以前の家に住んでた時は、まだコンパネ感あったんですけどね。
この、『よねくら板』は、通常メイトのスタンドコースターとして使われて、私が出かけてる時は「よねくらさん」が使っていた物でした。
動画を3秒見れば「よねくらさん」がどういう風に使って、私を待ってたか分かると思います。
さて、その「よねくら板」ですが、いくらボロくなっても捨てるのは忍びないので保存策を取る事にしました。
これが現在の「よねくら板」、画像じゃ分かりづらいけど、土と埃にまみれてワヤな状態の上、コンパネべニアがあちこち割れてるんです。
まずは、掃除機と刷毛で埃を落しました。
その後、中性洗剤を使ってブラシで洗います。
歯ブラシで細かい木目の汚れも落とします。
さて、ここからですがね。
空気と触れて酸化してるから、結合した酸素を取れば綺麗になるけど、還元剤である過酸化水素なんかありません。鉄なら手に入る硫酸第二鉄辺りで還元出来るけど、木じゃダメですからね。
ここは原始的にブリーチで漂白しますか。
30倍程度に薄めたブリーチに漬けます。
30分後
1時間後、こんなもんで良いでしょう。
濡れてるから分かりづらいですが、綺麗になってるはずですよ。
四隅はかなりボロいね。
セントラルヒーティングの上に置いて乾燥させます。
乾いたので、サンドペーパーをかけて面を取る。
こんなもんかな?
ここからが本番ですよ。
漆の馬鹿塗りみたいに元が分からないぐらいニスを塗って黒くしようと思ってます。
ニスの塗布開始。
ある程度塗ったら、またサンドペーパーをかけるのでつや消し状態です。
やっぱり職人じゃないから15回ぐらい塗ったら飽きてしまうし、ニスも無くなりました。
端もニスで埋まったからイイでしょう。
それでも黒光りしてる、というか醤油せんべいみたい。
これならしばらく持つでしょう。
「よねくらさん」も喜んでくれてると良いですけどね。