先日の水中撮影で味を占め、魚の沢山いそうな川をいろいろ探していた。
釣りをする訳ではないので、禁漁河川でもOKです。
そうなると日本海側、檜山管内の川が良さそう・・・禁漁河川なので一応?釣り人に邪魔されることもなでしょう。そして、大千軒岳を分水嶺として日本海側に流れる、石崎川上流域が候補に上がってきました。
この川の上流域には思い出があって、今から23年前の8月12日、日航ジャンボ機が墜落したまさにその日、この川の上流にあるという黄金の滝を探しに出かけていました。
当時は現在のように情報も少なく、あるのは・・・
1.北海道で3つある黄金の滝の一つである事
2.名前の由来は松前藩(旧幕府軍だったかな?)が財宝を隠したという伝説。
3.近くにある黄金山では金が採れていたという事。
そして、
4.熊がいっぱいいる事。
5.当時も禁漁河川だったので、魚が多くオショロコマ(イワナの亜種)がいるらしい事。
この程度の情報だけ。
そして2.5万の地図を頼りに、友人3名で黄金の滝と黄金山探索に出かけたのです。林道はそれなりに整備されており、走りやすかった記憶があります。まあ、当時の愛車はTL125で、現在のTW200より身軽な上、私自身にも体力があったので記憶の中で“楽だった”という思いだけが残されたのかもしれませんが・・・
途中、バイクを置いて沢を歩き、1時間(だったかな?)ほどで黄金の滝に到着。滝自体はそれほど大きくなかったと記憶しています。川の水はべらぼうに冷たく、川を漕いで歩くとイワナが水しぶきを上げて逃げ回っていた。時効成立だから書いちゃいますが、ビックリした何匹ものイワナが岩陰に隠れたところを手づかみで捕まえて、その場で焚き火、翌日のウ○コの原料になった・・・
家中を引っ掻き回して探せば、黄金の滝の写真が出てくるかも?知れませんが、あるかどうかも分からない写真を探すのも面倒です。23年ぶりに再訪してみますか・・・
もちろん、こういう場所へは十分な下調べと準備が必要です。
「黄金の滝」と水中の「イワナ」いずれご報告しましょう。
そうそう、このそばに天蓋股(てんがいまた)と呼ばれる謎の地名があります。
ネット検索しても有力な情報は皆無。
前回は気にも留めず通り過ぎてしまったのですが、それも合わせて見るつもりです。
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2008年08月14日
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禁漁河川ならかなり期待できそうですね。
でも黒ウサギさん、よく行けますね。
私はヘタレなので、もし行くとしたら"だいじょぶだ〜太鼓"を鳴らしながらでないと行けません。
『ガサッ』っていっただけで"ハルンケア"です。
まぁ、黒ウサギさんみたいなベテランの方だと冷静に対処出来るんでしょうが。。
私なんか釣りの最中でもキョロキョロと若干、挙動不審ですからね(笑)
余談ですが、この禁漁河川というのは意外とくせ者だと思うんです。
そんなに無いようで、結構あったりしますよね。
以前目を付けていた川があって、行く前の日に知り合いに聞いたら「あそこ禁漁だよ」って言われて急遽場所を変更した事が2回位ありました。
単なる私自身の不注意なんですけど、知らなかったじゃ済まないからくせ者です。
禁漁河川でも釣る人は釣りますからね。
でも、水中撮影中に釣り人が来ても禁漁河川なら一応?
堂々と撮影しても私の方に優先権?があるので良いと思ったんです。
やっぱり恐いですか?
人間は視覚の情報に頼りがちなんですが、野山の動物達は殆んどがあまり目がよくありません。その分嗅覚や聴覚が発達していますから、私も野山に入ったらキョロキョロ見回すより、臭いの情報を頼りにしています。臭いは風向きによって左右されますから『風向き』を特に注意しています。なので、動物園の臭いがするような時にはかなり緊張して鈴や爆竹、声を出したりしますね。あとは彼らに異臭を感じさせる為にヘビ花火や煙球を焚いたりして私の存在を知らせてます。別な使い方として、ヘビ花火や煙球はハチにも凄く効果があって良いですよ。
まあ、何度も書きますが、交通事故の方が確率的に絶対危険だと思っています。
こちらはそういうサイトがなくて、
地図を探すのが大変です。
まあ、私の探検(?)は往復2時間くらいの
ささやかなものですが。
2万5千の地図を見ると想像が膨らみますね。
1985年8月12日夕刻、小生は自宅(神奈川県)で庭仕事をしていて、上空を通過する見慣れないジャンボ機を見上げていました。通常は民間機の航路ではないので、気になってニュースを見ると日航機が行方不明とのこと。まさに御巣高尾根に墜落する少し前のジャンボ機だったのです。本当に胸が痛む大事故でした。
>水中撮影中に釣り人が来ても禁漁河川なら一応?堂々と撮影しても私の方に優先権?があるので良いと思ったんです。
なるほど!そうゆう事でしたか!
それなら間違いなく、黒ウサギさんが優先ですね(笑)
釣り人のいるところで撮影するわけにもいきませんのもね。
熊については黒ウサギさんがおっしゃるように、交通事故の方が危険だと思います。実際、ニアミスなら何度もありましたが、"モロはち合わせ"というのは鹿だけです(笑)
こちらが気を付けていれば、そう簡単に出会うものでもないですし。。と何だかんだビビリつつも、結局は行ってしまうんですけどね!辞めろと言う方が無理な話ですから。
>ヘビ花火や煙球はハチにも凄く効果があって良いですよ。
コレは初耳です!早速、明日ホーマックへ買いに行って来ます。
そちらでは地図のサイトがないのですか?それは不便ですよね〜
私は暇さえあれば地図を見ています。
そう、毎日少なくとも10分は見ているかもしれません。
見てるとだんだん地形が立体的になってきて、
ドンドン想像が膨らんでくるのが楽しいんです。
その上、今回のように謎の地名などを見つけるのも楽しみの一つです。
島牧にある黄金の滝が、北海道にある3つの黄金の滝の一つですね。
やっぱり黄金と言うからには黄金伝説がなければ始まりませんよね〜
滝は日本人にとってある意味、霊場でもあるわけでして、
それなりの怪談話というか恐い伝説もありますね。
23年前の8月12日、ジェベリストXCさんが見たジャンボは、
あの123便だったのですか!!
それはなんとも言えない気持ちだったでしょう・・・
ジェベリストXCさんが見あげた空の上では、
これから恐ろしい大惨事が待っていたわけですから・・・
本当に心が痛む思い出ですね。
前にもどこかで書いたと思いますが、人間はこの世で一番偉いというおごりがあると思います。交通事故は人間同士の事故なので、ある意味仕方が無い。でも、クマの事故は人間より下等な生き物が、高等な生き物である人間に危害を加える事に納得していないと思うのです。だからちょっとクマが出ただけでも大騒ぎ。人に怪我をさせでもしたら、鉄砲かついだおじさん達が寄ってたかって撃ちまくり、クマは間違いなく死刑です。クマは人間に遭いたくないのが大前提にもかかわらずですよ。野山に入る人間がちゃんと注意をはらえば、遭ったとしても最悪の事態は免れると思います。(1/1000ぐらいの確立で人間を無意味に襲うクマがいますがね)
私は五稜郭のど真ん中で仕事をしていますが、帰りが深夜になる時、野山の何倍も恐ろしい思いをした経験がありますね。