今から23年前、上ノ国町には『黄金の滝』という名の滝があり、昔、砂金を運ぶ際、誤ってこの黄金の滝に落としたという話を友人がしていた。そして、黄金の滝のある石崎川は砂金が取れており、黄金の滝のそばにある黄金山では金を掘っていた跡の穴がたくさん残っているらしとの事。
そんなわけで、友人三人で上ノ国町にある『黄金の滝』と『黄金山』探索に行きました。結局、金など見つけられるはずもなく無駄足に終わりましたが、国道から約18km奥地にある『黄金の滝』は深山幽谷、まさに仙人が住んでいそうな素晴らしい場所でした。
そして現在『黄金の滝』を見たくなり四半世紀ぶりに再訪してみます。
黄金の滝へは石崎松前林道の石崎側の出口、ここから入ります。
途中、中外鉱山跡を通り過ぎますが・・・ちょっと寄り道しましょうか。
昭和40年頃に廃坑になった鉱山で、当時は人口1500人以上が住み学校、病院、郵便局などあり一つの町になっていましたが、現在は無人地区です。
鉱山跡
坑口跡
集会場でしょうかね。
学校と体育館跡
寄り道はこれぐらいにして、先に進みましょう。
まだ路面は舗装なんですが、もうプーさんの落し物があります。
第1ゲート到着。
国道から約6.5km地点にあるこのゲート、今日は開いていました。
このゲートの少し先からいよいよダートとなります。
約8km地点、石崎松前林道と黄金の滝に通じる二股林道の分岐到着。
石崎松前林道のゲート
いつものように、ここで林道走行の準備をしていたら一台のオフロード車がやって来た。山口ナンバーの方で、お話をしたら松前に抜けたいとの事。ゲートは閉まっているから通れませんが、まあゴメンナサイすれば?通る事はできるので、あまり教えたくなかったけど、せっかく山口から来たんだし迂回ルートやエスケープルートそして、これから先にあるゲートの数と場所などを教えちゃいました。
さて、私は一応入林箱のノートに記載するのが常なんですが・・・
ここの入林箱のノートは白紙です。
それでも一応書いておきましょうね。
さあ黄金の滝へ向けて出発です。
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2008年09月15日
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この鉱山跡集落は石崎側のゲートのところですよね。前に通った時にどうしてこんな所に集落があって生活していたのか不思議に思っていました。
坑口が興味深いですね。
この先のお話楽しみですが、病院のPCで拝見します。励ましありがとうございました。
今は病院にもPCがあるんですね〜
写真は少ししかアップしていませんが、民家跡や鉱石を沈殿させる為に使ったような池の跡、その他沢山の廃墟がありました。八雲の鉛川鉱山同様、見るとキリがありませんでした。
入院生活大変でしょうけど、応援しています。
早く良くなって、またホルンを吹いて下さいね。
とっても屈強そうなゲートですが、脇が甘かったのでしょうか?
私は今日、小平〜苫前〜羽幌〜遠別〜天塩と走ってきましたが、苫前の羆事件現場に行く時間がとれませんでした。次回に寄ってみようと思っています。
こちらへおいでになることは殆んどないでしょうけど、
このゲート右が甘いんです。
この先にもこんなゲートがあって、そこは左、お次右が甘いんです。
その先は道路が決壊して石崎松前林道は通行不能ですが、
大鴨津林道を使えば大千軒岳登山口へ行けるんです。
つまり石崎松前林道、石崎⇔松前が通行可能なんです。
でも、一応?ダメですけどね(汗)
こんばんは
遠征先(仕事)から帰還しました。
6月に石崎ー松前間走行しましたが、この時は全くの無防備でして。
こりゃあ〜何か(武器?)持たなければヤバいと悟り‥ココに辿り着いた次第であります。
お蔭様で熊よけスプレー買うきっかけになりました(笑)
黄金の滝‥あの小屋から左に行かれるのですね。
この後のレポが楽しみです♪
多分見てないとは思いますが、廃バスの脇にあるウンチはボクのだったりして(笑;)
この石崎の鉱山の先は、20年ほど前(ハンターになりたての頃)に良くカモ猟で連れて行ってもらいました。
何処から熊さんが出るか分らないので、スラグ・散弾・散弾の順に弾を込めて、師匠の後をへっぴり腰で付いて歩いていました。
石崎といえば、誰も来ない釣堀が有って、その池にはカモが沢山居たけど、犬を放し飼いにしている爺様が居てよくどなられていました。
今では、もうそっちへ行くことも無いので、懐かしく写真を拝見しています。
ありがとう、黒ウサギさん。
沈殿池や誰もいない釣堀・・・ありますね。
今回は山奥に入るほどにクマの気配を感じられなかったです。
手前の舗装路に落し物があったので先が思いやられましたが、
奥地は全然気配なしです。
途中、ウ○チの臭いがプンプンしたけど、
そのウ○チのそばには白い紙が置かれていましたね。
今から2年前、moriさんが走ったコースを後ろに妻を乗せて走った事があります。
それ以来、妻は林道嫌いになったのは言うまでもありません。
なにせ大鴨津林道は廃道寸前だったし、クマの落し物だらけでしたからね。
廃バスのmoriさんの落し物もクマがクンクン臭いを嗅いでいたかもしれませんよ(笑)