2009年03月02日
旧イギリス領事館リニューアル2
ここが一番リニューアルされていた。
函館とイギリス領事館などの簡単な歴史を紹介するパネルが飾られています。
そして函館の現在と過去のスライドショーを見る装置もあった。
これは、昔の町並みのジオラマとビデオの画像を重ねて上映し、当時の出来事を分かりやすく紹介していました。
順路に従って2階から1階へ降ります。
1階へ通じる廊下からはこんな物が見えた。
1階部分の床がカーペットになっていて、当時の地図の柄になっています。
歩くことも出来ますが、地図が痛みそうなので歩く人は殆どいなかった。
1階に下りると、なにやら変な覗き穴が・・・
なるほど、ここから顔を出して記念撮影するわけね。
観光地にある、いわゆる“それ”であります。
丁寧にカメラを入れる穴が開いていて、そこから写せるようになっていた。
ここまでの部分が今回無料の部分で、あとは常時無料の土産物屋と喫茶店があります。
外も一応見てみましょう。
6月下旬、薔薇の季節には綺麗な薔薇のトンネルになるここも今は閑散としています。
今回、初めて冬の旧イギリス領事館を訪れましたが、冬は冬で良いものでした。
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我が家で中を拝見した事があるのは母だけで、僕は観た事がなかったんですが、やはりちょっとお洒落な雰囲気ですね。
こんな家に住んでみたいです(笑)
いや〜、でも掃除がメンドクサイですね…。
ふだん函館に住んでいると、「函館ってなんもないな」って思いますが、
こうやってみると、結構見るところいっぱいあるんですよね。
なんだかんだ言って、それなりに歴史のある町ですからね。
いつも函館を色々と探検してみようと思ってはいるのですが、
やっぱり街中よりも、人がいない山や川のほうが魅力的ですね(笑)
でも、こうゆう建物とか歴史みたいな物はとても好きなので、
一度は市内観光とかしてみたいと思っています。
廊下がトンネルみたいにアールが付いていますね。
こちらで言えば“異人館”みたいな感じですけど、良い観光名所になれば良いですね。
大使館や領事館って、表の顔は親善施設ですけど、裏の顔は『その国の情報収集』や場合によっては『情報操作』ですからね(所謂“スパイ”)。双眼鏡で市内を覗いている領事さん(?)の像は、そう言う意味では、別に「景色を楽しんでる」訳でもないし「観光」している訳でも無く、ちゃんとしたお仕事をされている訳ですね。当然、本当なら『治外法権』で、新しい領事館が出来たから、土地を返還されたのでしょうね。そう言う眼で見ると、もっと面白いモノが見えて来そうな気がします。
今までも良い建物でしたが、リニューアルされて更に良くなりましたよ。
一度は入ってみる価値はあると思います。
7月初旬のバラの季節が良いと思いますね。
もちろんデジイチ持参で・・・
最近、箱館関係の歴史書を読んでいるので、このイギリス領事館の役割もそれなりに分かりながら見ていました。時代背景が分かるとさらに面白かったりします。
函館は北海道ながら本州の文化や外国の文化が早くから入っていますよね。
ですから沢山の名所旧跡がありますね。
本当に再発見が多いですから、是非お勧めします。
この旧イギリス領事館は昭和9年に返還されました。
出来たのは大正時代なので、実際領事館として使われたのは20年ほどなんです。
昭和9年といえば、日本とイギリスの仲の良い頃です。
その後、第二次世界大戦の暗雲が漂ってきますからね。
関係ありませんが、この建物は市の委託を受けて住宅施設公社というところで管理しています。別にリニューアルしなくても良いと思うような建物でもありますが、このところ住宅施設公社の管理物件が軒並みリニューアル工事中でして、影で何かが動いてるのかもと、勘ぐりを入れたくもなるんですよ。