以前も書いたが、気温が低いとクロスカブの始動時にエンジンのカムチェーン辺りから
カシャカシャ音がする。

これ、故障ではなく許容範囲の異音らしいが、安い経費で直るらしいので、カムチェーンテンショナーの部品をすべて買ってみた。

8、7、6、16の部品がそれです。

一番怪しいのがプッシュロッドヘッドね。

このシャフトがアームを押し上げて、カムチェーンのたるみを取るしくみです。

シャフトの上にゴム製のプッシュロッドヘッドを付けます。

シャフトの下にはワンウェイバルブが付いていました。これがオイルを下に落して逆流させず、シャフト下部にあるスプリングと相まって油圧の力でシャフトを押し上げ続ける構造みたい。

@のボルトを外せばテンショナーが出てくるけど、マニュアルだと14mmボルトだが8mmの六角だった。Aは、シャフトを交換した時のテンショナー部への注油口(4cc)。
それはいいけどね。
外してみましたよ。

右が新品で、左の古いプッシュロッドヘッドが少し減ってます。

う〜ん・・・全然高さが違うけど、これは部品が違うんじゃないべか? でも部品番号は間違いないから、後からこういう物に変えたのか?これだと高さがある分、より押し上げてカムチェーンを張れると思われます。

スプリングは規定範囲だから交換しません。

驚いたのはこのシャフトです。右が新品ですけど、左の古い方はいい加減に穴を開けてるように見えます。でもね、ここからオイルが入って、下のワンウェイバルブへ行くんだから、斜めにカットされた穴の方がオイルの通りは良いかも知れません。

シャフトは新しい物にします。


交換は簡単だったが、Aへ4ccのオイルをどうやって入れようかと思ったのが一番考えた事でした。

さて、結果です。
カシャカシャ音は静かになりました。
けどね、これが自分のバイクじゃなく、人のバイクならあまり気にならないと思います。
なにせ故障じゃなく、多かれ少なかれ元々こういう音がするらしいのですから。
posted by 黒ウサギ at 22:40| 北海道 ☔|
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