2009年05月10日
春の赤沼偵察2
渡河地点からは1kmほどで赤沼となります。
林道脇の残雪が多く見られ、四輪車の轍が少ないところを見ると、あまり車も来ていないみたい。
嫌な予感・・・
もすぐ分岐が現れるはすで、左側が赤沼、右が赤沼の参道手前の道、つまり桔梗方向へ出る林道です。
あらら・・・やっぱり残雪がありました。
赤沼方向は深い残雪の為、無理でしょう。
となれば、右側の林道を走って赤沼参道へ行き、振り出しに戻るか?
雪道の上り坂だし、行けるとは思えないけど一応チャレンジしてみた・・・
見事にスタック・・・
それでも、この先に雪が無ければ行けそうな気がするので徒歩で偵察してみます。
その先も、まだ残雪があって無理みたい。
またあの川を渡河しろってか・・・やだねぇ〜
とはいえ、仕方ないので戻ります。
渡河地点到着・・・さっきと同じ方法で渡河しようと思います。ところが、こっち側からだとラインが悪い。長年バイクの乗っていると渡たれるか渡れないかってのが分かってしまうものですからね。足を濡らさずに渡れる確立は10%も無いと思われます。
スタンディングで行けば両足べしょべしょだし・・・
行ってみますか・・・
また両足上げて渡河開始・・・
やっぱりダメだった・・・左足全没であります。
足が濡れてしまえば開き直って、これからは濡れても苦になりません。子供がケンカして泣くと強くなるのと同じ事?です。
このルートでは赤沼へ行けないのが分かりましたから、最初の赤沼参道へ戻ってダメ元覚悟で行ってみましょう。
赤沼参道へ戻り、ここから約5km先の赤沼を目指します。
前回は真冬だったからこんな景色だったけど、今は雪が(今のところ)ありません。
分岐到着、ここは廃道状態になった直進ルートが正解です。
この道は、いつもヌタヌタなんです。
30mも走らないうちにバイクは泥だらけ、オマケに林道には折れた枝が道を塞いでいます。
要するに、今期は誰もこの道を使っていないということでしょうね。
TWを停めて落ちた枝を除けていたらエンジン音が聞こえてきた。
後ろからAX−1に乗ったお兄さんがやってきます。
少しお話をしてみたら、桔梗方向から林道に入って赤川(中野ダム)へ抜けるつもりが、間違ってこっちに来たそうです。せっかくだから「赤沼へご一緒しませんか?」と誘ってみたら、行くとの事。
久しぶりの二台走行なのでちょっと緊張・・・いつも自分のペースで走っているから後ろを気にしながら走るのに慣れていません。
と、思ったら・・・また林道を倒木が邪魔をしていた。
AX-1のお兄さんの手をわずらわせるまでも無く、私が撤去。
そして10mも走らないうちに今度はかなりの泥濘地走行。
TWでは難無く走破してもAX-1には少しキツイ。いえね、私はTWに乗る前はAX−1に乗っていたんです。ですからこういった道がAX−1の一番苦手な状況なのが良くわかる。なにせ低速トルクなくて、半クラを多用しないと泥濘地は走られなかった。それって楽しくもなんとも無くて、あるのは苦痛だけだった。
案の定、AX-1のお兄さん「引き返します」って・・・
一緒に走ったのは、ほんの100m程度でした。赤川へ抜けるつもりが、赤沼参道のこんな廃道同然の道なら、そりゃ帰るわ・・・
という事で、また一人での赤沼参道走行となりました。
そこから約500mも進んだ頃に決定的な倒木が現れた。
今回は林道の純正装備であるノコギリを忘れたんです。
ノコギリがあれば、まだ残雪も無いし走行可能なんですが、これ以上の前進は無理。
AX-1のお兄さん同様、私も撤退・・・次回はノコギリ持参で来れば大丈夫でしょう。
今日は偵察という事で、これにて終了でした。
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写真を見て思ったのは、いっぱい分岐があるんですね。
色々散策したいと思いましたが、方向音痴な自分には道に迷いそうです。。
それにしても、時期的なものもあるのかなと思いますけど、こんな山奥なのに結構人を見かけるんですね〜
あと二週間は山菜採りの人達の車が多いとおもいます。
ちなみに今回は10台以上の車に会いました。
プーさんなどよりよっぽど交通事故の方が注意が必要だと思います。
それにイタドリなどもまだ成長していませんから見通しがききますので通るならお勧めの時期です。
私も行くのはもう少し我慢することにします。
昨年のこの時期はもうアヤメ湿原近くまで行けたんですが、
今年は4月に降ったなごりでしょうかね。
アヤメ湿原方向は雪が無いと思います。
赤川方向は北側になるので名残雪があったのでしょうね。
アヤメ湿原の手前辺りにも北向きの場所がありますから、
そこは残雪があるかもしれませんが・・・
そのまま万畳敷横を通って大船林道に出られるのは5月中旬でしょうね。