同僚は羆嵐を読んだ事がないそうなので、数日後に貸してあげました。
そしたらお返しに『シャトゥーン・ヒグマの森』(増田 俊也原作・奥谷 通教著)なる本を貸してもらった。
シャトゥーンとは「穴持たず」という意味で、冬篭りし損なった羆が人間を襲うというお話。
羆嵐同様、羆が人間を殺しまくるお話ですが、フィクションだけに現実感がなかったかな?
とはいえ、熊嵐だってフィクションと言われれば、現実感はなさそうだから潜入感なのかも知れません。
残念ながら吉村昭氏の羆嵐とは比べるべきものはありませんでしたが、これはこれで面白い。
吉村昭氏の『羆嵐』が高級会席料理だとすると『シャトゥーン―ヒグマの森』は、食堂のあんかけ焼きそばって感じ。
それはそれで美味しいでしょ?
人間と羆の死闘を描いたB級
また、小説の中では環境保護問題にも目を向けており、それなりに読める内容です。
あんかけ焼きそば好きには、お勧めの一冊です。
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愛媛の動物園ででしたが・・
あんなのが襲ってきたらひとたまりも無いでしょうなぁ。。
そういえば今年の冬は林道日記がほとんど無いですね〜
赤川林道とか大船林道とか行く予定は無いのでしょうか?
そうですか・・・愛媛の動物園でね。
大きかったでしょう?
頭も手も太くて・・・よく見ると爪が想像以上に大きいので驚かされます。
今年は雪が多いので林道へは行かない・・・
って言うか、行けない状態なんですよ。
それに、ここ数年ご無沙汰してた艦船ヲタクが目覚めましてね。
ネタにはしてませんけど、暇のある時はHP作りと合わせてやってました。
小説ではないけど昔[リメインズ]と言う羆と対峙するマタギの映画あったなぁ〜本物使っていて結構ビッた…今みたら稚拙な部分あるのかもしれませんが…
現場を此の目で見ましたが・・・・
「当時の状況でしたら・・逃げ場が無い状態だったので・・・アウトだったのでしようね」
小屋だって 回りも屋根も 茅葺きですよ??
「当時の状態で残っている・・・・」
観光化もしているが??・・・・
只 少し離れた場所に 人が何人か入れる場所が有って・・・
そこで 難を逃れた人が 居たみたいでしたね・・
俗に言う 横穴避難所みたいでした。。
入り口は 勿論 熊は入れませんの大きさでしたよ・・・
当時あの場所は・・・
何時熊さんが出てもおかしく無い場所でしょう・
私は 本は読んだ事は有りませんが・・・
羆嵐は実話なんですもんねえ・・
実話というと、ここで教えていただいた羆嵐と、八つ墓村の素材になったという津山の三十人殺しがインパクトがありました。
オリザさんの記事を見た時は驚きました。
同年代で世界一周しようとするんですからね。
でも、大丈夫だべか?ってのが本音でしたよ。
数年後、無事帰還してもう一度驚きました。
リメインズ・羆嵐が原作なら分かります。
国内最大の羆事件ですからね。
あの場所は新たに作られた場所だそうで、その奥に本当の現場があるそうです。当時は藁葺きの小屋での生活でしたから、羆が襲おうと思えば簡単でしょうね。
そんな当時の開拓民の苦労の一遍が羆嵐ですから、是非一度読んで見てください。
ちなみに当時の羆の生息数は概算で5500頭以上だそうで
現在は2000頭程度と言われています。
フィクションなので、やっぱり真実味がないんです。
ただ、羆の能力はそのまま表現されているような気がしましたね。
一咬みで人間の腕が取れてしまうとか・・・
実際、羆に人間が叩かれたらメロン一個分の肉を取られるそうですから。
八墓村の題材になった事件は、当時映画公開と同じ頃読みました。
今更ながら、羆より怖いのは人間だなって思います。
先日、池ノ岱山で、穴持たず?の足跡を目撃しました。この厳冬期には初めての経験です。
吉村昭氏の作品はドキュメンタリータッチであり
綿密な下調べの上で作品を書かれていますから読む者に深い感動を与えますね。
羆嵐同様、私は漂流という作品も好きです。
これぞ日本のロビンソンクルーソーはたまた15少年漂流記だと思います。
しかも実話というのが、また素晴らしい作品にしていると思いました。
去年、一昨年と大船松倉林道界隈も羆の足跡を近くに住む方が目撃していたと聞きました。
これは雪が少ない為、冬ごもりの穴からちょっとお散歩だと思っていたんです。
今年は雪が多いのに足跡があるとは・・・
これはお散歩?穴持たず?どうなのでしょうね。
もう読んじゃったんですか。
ねっ、焼きそばだけど美味しかったでしょう?
羆に襲われるシーンは恐ろしかったですね。
散弾とライフルの話は「ほうほう」という感じで
興味深く読みました。
確かに美味しいです(焼きそば風味)。
吉村昭氏の本・・・
「熊嵐」「熊射ち」「蜜蜂乱舞」「高熱随道」
「深海の使者」
時間を忘れて読めますね。
散弾は友人が猟をやっていたので破壊力をある程度知っていました。
20m離れたカモに命中しても数センチしか体にめり込んでいませんでした。
秋のヒグマは5cm以上の脂肪を蓄えているので殆んど無力だって分かり、恐ろしくなりましたね。
吉村昭氏の本は私も殆んど読みましたが、どれも調査が緻密で読み応えのある会席料理でしたね。
もちろん、焼きソバも美味しいです(笑)