野暮用もないしチョット野山に出かけようと思ったけど、そうすると妻がお留守番となるわけで少し考えた。妥協点として、八雲町にあるスイス料理の専門店『アルポン』へ行き、妻にはお昼ご飯、私は八雲町の野山と遊楽部川を遡るシャケ見物、そして帰り道は大沼公園の紅葉狩りという事でツーリングに行くことにしました。
まずは国道5号線を北上し八雲町を目指します。
今年の紅葉はあまり綺麗ではないと先日も書きましたが、国道5号線沿いの紅葉もくすんだ感じで写真を撮るほどでもないのでパス。
一時間ちょっと走り八雲町へ到着。
町内に入る前に国道を左折し八雲町育成牧場あたりの道を走ってみます。
この界隈の道はその昔立派な?林道でクマも沢山出たものでしたが、現在はすべて舗装され、牧場もしくは畑となっています。この先にトコタンの森っていう可愛い名前の森があります。お金をかけて整備した割には誰も来ない
何度かこの森を訪れたことがありますが、近くに家畜達の供養施設があって、そこを通りたくないので通過。まあ、トコタンの森自体は静かで良い所なんですよ。
八雲町育成牧場が近づいてくると牛が多くなる。
柵の近くに牛が居たのでバイクを止めて見てみた・・・
牛の方が私達を見ている・・・
一応、育成牧場展望台へも寄ってみました。
案の定、牧場関係者以外誰もいなかった・・・
ここは標高250mほどあるので噴火湾も一望できてなかなか良い場所です。
育成牧場を下り、遊楽部川を目指します。
15分ほどで遊楽部川到着。
遊楽部川の橋の上から鮭をみて見ましょうか・・・
鮭が沢山遡ってる・・・
昔はちょっとだけ捕まえたものですが・・・今はしませんよ。
ドライブ中の車も止まって鮭見学をしていました。
お昼も回ったし、お次はスイス料理のお店『アルポン』へ行きましょう。
人気blogランキングへ
>お金をかけて整備した割には誰も来ない森
確かに無駄の中の無駄だと思いますけど。出来れば、こんな無駄なモノ作らない方が良いと思いますけど(トコタンってアイヌ語ですかね〜)。一人だけお金をかけた施設に居るのって、もの凄く贅沢ですもんね。
遊楽部川の橋の上から見えるお魚さんは“鮭”なんですね!!
うちの近所を流れている川の橋の上から見える魚は“ボラ”です^^;
あの、何でも食べるので、あまり食用にはならない“ボラ”さんたち。なんかえらい違いですね。
でも、一度、職場の人がさばいた魚を
「食べてみて」
と言うので食べると、なかなか歯ごたえがあって、とっても“鯛”に似ていたんですよね。その人が、
「何の魚か解るか?」
って聞くので、「鯛ですか!?」
と言うと、その人はニヤリと笑って、
「ボラ」
「え〜っ。これがボラ!!」
(それまで食べた事が無かったので)
臭みも無いし、多分、「鯛です」と言われて出されたら解らないと思います。
いざ、食糧難になったら、多分“ボラ釣り”に行くと思います。黒ウサギさんは“鮭釣り”ですね。
さて、スイス料理のお店『アルポン』楽しみですね。
北海道の風土に合っている気がします。スイス料理って。どんなメニューなんでしょうかね。
トコタンってアイヌ語のト・コタンだと思います。
トは日中とか昼間、コタンは集落や集まりなので直訳すると昼間の集会場って感じでしょうかね。
どうしてこんな森を作ったかわかりませんが、どうせ私や阿頼王の想像通りの経緯だとおもいます。
それでも私にとっては誰もいない整備された森っていうのもいいものです。
ただ、整備されて誰もいないって結構不気味だったりもするんですよ。
昔のこの場所を知っているだけにね。
この辺りは昔昔、熊の巣のような場所で絶対に行くなと言われたところなものですから・・・
ボラは美味しいですよ。
北海道ではもっと美味しい魚があるので滅多に食べる事はありませんが、『オボコ・イナッコ・トド』といろんな呼ばれ方をする出世魚だったりしますしね。
骨がうるさいのが食べない一番の原因でしょう。
お刺身なんか最高ですが、作る気にはなれません。
自分も秋に眺めたことがあります。
今年は鮭の回帰が少なくて不漁が続いているそうですが、遡上も例年より少なかったのでしょうか?
かなり以前に、支流のセイヨウベツ川をひとりで釣り上がったことがありました。羆が多そうなところだったので、ビビリながら歩いていたことを思い出しました。釣果はチビヤマメ1匹でしたね(^^)。
遊楽部川をご存知なんですね。
セイヨウベツ川は本流に近い川なので今はさっぱり釣れなくなりました。
私が子供の頃には一つの瀞場で必ず2〜3匹は釣れたものですがね。
車の発達と共に釣果も減りだして、今から20年前頃にジェベリスト777さんのような釣果の川になりました。
自分はルアーなので水量が少なく、腕が悪いせいもあり、釣れませんでしたが、友人はオショロコマをフライで沢山釣り上げていましたね(^^)。
金曜日の予報が雨に変わったので、明朝出発します(^^)。天候が少し心配です。
フライとルアーはどっちが釣れるとはいえませんが、片方が釣れると片方が坊主って事はよくありますね。
これを書き込んでいる今頃は山中でしょうね。
秘境のリポート楽しみにしています。
帰還は17日夕方でしょうか?