今日は戦場に現れた幽霊飛行機のお話。
第二次大戦中のヨーロッパ戦線、ドイツ空軍とイギリス空軍が戦っていたある夜の出来事。
イングランド上空へ進入するドイツ空軍の爆撃機を警戒し、哨戒飛行中の英空軍ハリケーン戦闘機の一機が、敵機らしき機影を発見し追尾しました。
英軍パイロットがよく見ると、その機体は鉄十字が描かれており、紛れもなくドイツ機だった。ところがその機体の塗装は鮮やかな赤一色で、翼は三枚もあったそうです。そして垂直尾翼は半円形。
飛行機マニアなら、もうお分かりだと思いますが、この機体は第一次大戦当時のフォッカー三葉機であります。しかもその機体は、かの撃墜王レッドバロン(バイク屋じゃありません)リヒトホーヘンの愛機だった。
速度はハリケーン戦闘機の方がはるかに速いにもかかわらず、追いつけない。そしてリヒトホーヘンの機体は雲間に消えて行ったそうです。
基地に帰投した英軍パイロットが、他のパイロットから笑われるのを承知で、その出来事を報告すると、なんと他のパイロットの大半が同じような経験をしていた。
このような記録は沢山あるようで、ドイツ側の記録にも登場しています。その記録によると、メッサーシュミット(ドイツの戦闘機)がハリケーン戦闘機に攻撃をかけた際、一機のフォッカー三葉機が現れて、メッサーシュミットよりも速いスピードで英軍機の中へ突入・・・そして消えた。
英軍機にも幽霊戦闘機はあったそうで、ドイツ爆撃機の編隊へ攻撃をかける英軍戦闘機の真ん中に、突如第一次大戦の英軍機SE−5Aが現れ、機銃を発射しながらドイツ爆撃機へ突入し、そのSE−5Aを避けようとドイツ爆撃機は急旋回中にSE−5Aは消滅。
その機体を目撃した英軍パイロットの話だと、SE−5Aの塗装やマーク、そしてパイロットの首に巻かれていたスカーフの色まで一致していたというから驚きです。
信じる信じないは別として、記録にはしっかり残されているそうです。
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2009年07月17日
この記事へのトラックバック
失礼ながら、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://sirube-note.com/pilot/
もしよろしければ、こちらのページから相互リンク登録していただけましたら幸いです。
http://sirube-note.com/pilot/link/register/
今後ともよろしくお願い致します。
lbvtqguZ
ご訪問ありがとうございます。
すいません。
リンクについては、私の方からはリンクしません。
他にもリンクしたい方々が沢山いるのですが、
いまだリンクしていない状況なので・・・
(現エアーセントラル)の機材を思い出します。
メッサーシュミットも懐かしい響きですね。
プラモデルで作ったことがあります。
幽霊話、
こういうお話はディスカバリーチャンネルみたいで好きです。
NCVでも見れますか?
そのHPを見るだけでも楽しいですが・・・
その手の番組はよく見ているつもりですが、知りませんでした。
なかなか不気味ですねえ・・・
鳥肌立ってます。
UFOはパイロットは民間・軍ともよく見るそうですね。
くま吉さんには同じフォッカーでも違う印象なんですね。
メッサーシュミット、スピットファイア、そしてハリケーン。
今ね、バトルオブブリテンに登場した飛行機の戦記物を暇な時に少しずつ読んでいる私であります。
ネットで実機の写真を見ると、今更ながら思うのはプラモと同じって事でした。
戦記物ではこういう幽霊話はタブーみたいです。
軍艦は戦闘すれば必ずといっていいほど死傷者が出ます。その場所を修理してまた実戦に参加するんですから、お化けが出るとかって噂は無視(知らん振り)するようです。
ちなみに我が家はNCVですが、ネット接続のみでテレビは見ていないので分かりませんね。
二兎を追う男さんへ
こういう怪談話は数多くあるようです。
そりゃそうでしょうね。
戦争中は、毎日何百何千という人の命が奪われているわけですから・・・
そう考えると、ユダヤ人収容所(アウシュビッツとか)など、どれほどの怪談話があるか分かりませんね。
でも、ほとんど耳にしないところをみると、これももみ消しているのか、タブーになっているのではないでしょうか。
“武器”が“高性能・自動化”すると、“伝説”の余地もなくなります。
なんか松本零二が描きそうな話ですね。
実際いろんな文献を読むと途方もない数の怪異現象が戦中戦後に起きているようです。たとえば、有名なノルマンディー上陸作戦の激戦地オマハビーチでは、今でも怪異現象が起きているし、他の地区でも同様な怪異があるそうです。
日本でも戦国武将の霊の話などを耳にしますから、同じよな事なのでしょうね。
男おいどん(古)・・・松本零士ですね。