何年もニッケル水素電池を使っていると、普通のアルカリ乾電池を買うのが勿体無くなり、出張で地方へ行った際に電池切れを起こした時、思わず(高いけど)ニッケル水素電池を買ってしまうんです。通常、6本もあれば充電しながら使えるのだが、いつの間にか14本に増えています。
種類にして4種類。どれが高性能かといえば、やっぱり容量(mAh)の多い電池が一番長持ちする気がするけど、意外とそうでも無い事に気が付いた。

写真を見ると分かりますが、ニッケル水素電池には電池の容量(mAh)が記載されています。普通の乾電池は、使う電流によって容量が変わってしまうから容量が表示されていません。すなわち、電流が少ないほど大容量で、電流が大きいと電気の容量が少なくなる。
ところが、ニッケル水素電池等は電流に関係なく一定の容量で使用出来るそうです。エネループ(画像上)やエルボタ(画像下2つ)は容量は、ハイドロパワー(2300mAh)より少さいですが自己放電が少ないそうで、髭剃りなどのように一定期間使うような使用目的だと2300mAhなどより長持ちする事がある。その点、GPSみたいに充電してから2〜3日で使い切るでのあれば高容量の物が良いみたい。
それから『メモリー効果』ってのも忘れちゃいけません。
ニッケル水素電池の場合、電池を使い切らないままに継ぎ足しで充電を続けると、本来の容量を発揮できなくなる現象が起きてしまいます。つまり、途中で充電する事によって、規格以下の容量を自らの容量として記憶してしまう現象がメモリー効果です。
この欠点、今は大分改善されたみたいだけど、やっぱり継ぎ足し充電の電池は容量が少なくなった気がする。そして、メモリー効果を起こして容量の少なくなった電池を回復させるには、電池の放電が有効です。
一番の方法は放電機能を持っている充電器に入れて、放電用スイッチを押す事。
私の充電器には放電機能がないから、GPSに入れて電源をONのままにしておくか、電池式髭剃りに使って動きが遅くなったら放電OKのサインとしています。この時注意するのは、放電はある一定のところ(電圧1.0V付近)で止めないと電池を痛めてしまう事。
懐中電灯などに入れて明かりが点かなくなるまでONにしちゃダメって事です。
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今のは自己放電がなくなって長持ちするようになったのは助かります。
>電池を使い切らないままに継ぎ足しで充電を続けると、本来の容量を発揮できなくなる現象が起きてしまいます。
上記は初めて知りました。今度、GPSの電源を入れっぱなしにして放電してから充電するようにします。
携帯電話も同じようなことが言われていますが、これも同じ理屈なのでしょうか?
数年前まで私のデジカメは単三電池が電源でしたから
充電→空っぽ→充電→空っぽの繰り返しでした。
電池が増えて、デジカメもバッテリー式になり、GPSや懐中電灯のみでの使用になると電池の容量が少なくなってくる事に気づきました。
それで、思いだしたのがメモリー現象です。
ニッケル水素電池がこの効果が大きいようで、携帯電話に使われているリチウムイオン電池は理論上メモリー効果はほとんど生じないと言われています。
その代わり満充電状態で保存すると電池の劣化は急激に進行するらしいです。
言いかえれば、充電しすぎは良くないって事なのでしょうね。
どういうわけか充電タイプの電池で無いと、動かなかったりすぐ電池がなくなるんですよね・・。
エネループ自分も時計かリモコンに使った気がするのですが行方不明。。
未だに当時の電池と充電器を使用していますよ。
流石に購入時のようなパワーはなくなった気がしますが、バリバリ現役です!
今のエネループ等であれば、更に長い期間、初期状態を維持出来るでしょうね。
使い捨てと違って、ゴミを出さない訳ですから充電式電池はもっと普及しても良い気がするんですけどね。
以前は乾電池式のデジカメだったので、そりゃもう電池ばかり買ってました。
ある日、思いついたように充電式にしたら、それからやみつきになりましたね。
確かに私が買っていた100均のアルカリ電池はすぐになくなりました。
大分古い話になりますが、ミニ四駆で遊んでいる子供達は充電式の電池を使っていたし
メモリー効果も経験上知っていたのには驚いた記憶があります。
エネループやらエルボタは最高1500回使えるっていいますから
使い切るより失くする方が先かと思えるくらいです。
今、一番使っているニッケル水素電池は7年物ですがまだまだ普通に使っています。
最初は高いけど、完全に元を取ってお釣りがきています。