昨日は雪が降る予報だったのに雪がちらついた程度で積もらなかった。慌ててメイトのタイヤ交換した上、22時に仕事から帰って車のタイヤまで交換したんです。
雪が降らないのは良かったけど、ちょっと肩透かしを食らってしまいました。予報だと雪が積もるのはもう少し先みたいですから、メイトの雪道用整備をじっくりできそうです。
そうそう、昨日書いたメイトを雪道仕様にする変更点3ヶ所の3番目、キャブレターのエアスクリューについて、名無しさんから質問のメールが来ました。
この場でお返事しておきます。
(あくまでも私の独断の回答ですからね)
冬は空気が冷たいので夏場より空気の密度が高くなります。
ですからキャブレター内の空気とガソリンの混合比が変わり、夏場のままだと空気の方が少し多くなるんです。何もしなくても大丈夫といえば大丈夫ですが、一応念のためにエアスクリューを少し閉めて、夏場に近い混合比にし、プラグの焼け過ぎ対策と始動性向上が狙いなんです。
ちなみに冬場にバイクに乗る人で、始動性が悪いと言ってすぐに柔らかいオイルにしたがる人がいますけど、経験上、冬は寒いから小排気量車の始動性が悪いのは仕方が無いし、エンジンが暖まってしまえば夏用のオイルでも何の問題も無いです。(10W−30とか10W−40程度なら)まあ、−15℃とか−20℃の道を一日中走るのなら別ですが・・・
それよりもやっぱりキャブレターの方が大切だと思います。(ちなみに真冬に走る郵政カブにはアイシング防止の為キャブヒーターが付いてたりします)
それから冬はスピードが出なくなるとの事ですが、これも仕方ないんです。雪道を走る時の雪の抵抗はかなりのもののようで、何となく自分流に計算した事ありますが、速度の二乗以上の抵抗だと思われます。あとはタイヤがスパイクになった事による抵抗の増加とタイヤの重量増加でしょう。このためバネ下重量が増加し、非力なメイトクラスのバイクにはかなりの抵抗があるようです。簡単に言うと、夏場より時速5〜10km遅くなるって感じでしょうか。
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2008年11月09日
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ためになりました〜〜〜〜
お互い雪道走行頑張りましょう〜〜〜♪
やっぱりそうでしょう。
夏場ばかり走る人は色々考えているみたいです。
結局は人間と同じで寒いと動きが鈍くなるって事でしょうね。
動き回れば冬でも暑いですから、バイクも一緒ですね。
う〜ん アイシングかどうかよく分かりませんが、真冬や寒い時期に長距離を走るときは断熱材(グラスウールね)の切れ端をキャブに巻いてアルミテープか配管保温材を止める銀のガムテープで巻くとその現象を抑えられますよ。昔、真冬にツーリングした時は、ホッカイロでキャブを包んでから銀テープを巻きました。
これは無敵(約6〜8時間)でしたね。
次回のツーリングで試してみたいと思います。
ジェベリスト仲間のYさんの話ですと、KLXは冷却水を使ってキャブを保温する構造のようです。
SUZUKIは寒冷地での使用を考慮してくれてないみたいですね(++;
参考になれば幸いです。
不思議なもので、メイトで氷点下の温度を走ってもアイシングを起こしたりしませんが、以前乗っていたAX−1は+3℃で起こしていました。ガソリンが気化する時の気化熱がアイシングの原因ですから、沢山気化させる全開走行時に多く見られるようです。そういう意味では、真冬にトコトコ走行するメイトやカブはアイシングを起こしづらいかも知れませんね。後は水抜き剤をマメに入れるのも大切みたいです。